【子育てしやすい街の特徴ランキング】パパママ449人アンケート調査

プレスリリース要約

株式会社AlbaLinkが、高校生までのお子さんを持つ449人を対象に「子育てしやすい街に関する意識調査」を実施。調査結果では、「子どもの遊び場・居場所が豊富」が最も重視され、自治体の子育て支援策の手薄さが不満の主な理由として挙がっています。また、医療機関・教育機関の充実も重要視されており、子育てする際には環境だけでなく経済的支援も求められていることが分かりました。調査結果は訳あり物件買取プロで公開されています。 AlbaLinkは、訳あり不動産の情報メディアとして運営されており、訳あり不動産の問題解決方法や運用方法に関する情報を提供。また、株式会社AlbaLinkは、訳あり不動産の買取再販業を行う不動産会社で、事故物件や権利関係の難しい物件に対応しています。
株式会社AlbaLink(本社:東京都江東区、代表取締役:河田 憲二)は、高校生までのお子さんがいる449人を対象に「子育てしやすい街に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキングにしました。
詳細は訳あり物件買取プロにて公開。( 
https://wakearipro.com/childcare-town-ranking/ )

「子育てしやすい環境」といっても、感じ方や捉え方は人それぞれ。しかし子育て経験がある多くの人に話を聞いてみると、子育てしやすい街の特徴や傾向が見えてきます。

今回、株式会社AlbaLink( https://albalink.co.jp/ )が運営する訳あり物件買取プロ( https://wakearipro.com/ )は、高校生までのお子さんがいる449人を対象に「子育てしやすい街」についてアンケート調査を実施しました。

調査概要

・調査対象:高校生までのお子さんがいる方

・調査期間:2024年1月31日~2月18日

・調査機関:自社調査

・調査方法:インターネットによる任意回答

・有効回答数:449人(女性349人/男性100人)

・回答者の年代:20代 7.1%/30代 47.5%/40代 37.2%/50代以上 8.2%

調査結果サマリー

・子育てしやすい街の特徴1位は「子どもの遊び場・居場所が豊富」

・住んでいる街が子育てしやすいと感じている人は8割

・住んでいる街が子育てしにくい理由は「自治体の子育て支援策が手薄」

子育てしやすい街の特徴1位は「子どもの遊び場・居場所が豊富」

高校生までのお子さんがいる449人に「子育てしやすい街の特徴」を聞いたところ、1位は「子どもの遊び場・居場所が豊富(265人)」、僅差の2位は「自治体の子育て支援策が手厚い(245人)」でした。3位「医療機関が多い・近い(88人)」、4位「教育機関が多い・近い(83人)」と続きます。

回答全体を見ると、子育てするにあたり「インフラと経済的支援が充実している街」を求めている人が多いとわかります。

大型公園や児童館といった子ども向けの施設が整備されていると、あまりお金をかけずに遊べるので、家庭の経済的なメリットにもつながりますね。

インフラ整備や助成金をはじめとする子育て支援制度の運営にはお金がかかるため、「財政の安定している自治体がいい」という回答も見られました。

<1位 子どもの遊び場・居場所が豊富>

・公園が多い。室内で遊べる場所が多い(30代 男性)

・近くに大きめの公園や体育館があり、小さい子から小学生まで遊べる施設がある。雨でも遊べる施設がある(40代 女性)

・公園が多い。ボール遊びができ、近隣住民の理解があって、小さい子用のスペースと大きな子用のスペースと分かれていると、なおうよいと思います(30代 女性)

具体的には「公園」「児童館」「子育て支援センター」などが挙げられています。

子育て中は家にこもってばかりもいられないので、公園や児童館が近くにあると助かります。親子で遊び場に出かけることで、他の家族と親同士・子ども同士のつながりができるメリットもありますね。夏や雨の日も想定して、「室内で遊べる施設が多いといい」という声も目立ちました。

また公園での遊びといっても、年齢によりさまざま。「小さい子が遊びやすい公園・ゾーン」「小中学生が遊びやすい公園・ゾーン」が揃っていると便利です。

<2位 自治体の子育て支援策が手厚い>

・「補助金」「子ども向けイベント」「情報提供」など、子育て世代への支援が充実している(30代 女性)

・医療費無料や補助金がしっかりある。ファミサポなどが利用しやすい(40代 女性)

・我が家は子どもが4人いるので、子育て世代への補助金が充実していると助かります(40代 男性)

具体的な支援策としては「医療費助成」「給食費無償」など、経済面での支援を求めている人が多くなっています。

医療費助成については、自治体によって「無料」「一部窓口負担あり」という違いがあり、助成期間もさまざまです。就学前までしか助成されないところもあれば、22歳まで助成される自治体も。

隣の市でも子育て制度が違うことは多々あるので、差を感じやすいポイントだと言えるでしょう。

<3位 医療機関が多い・近い>

・緊急時でも予約しやすい小児科がたくさんあること(20代 女性)

・子どもが小さいうちは、「病院が多い街」がおすすめです。休日診療(当番医)の案内があったり、休診日が近所の小児科で分散されていたりするのもポイントかと思います(30代 女性)

・歯科クリニックから大学病院まで、医療機関が充実していること(50代以上 男性)

小さな子どもは急に熱を出します。また保育園・幼稚園や学校で、インフルエンザなどの感染症が流行することもあります。そのため子育てするうえで、小児科・耳鼻科などの医療機関が近いと安心です。

医療機関が少ないと混みあいますし、病院が遠いと子どもを連れて通院するのは負担が大きいからですね。夜間・休日診療に対応している病院があると、なお安心できます。

<4位 教育機関が多い・近い>

・学区が適切に定められていて、学区の端でも通学時間が20分以内程度におさまる(30代 女性)

・塾や習い事などの施設や教室がある(40代 女性)

・進路などでいろいろと選択肢がある街(40代 男性)

通いやすい距離・場所に学校があることは重要です。小学生以上になると、基本的に子どもだけで登下校することになるからですね。

学校数が少ないと校区も広くなるので、学校まで遠いと通学時に事件・事故が起こらないか心配になってしまうでしょう。

また中学校卒業後を考えると、住んでいる市区町村含めて近隣に複数の高校があると、進路の選択肢が広がります。公教育のほか、「塾や習い事の選択肢が多いこと」を挙げた人もいました。

<5位 治安がいい>

・不審者がおらず、周囲に逃げ込める場所が多い環境(20代 男性)

・子どもだけで遊べる、安全安心な地域(40代 女性)

・犯罪が少ない(50代以上 男性)

子どもの身を守るためにも、住む地域の治安は気になりますね。とくに小学生以上になると、子どもたちだけで出かけることもありますし、塾や習い事などでよく遅くまで外にいることもでてきます。

「犯罪・事故の発生率が少ない」「地域の人が参加する子ども見守り活動がある」といった点を気にしておくとよいでしょう。

<6位 商業施設が多い・近い>

・スーパーや薬局が近くにある(30代 女性)

・子ども用品を扱うようなショッピングセンターがある(30代 女性)

・お店が多く、買い物が便利(50代以上 男性)

「子どもを連れて買い物しやすいスーパー」「子ども用品が揃うショッピングモールや専門店」が近くにあると便利です。子どもの遊び場もある商業施設があれば、夏や雨の日にも助かりますね。

「近所で学用品や子ども服が購入できるかどうか」も重要です。もちろんネット通販もありますが、「急に必要になる」というケースもあるので、近くにお店があると安心できます。

<7位 道路・公共施設内が歩きやすい>

・歩道が広く、ベビーカーを押しやすい街(30代 女性)

・路肩や歩道の広い道路が多く、時間指定の歩行者天国などがあり、交通事故防止に積極的な地域(40代 男性)

・通学路が危なくない。子どもが自転車でも危なくない道路状況(50代以上 女性)

「道路の安全性」や「ベビーカーでの歩きやすさ」に注目している人も多いとわかりました。歩道がない道で車どおりが多いと、子どもと外出したり、子どもを一人で外出させたりするのが不安になるからでしょう。

小さな子どもや妊婦さんはもちろん、自転車に乗る年齢になった子どもにとっても「道路が広くて安全なこと」は重要です。

<8位 子どもを保育園に入れやすい>

・保育園が充実している(20代 女性)

・保育施設が充実していて、待機児童が少ない街(30代 男性)

・保育園など子どもを預けられる場所が多いこと(40代 女性)

共働きで子育てしたい家庭にとって、待機児童の有無は重要なチェックポイントです。

待機児童解消に力を入れている自治体も多いですが、「こども園・保育園に入ったはいいものの、家から遠いところになってしまった」という状況だと不便。「こども園・保育園の数が多いのか」「希望の園に入りやすいのか」が重要です。

また一時保育が利用しやすいと、親自身の通院や、子どもを連れて行きにくい用事のときに助かります。仕事を休みにくい方であれば、病児保育施設があるかどうか調べておくのもよいでしょう。

<9位 自然を感じられる>

・自然が豊かな場所(30代 女性)

・田舎であること(40代 男性)

・山や海が近い自然豊かなところ(50代以上 女性)

自然豊かな場所であれば、子どもが思い切り体を動かしてのびのび遊べそうですね。

ただし「自然豊かでありながら、商業施設や交通アクセスなどの便利さもあるところ」という回答も目立ちました。日々の通勤や買い物の手間を考えると、「自然豊かだけど不便な場所」は避けたいと思う人も多いのでしょう。

<10位 ファミリー層が多い>

・子育て世代が集まる地域(20代 女性)

・子育て世帯が多く、苦労や悩みを共有できる(30代 男性)

・同年代の子どもたちが多い(40代 女性)

子育てしている世帯が多ければ、子どもも親も友人をつくりやすいと考えられます。「子どもが近所の友達と遊べる」「親が近隣に友人をもつ」ことは、子育てにおいて大切ではないでしょうか。

また子育て支援策が充実しているから、子育て世帯が流入している可能性もありますね。

住んでいる街が子育てしやすいと感じている人は8割

「現在住んでいる街は子育てしやすいか」という質問に対しては、「とても子育てしやすい(17.4%)」「まあ子育てしやすい(62.5%)」と回答した人が合わせて8割近くにのぼりました。

環境に満足している人が多いということは、子育て支援に力を入れる自治体が増えているということかもしれません。結婚・出産にあたって転居するときに、「子育てしやすそうか」を調べてから引っ越した人も多いと考えられます。

子育てしやすいと感じる理由については、やはり「子育て支援・医療費助成が充実」「学校・公園・医療機関・商業施設が多い」などが挙げられました。「他の自治体から引っ越ししてきて、支援が手厚くなったと感じる」という体験談もありますので、街によってかなり差があるとわかります。

また「地域の方々が子どもに慣れている街は、子育てしやすい」という意見も。地域全体に子育てファミリーを歓迎している雰囲気があると、騒音や公園での遊びなどを過度に遠慮することなく、のびのび子育てできそうです。

さらに「地域住民による、通学時間帯の見守り活動」などがあると安心ですね。

住んでいる街が子育てしにくい理由は「自治体の子育て支援策が手薄」

「今住んでいる街は子育てしにくい」と回答した90人に理由を聞いたところ、1位は「自治体の子育て支援策が手薄(35人)」、2位が「子どもの遊び場・居場所が少ない(29人)」でした。

当然というべきか、「子育てしやすい街の特徴ランキング」の結果を裏返したようなランキングとなっています。今住んでいる街の支援策や遊び場の整備状況に不満だからこそ、「もっと支援や遊び場がほしい」と感じる人も多いのでしょう。

子育て支援・医療費助成や環境整備に回すお金がない自治体は、子育て世帯に「転居先の候補」として選ばれにくいと言えそうです。

<1位 自治体の子育て支援策が手薄>

・子どもが病院に行く場合に、窓口負担があること(30代 女性)

・支援センターなど、支援を受けられる場所が多くない。ふらっと行きたいと思ってもほとんどの支援センターでは利用予約が必要で、利用しにくい(30代 女性)

・生活環境には満足していますが、子育てに関する補助が他の地域に比べて薄いと思うからです(40代 女性)

「自治体独自の支援策がない」「他の街と比べたときに見劣りする」といった声が寄せられました。

今は他自治体がどのような子育て支援をしているか、インターネットなどですぐに調べられます。自分が住んでいる街のことしか知らなければ「こんなものか」と思えても、比較して「今の街は手薄なんだ」と気づくと、不満をもつ人も多いのではないでしょうか。

<2位 子どもの遊び場・居場所が少ない>

・広い公園は多いが、室内遊び場がない(30代 女性)

・大きい公園はあるが、壊れたまま中々修繕されないなど、年季の入った公園が多い(30代 女性)

・近くに公園がないため、子どもと気軽に遊びに行ける場所が少ない(40代 男性)

「そもそも近くに公園が少ない」という声もあれば、「公園はあるけれど、十分に整備されていない」という声もありました。遊具が壊れたままだったり草刈りがされていなかったりする公園では、遊びにくいですよね。

子育てする住まいを探す場合は、地図上で近隣に公園があるかチェックするだけではなく、実際に公園を見に行って「きれいに保たれている公園か」を確認しておく必要がありそうです。

<3位 医療機関が少ない>

・小児科が市内に2件しかなく、両方とも予約制なのですぐ診てもらえない(30代 女性)

・小児科が月曜と木曜しかやってないので、車で1時間かけて混んでいる小児科に行くしかなくて不便(30代 女性)

近隣に医療機関が少ないと「病院を選べない」「患者が集中して混むので、待ち時間が長い」「子どもの体調が悪いときに、長時間移動させなくてはならない」といった問題が起きます。乳幼児や小学生は感染症やケガも多いため、医療機関が少ないのは大きなデメリットです。

子育てを見据えて転居を考えているならば、「小児科や耳鼻科が複数あるか」「夜間診療をやっている病院があるか」はチェックしておいた方がよいでしょう。

<4位 道路が危ない・歩きにくい>

・歩道がとても狭くて、子どもと歩くには怖すぎる。道路が凸凹していて、ベビーカーや電動自転車で通りにくい(30代 女性)

・道路自体の幅が狭く歩道も狭い車社会の地域で暴走運転も多いため、常に危険を伴います。また住宅街に無理に大きな道路をつくった地域なので、「死角」「急カーブ」「道路の寸断」が多く、デコボコした道も多く事故が多いです(40代 女性)

道路は通学や外出などでほぼ毎日歩きます。

「道幅が狭くて歩道が狭い・ない」といった道は、子どもが歩くことを考えると怖いもの。

また道が凸凹していたり歩道が斜めに傾いていたりすると、ベビーカーを押して歩くのも大変です。近隣に街灯があるかもチェックしておいた方がよさそうですね。

<5位 子どもを保育園に入れにくい>

・子育て世代の多い街なのに、こども園がひとつもないのには驚きました。保育園も子どもの数に比べ圧倒的に少ないです。一時保育施設も2か所しかないため、希望者が溢れかえっています(30代 女性)

・希望の保育園に入れなかった(50代以上 女性)

地域によっては、大規模なマンションが一棟建っただけで近隣の保育園に入りにくくなるといったこともあります。

「保育園に2回も落ちた」「遠くの保育園に入れることになった」「共働きだったのに保育園に入れなかったから、働けなくなった」などの回答が寄せられました。

保育園の入りやすさが親のライフプランにも大きな影響を与えているとわかります。

まとめ

アンケートの結果、子育てする街を選ぶうえでは「自治体からの経済的支援」と「子どもが暮らすための環境」を重視している人が多いとわかりました。

医療機関・教育機関が多いことも重要視されているため、子育てにあたっては「規模の大きな自治体」が選ばれやすそうです。

「子どもが小さいうちは、自然豊かなところで暮らしたい」という人も多いですが、「電車通学するようになると交通アクセスが重要」という声もありました。

成長に合わせて住み替える選択肢もありますが、「腰を据えて暮らしたい」と考えるなら、「自然を感じられるところで、不便ではない」という条件を満たした街が候補となるのではないでしょうか。具体的には「トカイナカ」「地方の中心都市」などでしょう。

なお子育て中に引っ越しを経験した人からは「前の自治体より子育てしやすくなってよかった」あるいは「暮らしにくくなって後悔」という体験談も寄せられています。「住む街によって子育てのしやすさは変わる」と実感している人も多いので、子育てする街を選ぶにあたっては、制度や住環境をしっかり比較しましょう。

※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://wakearipro.com/childcare-town-ranking/

【訳あり物件買取プロについて】

株式会社AlbaLinkが運営する訳あり不動産の情報メディア。何かしらの「ワケ」があって売れない不動産の問題解決方法や、運用方法に関する情報を発信中。記事は専門家により執筆されており、信頼性の高い情報をわかりやすく届けることをコンセプトにしています。無料相談はもちろん、サイトを通じての直接買取にも対応しています。

サイトURL:https://wakearipro.com/

【株式会社AlbaLinkについて】

AlbaLinkは、「事業を通じて未来をつなぐ」をコンセプトに、訳あり不動産の買取再販業を行う不動産会社です。事故物件、共有持分、空き家、底地借地など権利関係の難しい物件などをメインに取り扱い、不動産問題に悩むすべての方に手を差し伸べます。

【会社概要】

会社名:株式会社AlbaLink

代表者:代表取締役 河田 憲二

所在地:〒135-0047 東京都江東区富岡2-11-18 リードシー門前仲町ビル6F

設立:平成23年(2011年) 1月

資本金:2,400万円

URL:https://albalink.co.jp/company/

引用元:PR TIMES

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