「60代シニア層の就業ニーズに関するアンケート調査」について

プレスリリース要約

高年齢者の働く意欲と経験を活かし、「生涯現役社会」を実現するため、産業雇用安定センターは60歳以上のシニア層に無料職業紹介事業を展開。アンケート調査では、男性は週5日以上の働き方を希望するが、女性や65~69歳男性は週4日以下を希望。事務系の仕事やサポート的な仕事への希望が高く、運輸や介護福祉などの人手不足分野への希望は低いことが分かった。センターは、失業なき労働移動の実現を目指し、シニア層の再就職や企業と求職者の橋渡しに貢献する方針。 PDF:https://prtimes.jp/a/?f=d89542-2-50536a0fa50cc9239c1d5a433de0e8cd.pdf
働く意欲のある高年齢者が長年培ってきた知識と経験を生かし、年齢に関わりなく活躍し続けることができる 「生涯現役社会」を実現することが重要となっています。

当センターは、全国47都道府県事務所において、60歳以上のシニア層に対する無料職業紹介事業「キャリア人材バンク事業」を実施し、その実現に取り組んでいます。

 

このたび当センターは、今後の「キャリア人材バンク事業」におけるシニア層の再就職支援のほか、シニア層の活躍方策を模索する大企業等と人手不足に悩む中小企業の間の円滑な労働移動の促進など、シニア層の活躍支援に活用することを目的に、現在求職活動中の60代男女を対象としたアンケート調査を実施しました。

 

 主な調査結果の概要は以下の通りです

  •   仕事探しで重視するものは、「仕事内容・職場の働きやすさ」が最多で、「給料」はやや低い

    (図1)

  •   男性60~64歳の約半数が週5日以上の働き方を希望する一方、女性と男性65~69歳では7割から8割超が週4日以下を希望(図2)
  •   個々の職種では、事務系の仕事、中でも事務補助、学校校務支援などのサポート的な仕事の希望が高い(図3)
  •   人手不足分野の運輸、警備、介護福祉等の仕事はシニア層でも希望度が低い。ただし、業務内容の分割など仕事内容を見直し、シニア層の活躍を促すことで人手不足緩和に繋がることが期待できる(図3)

■調査概要

 時期:2023年11月

 方式:民間調査会社への委託によるWEBアンケート方式

 対象:現在求職活動中の60代男女

 回答:1,000件

 

産業雇用安定センターは、今後も「失業なき労働移動」の実現をめざし、シニア層の再就職のみならず、企業と求職者の橋渡しに貢献してまいります。

調査結果の詳細は以下PDFの通りです

https://prtimes.jp/a/?f=d89542-2-50536a0fa50cc9239c1d5a433de0e8cd.pdf

引用元:PR TIMES

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