東日本大震災復興から生まれた大槌町(岩手県)の刺し子プロジェクトをブランドに。「SASHIKO GALS(サシコギャルズ)」が3月11日よりクラウドファンディングに挑戦

プレスリリース要約

株式会社MOONSHOTは、東日本大震災の復興支援プロジェクト「大槌刺し子」をブランド化し、クラウドファンディングサイトCAMPFIREで支援を募集する。13年目を迎えたプロジェクトは、街の過疎化や後継者不足に直面しており、新たなブランド”SASHIKO GALS”を立ち上げて活気づけることを目指す。プロジェクトリーダーの藤原新氏は、社会貢献を目指し2010年に起業し、東日本大震災後に大槌刺し子に参加。刺し子隊員は、刺し子作業の楽しさや癒し効果を語り、プロジェクトの成功を願っている。クラウドファンディングでは、様々なリターンが用意されており、支援者への特典も提供される。MOONSHOTは2012年に設立され、2016年からはメンズアパレルブランド【KUON(クオン)】を展開。また、日本の伝統をファッションで表現し、世界的な評価を受けている。

株式会社MOONSHOT(所在地:東京都台東区、代表:藤原新)は、東日本大震災の復興支援の一環として発足した「大槌刺し子」をブランド化させるため、クラウドファンディング”CAMPFIRE”に3月11日より挑戦。「SASHIKO GALS(サシコギャルズ)」として再始動します。

2011年3月11日、東日本を襲った大地震。岩手県沿岸南部に位置する小さな街、大槌町(おおつちちょう)も甚大な被害に見舞われました。同年6月、復興支援の一環として立ち上げられたのが、「大槌刺し子(旧、大槌復興刺し子プロジェクト)」です。

当初のメンバーは未経験者ばかりで、技術の習得からスタートしました。メンタルヘルス対策としても効果的な刺し子。実績と信頼を積み重ね、今では“日本屈指の刺し子職人集団”となりました。

13年目を迎え、街の過疎化、仕事の減少、転職者の続出、後継者不足などあらゆる問題に直面しています。

”復興からその先のモデルケース作り” ”刺し子の可能性を伸ばして継承” ”大槌町を活気づけ日本を元気にする”という3つのポイントを目標に、「SASHIKO GALS(サシコギャルズ)」を立ち上げます。

未来への展望として、今回のクラウドファンディングを成功させ、刺し子を地元の産業として定着。雇用を生み出し、活気あふれる街づくりに貢献したいと考えています。

<プロジェクトリーダー藤原新コメント>

「法律業界に身を置きながら、ファッションブランド「KUON(クオン)」を展開する「MOONSHOT(ムーンショット)」の代表も務めています。

二足の草鞋を履くきっかけになったのは、法律分野の仕事がきっかけでした。職業柄、悩みを抱えた人の相談に乗る機会が多く、改めて実感したことがあったんです

良いことをすると良いことが返ってきて、悪いことをすると悪いことがおきてしまう。

そう気がついた時、ソーシャルビジネスに興味が湧き、兼ねてから好きだったファッションと掛け合わせて、社会貢献をしたいと思うようになりました。2010年から準備を始めて、翌年の2月に32歳で起業。そして、その1ヶ月後に東日本大震災が起きたんです。

ボランティアではなく、ビジネスの力で継続的に力になりたい。と、南相馬市、南三陸町などのプロジェクトを経て、「大槌刺し子」に辿りつきました。

最初は自分がデザインしたアパレル商品の縫製をお願いしていましたが、当社のアパレル事業の拡大とともに徐々に仕事の幅が広がり、2016年からはファッションブランド「KUON(クオン)」の商品の一部製作をお願いしています。このプロジェクトに関わり続けて、今年で12年目です。

「SASHIKO GALS(サシコギャルズ)」の名前の由来は、刺し子隊のみなさんが集まると幸せなムードが広がるんです。持ち寄ったお菓子を食べながら、元気にワイワイガヤガヤ。楽しそうなその姿は、放課後に教室で盛り上がるギャルのようでした。現場のリアル感も名前に盛り込めますし、「これだっ!」と即決しました。 」

<刺し子隊員 黒澤さんコメント >

「刺し子を始めて13年目になります。こんなことも自分たちはできるんだ!とか、何でもやってみないとわからないもんだ!とか。刺し子をしていると、いろんな発見があって楽しいです。あとは、癒し効果もあると思っていて。集中しないと針目が歪んでしまうので、作業中は無心を貫いているんですよ。いろんなことを忘れられるから、良いリフレッシュになっています。

私はプロジェクトの運営にも携わっています。外部とのやり取りや、進行スケジュール管理など大変なこともありますが、どれもやりがいが大きい仕事です。特に、大口の発注の納品を無事に済ませたときの達成感と言ったら……(照)。サシコギャルズになれば、自分たちの意識も変わって、もっと成長できそうです。「KUON(クオン)」のブランド感と刺し子の根本は、古いものを大切に使い続けるという点で、とてもよく似ていると思います。大槌刺し子が街の活性化につながるように、最強のタッグでプロジェクトの成功を目指して頑張っていきたいです」

<リターン>

「サシコギャルズオリジナル 刺し子くるみ缶バッジ」…2,500円

「サシコギャルズオリジナル 刺し子お守りセット」…6,000円

「ぬいぐるみ刺し子カスタム」…35.000円

「スニーカー 刺し子カスタム」…55,000円

「洋服 刺し子カスタム(10時間分コース)」…50,000円

「洋服 刺し子カスタム(20時間分コース)」…100,000円

「洋服 刺し子カスタム(30時間分コース)」…150,000円

「刺し子ワークショップ オンライン開催」…4,000円

「刺し子ワークショップ 東京開催」…8,000円

「大槌町 刺し子体験ツアー & スニーカー 刺し子カスタム  セット」…200,000円

「会社ユニフォームへのオリジナル刺し子 & PR」…1,000,000円

CAMPFIRE URL

https://camp-fire.jp/projects/730292/preview?token=249hhyga&utm_campaign=cp_po_share_c_msg_projects_preview

Instagram

@sashiko_gals( https://www.instagram.com/sashiko_gals/?hl=ja

◯株式会社MOONSHOT(ムーンショット)について

株式会社MOONSHOT『デザインによる社会的課題の解決』を理念に、2012年に藤原新により設立。

2016年より『新しいものは古くなるけれど、美しいものはいつまでも美しい』をコンセプトとした、メンズアパレルブランド【KUON(クオン)】をスタート。日本の伝統を、今のファッションで表現し、ニューヨーク・ファッション・ウィークなどで発表し、世界的な評価を受ける。大槌刺し子とは2012年より継続して取り組みをしている。

引用元:PR TIMES

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