【イベントレポート】従来の”搾取モデル”から”自主発展モデル”へ。日印合同のグローバルパートナーシップフォーラムを2月22日(木)開催。

プレスリリース要約

Doooxと日印財団が共催した「第二回 日印グローバルパートナーシップエコノミックフォーラム」では、日印の経済関係を深め、持続可能な発展とグローバル課題解決に貢献することが目指された。当日は4名のスピーカーが、インド経済、ビジネス構想、国際的な社会問題について講演。自主発展モデル(ADM)に基づき、日印両国が社会課題の解決に協力し、新たな経済モデルを構築する取り組みが紹介された。また、日印社会経済ラボの発足も紹介され、今後の日印間の経済協力関係の深化が期待される。
フォーラム開会の様子-東京都千代田区赤坂プリンスクラシックハウスにて

“行動で世の中を変えていく“を理念に掲げる株式会社Dooox(東京都千代田区、代表取締役 久保寺亮介/以下「当社」)は、一般材財団法人日印財団(東京都千代田区、理事長 坂本徹)およびNPO法人インドセンター(東京都千代田区、理事長 ヴィバウ・カント・ウパデアーエ)と共催で、『第二回 日印グローバルパートナーシップエコノミックフォーラム』(以下「本フォーラム」)を2月22日(木)に開催しました。本フォーラムを皮切りに、日印関係の新たな章を開き、持続可能な発展と両国の強みを活かしたグローバルな課題解決への貢献を目指します。

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イベントハイライト

当日は、インド経済の現状、未来のビジネス構想、そして両国が直面する国際的な社会問題への取り組みについて4名のスピーカーによる講演が行われました。

また本フォーラム開催にあたっては、自主発展モデル(Alternative Development Model)の考え方がベースとなっています。このモデルは、従来の限られた資源を基にした搾取型モデルからの転換を図り、持続可能な発展を促進するものです。

このモデルを推進すべく、日印両国は社会課題の解決に向けてより効果的に協力し、持続可能な発展の新しいモデルを構築することが期待されています。

また本フォーラムの最後では民間企業コミュニティ『日印社会経済ラボ』の発足について紹介しました。本コミュニティは日印の企業が共創することにより社会的・環境的課題に対する革新的な解決策を生み出すことを目的としており、ADMの理念を具体的な行動に落とし込むことに貢献していきます。

従来の搾取モデルと社会経済成長向けた新たな「自主発展モデル(ADM=Alternative Development Model)」

■講演① 日印の経済交流の意義と展望

スピーカー:NPO法人インドセンター創立者・日印財団理事長 ヴィバウ・カント・ウパデアーエ氏

講演を行うヴィバウ・カント・ウパデアーエ氏
自主発展モデル(ADM)の考え方および両国のこれまでの連携の歴史をはじめ、現代のグローバルチャレンジへの対応や、日印がどのようにしてこれらのチャレンジを解決できるかといった、日印パートナーシップの重要性についてお話いただきました。
ADM(自主発展モデル)が注力する領域

■講演② Eros Investmentが導くAIとブロックチェーンの革命

スピーカー:Mzaalo/Eros Now CEO ヴィクラム・タンナ氏

オンラインにて講演を行うヴィクラム・タンナ氏
デジタルエンターテイメントとテクノロジーの将来について、特にインドで12,000以上のデジタルコンテンツを保有し、映画等のストリーミングビジネスを展開するEros Investment社がいかにAIとブロックチェーン技術を活用して、新しいビジネス機会を創出し、エンターテイメント業界を変革しているかについてお話いただきました。

■講演③ インドの経済成長と日印協力

スピーカー:GHV Accelerator/M.A.I.L./ DXLab 創業者 ヴィクラム氏

講演を行うヴィクラム氏
日本とインドの経済成長における「5つのI」について話し、これらがどのようにしてインドの迅速なGDP成長を支えたかを解説いただくとともに、日印協力の重要性と、共通の課題を克服するための潜在的な解決策について、実際の日印ビジネス協力のケーススタディを交えながらお話いただきました。

■講演④ 日印社会経済ラボについて

スピーカー:株式会社Dooox 代表取締役 久保寺亮介氏

講演を行う久保寺亮介氏
「行動で世の中を変えていく」株式会社Doooxの紹介に加え、ADM(自主発展モデル)に基づいた「日印経済社会経済ラボ」の概念と、それが日印共創に作用し社会問題の解決にどのように貢献できるかについて説明しました。

■名刺交換会・交流

講演登壇者を含め、参加者同士で名刺交換等交流を行う様子

今後の展開

今回のフォーラムを契機に、日印間の経済協力関係がさらに深まりを見せることが期待されます。今後も「日印社会経済ラボ」を軸に、両国がグローバルな課題解決に向けた協力を強化し、新たな経済モデルの創出に向けて共同で取り組んでまいります。


NPO法人インドセンターについて

理事長:坂本 徹

本社:東京都千代田区麹町四丁目5番10号

麹町アネックス6F

HP:www.india-center.org

インドの国づくりプロセスと「全体的な世界的発展」に貢献するというビジョンのもと1996年に設立。インドの社会経済に関連した思考プロセスと新しい代替開発モデルの枠組みの進化を支援することを目的としている超党派・非営利・非国家組織。

一般財団法人日印財団について

理事長:ヴィバウ・カント・ウパデアーエ

本社:東京都千代田区麹町四丁目5番10号

麹町アネックス6F

HP:www.indiajapan.foundation
日印グローバル・パートナーシップの活動を促進したインド・センターの活動にインスピレーションを受け設立。旧来の搾取的な経済位発展モデルから転換する、自主開発モデル(ADM)枠組みの確立に向けて、日印グローバル・パートナーシップ(IJGP)の強化に専念。

株式会社Doooxについて

代表取締役:久保寺亮介

本社:東京都千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング9F

HP:https://dooox.co.jp/
「行動を常識に。挑戦を身近に。〜誰もが自分の可能性に熱狂できるセカイを創る〜」を”目指すセカイ”として掲げ、世の中の新たな挑戦を多方面で支援。企業の新たな挑戦や緊急ではないが重要な領域を支援する「特命社長室®」、日本全国の地域が主役となり、自走可能な地域活性化事業を創出する「街盛PJ」を軸とし、新たなDoが加速するサービスを複数展開。

引用元:PR TIMES

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