アパレル卸の大西衣料がプラチナエイジ向けブランド「MEBAE」「衣ごこち」を開発

プレスリリース要約

大西衣料株式会社は新たに2つのアパレルブランド、「MEBAE」(ミバエ)と「衣ごこち」(いごこち)を立ち上げ、全国の小売店に導入します。シーズン商品を含む幅広い商品カテゴリーを展開し、60歳以上のプラチナエイジ世代に新たな衣料品を提供することで、社会課題に貢献します。また、同社はラックジョバー事業を行い、小売店やホームセンター、ドラッグストアなどに商品供給や販売支援を行っています。
衣料品・雑貨総合卸の大西衣料株式会社(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役社長:大西 寛)は、シニア世代(65~75歳)向け「MEBAE」(ミバエ)とシルバー世代(75歳以上)向け「衣ごこち」(いごこち)の2種類のアパレルブランドを新たに立ち上げ、ラックジョバー事業としてお取組みを希望される全国の小売店へ導入します。一般消費者も購入可能な店頭では、「衣ごこち」は2023年9月より秋冬物のインナーレッグを販売しており、「MEBAE」は2024年3月より夏物商品から販売開始予定です。両ブランドともに、シーズンものを含めた商品カテゴリーの拡大を図ることで小売店頭の需要創出に努めてまいります。

※プラチナエイジとは…プラチナが変色や変質しないことから〝永遠〟の象徴としての意味を持っており、永遠に変わらず輝き続ける世代として60歳以上を対象とした総称(一般社団法人プラチナエイジ振興協会より)

(写真左)「衣ごごち」「MEBAE」商品サンプル (写真右)「衣ごこち」店頭売り台例 


■商品開発の背景 

60歳以上のプラチナエイジ世代の人口は増加傾向で、20~30年前の同世代のマインドや行動習慣とは大きく異なるとされていますが、衣料品の選択肢は少なく、革新的なブランド開発や提案はなされていないのが実情です。
当社のラックジョバー事業の主な取引先である総合衣料品店やホームセンター、ドラッグストアでは、特に大都市郊外や地方エリアにおいて、様々な種類の商品を1か所で購入できる「ワンストップショッピング」の役割が求められるようになっています。一方で、非衣料品店での衣料品需要が増えているものの、市場の流通量が少なく、“楽しむファッション”の提供ができていない課題もありました。
当社は、このような状況を社会課題と捉えており、こうしたプラチナエイジ世代の皆様に対するよりよい生活シーンの演出に貢献できる取り組みを検討してまいりました。このたび、長きにわたる衣料卸売業のノウハウを活かしながら、現代の同世代の困りごとを解決しニーズに応える商品を展開したいとの思いから、プライベートブランド商品の開発を強化することといたしました。
“高齢者”とひとくくりにせず、行動習慣にともないニーズが異なる、シニア向け「MEBAE」とシルバー向け「衣ごこち」の2ブランドを同時に展開することで、「人生100年時代」を視野に入れて、プラチナエイジ世代に新たな“心弾む”衣料品を提供します。
当社は、約80年にわたる衣料品総合卸売ビジネス展開で培ったノウハウやネットワークを活かし、「すべては小売店さま発展のために」とのビジョンのもと、アパレル流通の最適化を実現してまいります。


■商品概要  
【MEBAE(ミバエ)】

「見映えがいいと、心もはずむ」。そんなメッセージを込めたプライベートブランドです。65~75歳の男女シニア世代向けに、「見た目も気分も若々しく~実年齢マイナス15歳」をコンセプトに掲げ、若々しく素敵に、スタイルが良く見える商品を開発。ウォッシャブルで、着回し・脱ぎ着のしやすい生地と設計を標準とした機能が特徴です。豊富なサイズ展開で、2024年夏物のインナー、2024年秋冬物のアウター、ボトムの販売を開始し、順次アイテムの拡充を図ります。
●店頭販売価格(税別):¥1,980~\4,980(インナーレッグは¥980~2,980)想定
●販売店:ラックジョバー事業として全国の小売店(総合衣料品店、ホームセンター、ドラッグストア、スーパーマーケット)へ導入し、2024年3月より販売開始予定

「MEBAE」 2024年秋冬物アウター(イメージ)

【衣ごこち(いごこち)】

名称由来でもある「着心地がいいと、心もはずむ」をコンセプトに掲げ、着ることで喜びを感じられるような商品を開発。75歳以上の男女シルバー向けに、豊富なサイズを取り揃えて、インナーレッグとアウター、ボトムから展開し、順次アイテムの拡充を図ります。
●店頭販売価格(税別):¥1,980~\4,980 (インナーレッグは¥980~2,980)想定
●販売店:ラックジョバー事業として全国の小売店(総合衣料店、ホームセンター、ドラッグストア、スーパーマーケット)へ導入し、2023年9月より販売
「衣ごごち」 2024年春夏トップス・ボトムス

※「MEBAE」「衣ごごち」の一部商品は、2024年2月14(水)~16(金)に、幕張メッセで開催される「第58回スーパーマーケット・トレードショー2024」で、展示予定です。

■大西衣料のラックジョバー事業とは

ラックジョバーは売り台管理とも言われますが、当社では、衣料品小売店はもちろんのこと、ドラッグストア、ホームセンターやスーパーマーケットなどの衣料品売場への商品供給、商品構成提案、売場レイアウト提案、売場運営アドバイス、販促計画提案、販促チラシ作成、売場演出(VP)などによる総合運営支援を行っています。
全国1,000を超える導入店の毎日の販売POSデータをもとに、販売・在庫情報をリアルタイムに収集・分析し、週単位で在庫量をコントロールしています。季節・生活催事などのライフサイクル、市場動向や消費者ニーズにあわせて、商品を適時・適量な品揃えで補充していくシステムです。
店舗側の業務は品出し対応のみで、在庫確認や発注を行う必要がなく、自動的に納品されます。専任バイヤーが不在でも品揃えを実現し、季節商品の構成比率が高い鮮度ある売場を保ちます。返品入替え制で在庫リスクはありません。
当社は、卸業で培った仕入れノウハウと全国導入店の販売データを活用し、流通の各段階で無駄な在庫の増加を防止する的確な商品構成を提供することで、社会課題である衣料ロスの削減にも貢献します。

■大西衣料株式会社について https://www.self.co.jp/
1931年、三重県伊勢市で、創業者(故)大西信平が衣料品卸売事業を開始。13年後、株式会社を設立し、1949年に大阪市船場に店舗出店以降、現在に至るまで船場に本社・本店を構え営業しています。
卸売業へのセルフサービス方式の導入、海外の生産拠点を活用したコスト効率化、業界初のコンピューターを利用した商品管理など、常に流通の最先端に挑戦してきました。変わりゆく時代の中で衣料品・雑貨卸業の使命を果たしていくために、従来からの「単品販売」に加えて、マーチャンダイザーが編集した商品を売台単位で提案する「ラックジョバー販売」、売場を丸ごとフロア単位でご提案する「ストアトータル販売」まで、小売店の様々なニーズに応えるサービスを提供しています。

Self Web Shop(仕入れ・卸問屋サイト): https://webshop.self.co.jp/shop/

■会社概要

社名 大西衣料株式会社 https://www.self.co.jp/ 

所在地 〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町3-4-12       

代表者 代表取締役社長 大西 寛

設立 1990年9月 

事業内容 衣料品・雑貨の総合卸及びラックジョバー

引用元:PR TIMES

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