キャピタランド・インベストメント日本における新たな物流コアファンドを組成、ファンド運用資産を165億円拡大
プレスリリース要約
当ファンドは、全額を投資し、環境認証を取得している物流施設2物件を取得しました。相模原南橋本ロジスティクスセンター (神奈川県相模原市)においては、CLIとJVパートナーである三井物産都市開発株式会社が、それぞれの株式を当ファンドへ売却、 CLIはさらに、茨木彩都ロジスティクスセンター (大阪府茨木市)の全株式を当ファンドへ売却しました。両施設はともに稼働中で、総延床面積は約49,300平方メートル、主要高速道路へのアクセスも良好な立地にあります。 CLIは引き続き当物流施設2物件のアセットマネージャーを務め、手数料収益の拡大も目指します。
キャピタランド・ジャパン株式会社の代表取締役で日本地区のビジネスを統括している山田秀人は、以下のように述べています。
「この度のファンド組成は、CLI の 20 年以上にわたる日本での事業経験を通じて培われた、国内パートナーとの強力なネットワークならびに市場環境に対する洞察を背景とし、関係皆様のご協力のもと実現できたと考えています。日本はCLIが注力する主要投資対象市場の一つであり、国内ゲートウェイ都市における物流施設、オフィスならびにアスコット、オークウッド各ブランドにおけるホテル、サービスレジデンス、賃貸マンション、学生アパートといった宿泊施設のポートフォリオを拡大するため、引き続き適切な投資機会を模索していきます。加えて、技術トレンドの急増によって需要が高まっている、データセンターのようなニューエコノミー資産に進出する機会もあると考えています。このアセットクラスは、投資家が、プライベート不動産の運用残高増大の為に投資対象ポートフォリオを多様化していることから、近年、注目を集めているアセットです。」
CLIのプライベート・エクイティ不動産、リアルアセット部門のCEOである サイモン・トレーシーは、以下のように述べています。
「日本国内における物流コアファンドの設立は、日本や韓国のような市場において物流不動産に大きな成長機会があるという当社の見解に基づくものです。eコマースや 卸売業、また日用品製造業等の需要の高まりに後押しされ、アジアにおける物流セクターの長期的な見通しは引き続き明るいと考えています。物流適地に立地する先進的な施設は、サステナビリティの観点からの設備を備えており、投資家およびテナントの双方にとって魅力的であると考えています。当社はアジアを代表する不動産投資運用会社として、魅力的な投資機会を求めることに加え、広範なファンド・プラットフォームを通じて、日本や世界各地における投資機会を資本パートナーに提供しています。」
シードアセット:相模原南橋本ロジスティクスセンター
シードアセット:茨木彩都ロジスティクスセンター
日本におけるCLIのプレゼンス
CLI はオフィス、物流施設、宿泊施設など多様なポートフォリオを有し、日本における運用資産総額(AUM)は 38 億シンガポールドルです[3]。 東京と横浜にある4棟のオフィスビルは、オフィス私募ファンドや、地域特化型コア・プラスファンドであるキャピタランド・オープンエンド不動産ファンド(CapitaLand Open End Real Estate Fund:COREF)など、様々な投資ビークルを通じて運用されています。 2023年4月には、COREFは大阪の賃貸マンション物件6棟を取得しました。
また、CLIが100%出資するロッヂング(宿泊施設)事業部門であるアスコット・リミテッドとそのロッヂング・トラストであるキャピタランド・アスコット・トラストは、全国9都市で50以上のサービスレジデンス、コリビング物件、ホテル、賃貸マンション物件、学生パートを展開、計8,500室以上の強力なポートフォリオを構築しています。
[1]上場および非上場ファンド(私募ファンド/投資ビークル(プログラム、JV、共同投資を含むがこれらに限定されない))の総資産に占める構成比率を参照
[2]為替レート:1円=0.00938シンガポールドル
[3] 2023年9月時点
キャピタランド・インベストメント・リミテッド(https://www.capitaland.com) について
シンガポールに本社を置きシンガポール証券取引所に上場しているキャピタランド・インベストメント・リミテッド(CLI)は、アジアに広範囲な拠点を置く世界的な不動産投資運用会社です。2023年9月30日現在、CLIはアジア・パシフィック、ヨーロッパ、アメリカにおいて30の私募ファンド、6つのREIT(上場不動産投資信託およびビジネストラスト)を通じて、AUMベースで約1,330億シンガポールドル、FUMベースで約900億シンガポールドルの不動産を運用しています。運用不動産のアセットクラスはリテール、オフィス、ロッヂング(ホテル、賃貸マンションほか宿泊系施設)、ビジネスパーク、産業用不動産、物流施設、データセンターと多岐にわたっています。
CLIは、ファンド・マネジメント、宿泊施設の運営管理、その他幅広い運用能力を通じてファンド運用資産と手数料関連収益の拡大、効率的な資本管理を維持することを目指しています。キャピタランド・グループにおける投資運用部門として、CLIはグループの開発事業部門であるキャピタランド・デベロップメントと連携し、その投資機会のパイプラインの活用を行っています。
また、キャピタランド・グループはサステナビリティをその活動の中核に据えており、CLIはその一員として 2050年までにスコープ1と2の炭素排出量のネット・ゼロをコミットメント目標としています。責任ある不動産企業として、長期的な視点に立った経済的価値をステークホルダーに提供するとともに、事業を展開するコミュニティの環境的・社会的福祉に貢献します。
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引用元:PR TIMES