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働く女性の冬のボーナス平均は30.2万円! 前年より約1万円下がる結果に。 ボーナスの使い道は女性1位が「貯金」、男性1位が「生活費」/『女の転職type』が働く男女にアンケート【第80回】

プレスリリース要約

2023年の冬のボーナスに関する調査結果から、女性の平均ボーナスは30.2万円で、男性は年齢とともに上昇する一方、女性は横ばいであることが明らかになった。女性の不満足派は53.0%であり、男性の64.9%よりも低かった。女性の理想のボーナスは50〜99万円で、実際の支給平均額とのギャップは25万円あった。ボーナスの使い道では、女性が貯金を1位にし、男性は生活費を1位にしていた。また、男女間でのボーナス金額や使い道に大きな差があることが示された。

■調査結果抜粋

★働く女性の冬のボーナス平均は30.2万円

★男性は年齢とともにボーナス金額が上がるが、女性はほぼ横ばい

★ボーナスの金額、女性の不満足派は53.0%、男性の不満足派は64.9%

★ボーナスの使い道は女性1位が「貯金」、男性1位が「生活費」

【Q.1 2023年の冬のボーナスはいくらだった?】

※正社員・契約社員のみ

『女の転職type』会員(以降、女性と表記)に2023年冬のボーナスについて尋ねたところ、「0(なし)」が46.0%で最多となりました。2022年に支給がなかった人は37.6%だったので、ボーナスをもらえなかった人は8.4%増えています。支給された人の平均金額は30.2万円で、2022年の平均31.3万円と比較すると1万円ほど下がっています。

※2023年冬のボーナスの、性別・年代別比較

※女性:女の転職type会員、男性:type会員

※正社員・契約社員のみ

また『type』の男性会員(以降、男性と表記)にも2023年冬のボーナスについて尋ね、性別・年代別に比較したところ、20代は女性27.1万円、男性27.0万円とほぼ男女差はありませんでした。一方で30代・40代と年代が上がるにつれ男性はボーナス額が大きく上がっていくのに対し、女性はほとんど上がらないという状況が明らかになりました。

【Q.2 2023年冬のボーナスの満足度は?】

※女性:女の転職type会員、男性:type会員

※正社員・契約社員のみ

女性に冬のボーナスの満足度について尋ねたところ、「かなり不満足」が36.7%で1位となりました。「わからない」を除くと2位は「やや不満足」16.3%となり、合わせて53.0%の人が不満を感じていることがわかりました。一方で満足している人は「かなり満足」と「やや満足」を合わせて17.2%であり、満足と不満足の間には約3倍の開きがありました。

男性にも満足度を尋ねたところ、満足している人が15.8%、不満足な人が64.9%と、女性よりさらに不満足派が多いことがわかりました。男性は年齢が上がるにつれてボーナス金額も上がる傾向があるにもかかわらず、金額が上がりにくい女性よりも満足度が低いという結果です。

【Q.3 2022年冬と2023年冬のボーナスの「金額差」は何が要因?】

※複数回答あり

※差はない人を除く

2022年と2023年の冬のボーナスに金額差があった女性にその要因を尋ねると、「会社の業績」が21.4%で最も多い結果となりました。2位が「退職」16.3%、3位が「転職」14.5%となっており、職場が変わったことがボーナスの金額に影響していることがわかりました。

【Q.4 理想の冬のボーナスは?】

※女性:女の転職type会員、男性:type会員

※正社員・契約社員のみ

女性に理想の冬のボーナスについて尋ねると、「50〜99万円」が最も多く42.7%でした。平均金額は55.2万円で、実際の支給平均額である30.2万円と比較すると25万円のギャップがありました。

男性にも理想を聞いたところ、最も多かった回答は「100万円以上」36.5%で、平均金額は81.7万円でした。実際の支給金額だけでなく、理想とするボーナスの金額にも男女間で大きな差が見られました。


【Q.5 冬のボーナスは何に使う(使った)?】

※女性:女の転職type会員、男性:type会員

※正社員・契約社員のみ

※複数回答あり

※ボーナスをもらっていない人を除く

冬のボーナスの使い道について尋ねたところ、女性は、1位「貯金」31.0%、2位「生活費」22.6%、3位「旅行・レジャー」12.3%という結果になりました。一方男性は、1位「生活費」23.4%、2位「貯金」18.7%、3位「趣味」14.6%でした。「生活費」に充当する人の割合はあまり男女差がありませんでしたが、「貯金」する人は女性では31.0%であったのに対して男性は18.7%と、男女間で大きな差がありました。女性の方が堅実であることが伺えます。

また、女性は「ファッション・美容」に使う人が男性の約3倍、男性は「PC・スマホ・家電」に使う人が女性の約3倍と、お金をかける対象に違いがあったのも興味深い結果でした。

その他の回答としては、「子どもの進学費用」「車のローン」などがありました。

▼詳しくはこちらからご覧ください。

https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-80/

※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。

★今回のアンケート考察★

女の転職type編集長 小林佳代子

『女の転職type』会員への調査によると、2023年冬のボーナスの平均額は30.2万円で、前年よりも約1万円下がりました。ボーナスに満足している人は2割弱と低く、理想の冬のボーナス金額は55.2万円と、実際の支給額とは大きくギャップのある結果となりました。

『女の転職type』の姉妹サイトである『type』の男性会員とボーナスの金額を比較したところ、20代ではほとんど差がありませんでしたが、30代・40代と年齢が上がるにつれ大きく差が開いていく結果となりました。結婚・出産・介護などのライフイベントの際に退職や休職、時短勤務などを選択するのが女性であることが多く、女性の年収が上がりにくいことがボーナスの金額にも影響しているようです。

近年では、育児や介護は女性だけが担うものではなく男性も積極的に参加すべきだという考え方も広まり、男性の育休取得なども増えつつあります。男女間の格差が解消され、働く意欲のあるすべての人が自分らしいキャリアを選択できるようになることを期待しています。

■調査内容:第80回「冬のボーナスどうだった?」 / データで知る「女性と仕事」

・調査期間:2023年12月13日~12月25日

・有効回答数:女性332名、男性171名

・調査対象:『女の転職type』会員、『type』会員

・調査方法: Web上でのアンケート

■データで知る「女性と仕事」一覧

働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。

https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/

■『女の転職type』とは

正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。

https://woman-type.jp/

■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要

代表者  :代表取締役社長兼会長 多田 弘實

本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル

資本金  :5億5866万円

設立   :1993年7月8日

従業員数 :783名(2023年9月30日現在)

事業内容 :

1.キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営

2.転職フェアの開催

3.人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)

4.質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス

5.パンフレット、ノベルティー採用・HP作成などのアウトソーシング事業

6.IT業界に特化した人材派遣サービス『type IT派遣』(厚生労働大臣許可 派13-315344)

7.Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営

など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供

引用元:PR TIMES

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