アートがまちのイノベーティブな原動力に。有楽町アートアーバニズムYAUヤウがビジネス街との協創拠点となるYAU CENTER(国際ビル1階)をオープン
プレスリリース要約
YAU STUDIOは、写真からパフォーミングアーツまで領域横断的なアートの創作の場として、また、大丸有(大手町・丸の内・有楽町)エリアにおける、アーティストやキュレーター、アートマネージャーなど、芸術文化活動を担うさまざまな人々と、企業や自治体のワーカーの交流の場として機能してきました。
2025年を目途に閉館を予定している国際ビルの路面区画を活用するYAU CENTERでは、YAUが育んできた機能をまちに物理的にもひらくことで、アートコミュニティとビジネスセクターとの協創の拠点となることを目指します。路面での制作や展示の場がエリア就業者にもアクセスしやすいものとなり、他の店舗やオフィスと併存する景色を創出することで、参加者がアートと社会の新しい視点に出会い、語り合える場としていきます。複数のラーニングプログラム(*2)や企業とのプロジェクト(*3)が進行する、今後のYAUにご期待ください。
なお、スペースのお披露目もかね、3月7日(木)~10日(日)には、YAUの日常的な活動や交流の様子をご覧いただけるオープンスタジオを開催します。
(*1)国際ビル7階にはYAU STUIDOも移転、活動を継続しており、YAU CENTERは期間限定での2つ目の拠点。
(*2)東京藝術大学とともに学生と社会人が共に学ぶ公開授業を実施。24年度も拡大・継続予定。
(*3)YAU CENTERを活用しながら、アートを起点とした企業との協創プロジェクトを推進。作品を制作するだけにとどまらないアーティストのもつ可能性を、大丸有エリアの企業がもつリソースとかけ合わせることでイノベーションを誘発する仕組みづくりを目指します。
実施概要
■YAU OPEN STUDIO ‘24
期 間:2024年3月7日(木)〜10日(日)
時 間:12:00~18:00 *その他イベントに準じる
場 所:
YAU STUDIO (千代田区丸の内3-1-1 国際ビル7階)、YAU CENTER(国際ビル1F)、Slit Park YURAKUCHO、丸の内仲通り(国際ビル前)
展示作家:
田中功起、小林知世、for Cities/URBANIST CAMP TOKYO、ロミーナ・クープマン(順不同)
パフォーマンス(演奏):あちらこちら
トークイベント:
for Cities/URBANIST CAMP TOKYO、YAU SALON vol.23、小林知世+三野新+山本卓卓、ロミーナ・クープマン、アキバタマビ21+シビック・クリエイティヴ・ベース東京+YAU、チーム・チープロ、田中功起
トークイベント申し込みフォーム:
https://forms.gle/nu8HchFmhXPSuwwp6
もしくは、YAUのメールアドレスまで参加ご希望のご連絡をください。
内 容:
ビジネス街におけるアーティストコミュニティを育んできた、「有楽町アートアーバニズムYAU」は2023年11月に国際ビルに移転しました。1階に新設したオルタナティブスペース「YAU CENTER」のお披露目も兼ね、アーティストの活動を街に開きます。期間中にはYAUと様々なプロジェクトを協働する作家による展示やパフォーマンス、トークイベントを開催します。詳細はウェブサイトおよびSNSでご確認ください。
ウェブサイト:https://arturbanism.jp/
※YAU STUDIOは、通常は一般公開していないプライベートスペースです。YAU SALONや展示等イベント時に限り一般来場を受け付けて、活動成果の公開と交流を行っています。
YAU概要
YAUとは、NPO法人大丸有エリアマネジメント協会、一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、三菱地所株式会社により組成された「有楽町アートアーバニズム実行委員会」が2022年2月に立ち上げた、まちがアートとともにイノベーティブな原動力を生み出すための実証パイロットプログラムです。2022年2月~5月の第1期に続き、2022年10月からスタートした第2期では、稽古場を備えたアーティストスタジオと、公募で集まったアート関係者のためのコワーキングスペースを運用しながら、トークイベント「YAU SALON」を約2週間に1回実施し、アート&ビジネスの核となるコミュニティ形成に取り組んできました。2023年10月、拠点としていた有楽町ビルの閉館に伴い、11月より国際ビル7階に移転し同様の活動を継続しながら、新たに2拠点目となる国際ビル1階のYAU CENTERをオープンいたします。国際ビルも2025年を目途に閉館が予定されており、それまでの期間限定となりますが、その後も大丸有エリアの中で場所を変えながら、ビジネス街における「アートアーバニズム」を継続・実践し、大丸有におけるアートとビジネスをつなぐ永続的な活動体となることを目指しています。
【名 称】 有楽町アートアーバニズムYAU
【拠 点】 YAU CENTER(国際ビル1階)、YAU STUDIO(国際ビル7階)、
【主 催】
「有楽町アートアーバニズム」実行委員会
(NPO法人大丸有エリアマネジメント協会、一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、三菱地所株式会社)
【共 催】 東京都(一部プログラムを実行委員会との共同事業として実施)
【企 画】
YAU プロジェクトチーム
深井厚志、森純平、小山泰介(TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH)、武田知也、藤井さゆり(一般社団法人ベンチ)、丹原健翔、東海林慎太郎、⾦森千紘、小森あや、山本さくら、村松里実、株式会社フロントヤード
SNZ(シノバズ)
【助 成】 国土交通省
【協 力】 エコファニ
【公式サイト】 https://arturbanism.jp
連動企画1
■「有楽町ウィンドウギャラリー2024」
3月1日(金)~24日(日)、東京・丸の内仲通りの商業店舗にて現代アートを展示する「有楽町ウィンドウギャラリー2024」が開催中です。ショッピングや街歩きをしながら気軽にアートに親しんでいただけるイベントとして今年で3年目となります。また、同時期に開催する複数のアートイベントが連動し、日比谷・有楽町・丸の内エリアで展開するアート週間「TOKYO ART WALK 2024」もあわせてお楽しみください。
開催概要
会期:2024年3月1日(金)~3月24日(日)
会場:丸の内仲通り沿いの商業店舗8軒(東京都千代田区有楽町1丁目、丸の内3丁目)
入場料:無料 ※但し「TexturA」での作品鑑賞には店内飲食のご利用が必要です。
公式サイト:https://windowgallery.studio.site/
公式Instagram:@yurakucho_window_gallery
■TOKYO ART WALK 2024
国内最大級のアートの売買である「アートフェア東京」が開催される3月に、会場である国際フォーラムを中心にエリア一帯(大手町・丸の内・有楽町・日比谷)で様々なアートイベントが開催されます。「有楽町ウィンドウギャラリー」をはじめ、エリア一帯がアート一色に染まる特別な期間です。
開催概要
会期:2024年3月1日(金)〜3月24日(日)
主な関連イベント・施設:「アートフェア東京」「有楽町ウィンドウギャラリー」「日比谷OKUROJIアートフェア」「YAU」「SusHi Tech Square」「GOOD DESIGN Marunouchi」「東京ミッドタウン日比谷」「東京ステーションギャラリー」「丸の内ストリートギャラリー」など
主催:有楽町アートアーバニズム実行委員会、一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン
協力:東京ミッドタウン日比谷、一般社団法人日比谷エリアマネジメント、株式会社ルミネ
連動企画2
YAUは都市体験のデザインスタジオfor Citiesとともに、2023年より大丸有エリアを舞台に「Rewilding – 再野生化」を掲げ、「URBANIST CAMP TOKYO」32名のメンバーと共にリサーチを実施してきました。6ヶ月間のリサーチを経て、都市において眠っている五感を解放し、生き物らしくいられる居場所を、有楽町の街に出現させる展示を開催します。
公式Instagram:@for_cities
■「野台」 五感を解放する都市の居場所
会期:2024年3月4日(月)〜23日(土)10:00~21:00(日・祝休)
会場:Slit Park YURAKUCHO (東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビルヂング1F)
【関連イベント】
オープニングトーク:3月4日(月)19:00~20:00 @Slit Park YURAKUCHO
トークイベント:3月7日(木)15:00~16:00 @YAU STUDIO
クロージングトーク:3月22日(金)18:30~21:00 @YAU STUDIO
*本資料は本日付で国土交通記者会・国土交通省建設専門紙記者会へお届けしています。
引用元:PR TIMES