【和綿プロジェクト参加者募集!】ワタを自分で育て、着る楽しみを味わうをコンセプトに個人・学校・企業が参加。「和綿の種ひろがるプロジェクト HOME GROWN 2024」2/10より参加者の募集開始!
プレスリリース要約
🔳和綿の種ひろがるプロジェクトHOME GROWNの概要
メイド・イン・アースがプロジェクトを始めたきっかけ
純オーガニックコットンの専門ブランド「メイド・イン・アース」誕生の1995年から5年後の2000年に、千葉県にある鴨川和棉農園の田畑健氏との運命的な出会いから「和綿(和棉)」の存在を知りました。現在日本での商業的な綿の栽培は、歴史的背景やニーズの変化によって、ゼロになっています。ですが、明治以前までは日本でも綿の栽培が盛んに行われていた事実に、昔を取り戻して日本の綿の文化を取り戻したいと考えるようになり、田畑氏が守ってきた和綿のタネを使って、多くの方々に栽培の楽しさをお届けするプロジェクトを始めました。
ここ3年間のプロジェクト参加者人数(詳細は後述)
(個人・教育機関・NPO・NGO法人・地域グループ・その他・企業・店舗)
◯2021年 総参加者数:2201名(226団体)
◯2022年 総参加者数:2128名(348団体)
◯2023年 総参加者数:3762名(476団体)
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■プロジェクトの大きな目的は、、、
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・タネを守る・・・絶えつつある貴重な国産在来種コットンのタネを次世代へと受け継ぐために、
栽培と収穫を継続してゆく必要があります。
・栽培を楽しむ・・可愛い花が咲き、ふわふわのワタがなり、収穫するという、コットンの栽培の醍醐味を、
日本全国(一部の地域は栽培が難しい)の方々に楽しんでいただきます。
・自給自足・地産地消を学ぶ・・・自ら繊維の原料を栽培することで衣食住の「衣」への興味を膨らまします。
・ワタから糸にふれる・・・ワタを使ったワークショップを通して、ワタから糸になるまでの工程を体験します。
・モノづくりを体感する・・・収穫したワタでのモノづくり体験から生産から消費までのエシカル消費を体感して
いただきます。「和綿Tシャツをみんなで着よう!」
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■このプロジェクトに参加すると、、、、
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・和綿栽培体験することで成長を楽しめます(種まきから発芽、花、コットンボール、綿の収穫)
・プロジェクトに参加している方々との繋がりができます。(フェイスブックグループで栽培状況の共有)
・自分自身で育てたワタが入ったTシャツを着る喜びを体験できます。(Tシャツは有償です)
・日本の綿文化を次の世代に繋げてゆく架け橋の一員となれます。
▼ご参加の際は下記に関してがお約束になります。
・プロジェクトの趣旨に賛同し、和綿の栽培に興味を感じる方
・栽培は、和綿の種のみでおこなう(海外産のタネはNGです)※メイド・イン・アースで販売中
・無農薬、有機栽培方法でおこなう(農薬や化学肥料の使用はNG)
・環境的に栽培はできないけれど、応援したい方のご参加もOKです。
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■プロジェクト参加方法は、、、
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●和綿プロジェクトのページよりお申し込みいただきます。
・プロジェクト詳細はこちら→ https://www.made-in-earth.co.jp/wamen-pj/
・申込フォームはこちら→ https://forms.gle/1WbaWMp5xfuLH3J17
●和綿の種の購入はメイド・イン・アースのオンラインショップページへ。
https://madeinearth-store.jp/c/gr519/w-tane-001
※メイド・イン・アース自由が丘店でも種の販売をしています。
〒158-0083東京都世田谷区奥沢7-3-10 T-STYLE自由が丘1F
(定休日:なし、営業時間:12:00~18:00、050-5357-9015)
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■自由参加のコットン勉強会&ワークショップも開催
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・定期的に勉強会やワークショップなどを開催予定。
テーマ:和綿について、オーガニックコットンについて、糸紡ぎ、エシカル、SDGsについて
※個別の勉強会、出張授業、ワークショップ等については別途承ります。
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■学校・団体・企業への出張授業も行なっています。
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・和綿栽培のワークショップ、織の講座からオーガニックコットンのお話、
エシカル消費、SDGsのお話などの出張授業もしています
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和綿の種ひろがるプロジェクト HOME GROWN
🔳🔳〜2021年〜2023年度の参加記録〜🔳🔳
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🔳2021年度の参加の皆様
参加団体数:226団体(個人含む)
※うち学校・教育関係は24校
総参加者数:2201名
🔳2022年度の参加の皆様
参加団体数:348団体(個人含む)
総参加者数:2128名
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🔳2023年度の参加の皆様
参加団体数: 476団体(個人含む)
総参加者数: 3762名
【教育機関】
近畿大学附属広島高等学校中学校東広島校(近大東広島 中1+探Q)、法政国際高校 国際理解Ⅰ「世界の今とエシカル」、新渡戸文化中学校・高等学校(チームNitobe)、ATELIER MUKTA(造形教室)/大楠まなびの村おひさまえん(ようちえん)、三輪田学園中学校高等学校、世田谷区立赤堤小学校、秋田県立金足農業高等学校生活科学科(こっとんくらぶ)、桜花学園高校国際キャリアコース、自由学園 最高学部(自由学園)、成蹊小学校(オーガニックコットンプロジェクト)、おうち楽幸、福島県立郡山高校英語科2022、玉川聖学院中等部・高等部(Team Cotton Tamasei)、東京都立国際高等学校 環境科学、神奈川県立厚木東高校、神奈川県立有馬高校、シューレのたね、ESS国際交流部、北九州市立赤崎小学校(赤崎キッズ)、うれしの東保育園、うみのこ、三鷹市立第三中学校 特別支援学級、目黒区立五本木小学校 、世田谷区立八幡小学校、東京都立南多摩中等教育学校(オーガニックコットンチーム)、自由学園中等科・高等科・最高学部(RO農法への挑戦グループ)、法政大学国際高等学校 地球市民Ⅰ「エシカルを考える」、福島県立郡山高等学校(郡山高校JRC)、新渡戸文化中学校・高等学校(新渡戸F.A.R.Mチーム)、関東学院大学 共生デザイン学科 二宮咲子ゼミナール、千葉県立沼南高柳高等学校 理科研究同好会、(弥生PTA)、東京都西多摩郡日の出町立平井中学校 花ボランティア、東京都立文京盲学校(わたわたプロジェクト)、宮崎県立都城商業高等学校(共創ウェルビーイング部)、滋賀県立河瀬中学校・高等学校
【企業・店舗】株式会社チーム・オースリー/メイド・イン・アース、玄米菜食 米の子、オレゴンローズ(オレゴン)、HONEYED GIFT. 株式会社、サロンドみづき、田中惣一商店(館山チーム)、しゃんてぃこっこ(しゃんてぃこっこ和綿チーム)、オカモト株式会社(オカモト3Sプロジェクト)、㈱里山生活(チーム【暮らしに種まき】)、ピープルツリー自由が丘店、さとう農園(株)(うずまき畑)、パクチー銀行、田中惣一商店、めんろじ
PAVOハンドメイド雑貨店、株式会社 ヴィオーラ(りんごの木)、YUCA’S SECOND KITCHEN、tomoshibi-green(tomoshibi)、みつばちワーク、アロマとほぐしの家ローレル、太平電機株式会社(ECOひいき)、Achchha Days、NATURAL BERRY FARM、らでぃっしゅぼーやコットンガーデン、MINI 目黒(TEAM MINI 目黒)、Abe BMW 目黒ショールーム(TEAM Abe BMW)、一般社団法人現在・過去・未来(能登体験学舎)、Heartfull Hand、ひらおかサステラス、そらいろ Berry Farm 、まるいちCafe・薬店(Team2236(チーム富士山麓))、合同会社りすりすマーケット(大きな木)
【NPO・NGO法人】NPO法人生きがいクラブCosmo(生きがいクラブコスモ)、パクパクナティン、NPO法人あかね
【地域グループ】0から育む、530プロジェクト(530)、綿のwa!、みはら綿しごとサークル、ごみるんるん、ありがとう畑、Akasaka Farm Kidsclub、Natu-Lab、あめつちのお家、明保リーダースクラブ、明保地区青少年・子ども育成会、O.o.c.p くみこ、KERORI GARDEN、BLUE×GREEN Lab.逗子、(こどもカレッジ御殿場)、有志団体「つながる」(つながる愉快な仲間たち)、鎌ケ谷まるごと給食審議会、公益社団法人長寿社会文化協会(WAC)(千の森)、タマリバタケ、宗教法人 生長の家SNIオーガニック菜園部・東京第一教区PBSグループ(SNIオーガニック和棉栽培チーム)、wawatajikan@結、グリグリプロジェクト、室沢棚田チーム畑(仮)、
【その他・グループ、団体】
商店街・自由が丘和綿プロジェクト、団体・すみれもより、チーム・チームecoハピ、森のがっこう・ヒミツキチ森のがっこう、会員制の畑・Coltivate、スクールの生徒さん・ethical cosmetic、クラフトグループ・山のお家K
VEGE YUKAI (ベジ ユカイ)、有機農家・Chigasaki Organic Farm、里山ハーモニーわくわくスクール、大学生チーム・(なるみ 。)、子ども英語教室・ULU International、自宅アトリエ・ミチカケ・ミチル堂、個人グループ・KERORI GARDEN、花育教室・花育士Yu、オンラインサロン・腸活パズル美腸ファーム部、コーラスグループ・自由が丘ゴスペルクワイア、社会福祉法人・木更津市社会福祉協議会 就労支援係
【個人】多数ご参加いただいています。
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資料
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和綿が衰退した理由
現在日本では、衣類などに使用される綿素材の原料をすべて海外に頼っていますが、明治以前は綿畑の風景が日本でも各地で見られていました。和棉(綿)は、799年(延暦18年)に、三河(現在の愛知県西尾市)の地に漂着した崑崙人(インド人)と名乗る青年によって、初めて日本にもたらされました。ただ、その時のタネは日本の地に定着することがなく、その後(1500年代初頭)、再び大陸から渡ってきたタネが各地に広がり、各地の気候風土にあった在来種となりました。当時は、身分の高い人は絹をまとっていましたが、一般庶民は麻や葛、楮(こうぞ)等の樹皮を繊維として使っていました。それらで作った衣服では冬の寒さを凌ぐには不十分だったため、綿はとても重宝がられ以降、衣服のための主要な繊維となっていきました。その後、近代的機械化(紡績機などの導入)により、綿の栽培は明治の中頃に全盛期を迎えましたが、大規模工場・機械化により国産綿では供給が追いつかなくなり、徐々に外国からの輸入綿への依存が大きくなってきました。そして、明治29年に輸入綿花にかけられていた輸入関税が撤廃されたことで、完全な衰退へと向かいました。
引用元:PR TIMES