世界三大デザイン賞『iFデザインアワード2024』を国産い草の家具「SAKYU」が受賞
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プレスリリース要約
創業70年、レストラン・ホテル・オフィスなど多業界に家具を納入する業務用家具メーカーの株式会社アダル(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:武野 龍、以下「アダル」)は、ドイツのiFインターナショナルフォーラムデザインが主催する、世界三大デザイン賞(※1)の一つである「iFデザインアワード2024」の「1.15 Home Furniture / Decoration」部門にて受賞しました。受賞したのは、希少な国産い草を家具に用いたサステナブルブランド《 Look into Nature 》のコレクションの一つである「SAKYU」です。本商品は「JCDプロダクトオブザイヤー2023」の準グランプリ、「Archiproducts Design Award 2023」に続き、3度目のアワード受賞となります。受賞ページ:https://ifdesign.com/en/winner-ranking/project/sakyu/634858
132名のデザイン専門家が72 か国/地域から集まった11,000件の応募デザインを厳正に審査し、 当社の「SAKYU」は「造形(Form)」「アイデア(Idea)」「インパクト(Impact)」の点を高く評価いただきました。
私たちは、危機的な状況にある国産い草の産業を、家具の力で少しでも良い方向に推し進めたいと考えています。そこには、国産い草へのこだわりと現代のライフスタイルに合う美しいデザインの融合が大切だと考えています。今回の受賞で、ブランドスタートの2019年から発信し続けていたこのメッセージが国際的にも評価されたことを大変光栄に感じています。
※1「iFデザインアワード」は、ドイツの「レッドドット・デザインアワード」、アメリカの「IDEAアワード(International Design Excellence Award)」と並び世界三大デザイン賞と呼ばれています。
■受賞商品:SAKYU
ドイツ人デザイナー、Michael Geldmacher(ミヒャエル・ゲルトマッハ)氏による砂丘からインスピレーションを得たシェーズロング。悠久の歳月が生み出した、自然の山並みを感じる雄大なシルエットが印象的なデザイン。スタイリッシュなスチール脚と温かみのある木製脚の2種があります。ミラノデザインウィーク2022、2023にて展示、2023年4月に国内外で発売開始。2023年10月にJCDプロダクトオブザイヤーにて準グランプリを受賞、2023年12月に世界最大のインテリア系ECサイトが主催する「Archiproducts Design Award 2023」の家具部門にて受賞。
「iFデザインアワードを受賞することをとても名誉に感じています。この賞は世界で最も権威あるデザイン賞の一つであり、『Sakyu』のような特別なプロジェクトに対して受賞することを誇りに思います。 iFデザインアワードは、世界中の優れたデザイナーからなる評価の高い審査員団の評価が反映されている特別な賞ですが、これはデザインだけでなく、製品を実現させるための裏側での努力にも授与されており、開発に関わったすべての人々に対する賞だと思っています。」
■Michael Geldmacher(ミヒャエル・ゲルトマッハ)について
・SAKYUイメージムービー▼
https://youtu.be/DBeBSNm5N3M?si=aSSbhnzciOP6h4bV
・商品情報 ▼
https://www.adal.co.jp/lookintonature/product09/
・Michael Geldmacherによる「Look into Nature」コレクションについてのインタビュー ▼
https://youtu.be/Uwbo-M6nzUU?si=kUX6IIFTMKNl_yGU
国産“い草”を使用したサステナブルなアダルの家具ブランドで、ヨーロッパでのサステナビリティ活動の高まりを背景に、素材としての環境負荷の低さとデザインが融合し、『産業としてのサステナビリティ』に寄与している活動自体が高く評価されています。
1500年以上続く日本のい草産業は、過去30年で10分の1以下の産業規模に縮小しその存続が危ぶまれています。その背景として、メンテナンス性の⾼い⼈⼯い草や安価な外国産い草の流通が要因となっています。アダルは、日本の伝統文化である“い草”を現代の生活に合う家具として、同時に「伝統工芸品としてではなく産業としてあり続けたい」という“い草”生産者様の想いに共感し、2019年より開発をスタートした高級国産“い草”の家具ブランド《Look into Nature》を世界中のインテリア空間に届けたいと考えています。
日本の様々な美しい風景をモチーフとした本ブランドは、 2019年のフオーリサローネでトルトーナ地区に初出展した際、多くの海外メディアに取り上げられるなど高い評価を得ました。3回目となった2023年フオーリサローネでは、ブレラ地区で“い草”とプロダクトが世界中から訪れた多くの人々を魅力しました。これまでの活動が高く評価され、2024年4月にはSalone del Mobile 2024(ミラノサローネ国際家具見本市)に初出展予定です。
<ブランドサイト> https://www.adal.co.jp/lookintonature/
<参考>「い草の危機と私たちのミッション」https://youtu.be/wtrjMKrpJX0?si=V8Q3cSX6cuyWON8m
■iFデザインアワードとは?
「iFデザインアワード2024」を主催するドイツ・ハノーバーを本拠地とするiF International Forum Designは、世界で最も長い歴史を持つ独立したデザイン団体で、毎年優れたデザインを選出し「iFデザインアワード」を授与しています。iFデザインアワードは、1954年以来、国際的に権威のあるデザインアワードのひとつとして、またiFロゴは優れたデザインの証として広く認知されています。この賞は、「プロダクト」「パッケージ」「コミュニケーション」「サービスデザイン」「建築」「インテリア・内装」「プロフェッショナルコンセプト」、「UX(ユーザーエクスペリエンス)」「UI(ユーザーインターフェース)」の9つの分野で構成されています。
<関連リリース>
アダル、Salone del Mobile 2024(ミラノサローネ国際家具見本市)初出展!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000068123.html
アダルの「SAKYU」、Archiproducts Design Award 2023で初受賞
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000068123.html
アダルのSAKYU、「JCD 17th PRODUCT OF THE YEAR 2023」で準グランプリ受賞
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000068123.html
株式会社アダル
「家具を通して人の営みを支え、より豊かで快適に過ごせる空間を提供する」をミッションに、レストラン・ホテル・オフィスなど多様な空間に家具を提供する創業70年の業務用家具メーカー。社名のADALはADviser for Amenity Life(快適な生活空間のアドバイザー)の略。福岡本社をはじめ全国14拠点を構え、80名以上の職人が勤務する業界最大級の総合工場を所有。業界初の自社ECサイト( https://adal-online.shop/ )を運営し全国の顧客ニーズに応える。福岡・東京オフィスにて『快適な働き方』を体験できるライブ型ショールーム「ADAL CREATIVE PLACE」の見学予約を随時受付中。
■会社概要
会社名 : 株式会社アダル
代表取締役社長: 武野 龍
所在地 : 〒812-0863 福岡県福岡市博多区金の隈3-13-2
設立日 : 1968年4月
事業内容 : 業務用イス・テーブル・什器などの製造および販売、家具輸入販売、その他、インテリア資材販売及び設計・施工
資本金 : 1億8,225万円
従業員数 :262名(2024年2月時点)
URL : https://www.adal.co.jp/
引用元:PR TIMES