グランピングエリア“グランヴォー スパ ヴィレッジ”が、IFLA主催「LANDSCAPE ARCHITECTURE AWARDS 2023」にて「Awards of Excellence」受賞

プレスリリース要約

「LANDSCAPE ARCHITECTURE AWARDS」はアジア太平洋地域の優れたランドスケープアーキテクトに贈られる国際的な賞で、未来向けの景観を築くための革新的なプロジェクトに与えられる。今回受賞した「グランヴォー スパ ヴィレッジ」は、千葉県長柄町に位置し、自然体験と天然温泉を楽しめるグランピング宿泊エリアとして設計された。受賞概要や「グランヴォー スパ ヴィレッジ」の概要も記載されている。
 「LANDSCAPE ARCHITECTURE AWARDS」は、アジア太平洋地域の優れたランドスケープ アーキテクトに与えられる国際的な賞です。未来に向けた素晴らしい景観をつくる上で、ランドスケープアーキテクチャーの新たな可能性を見出すことのできる優れた事例を提示プロジェクトに授与されます。

  • 自然や植物と積極的に関わりながら生活体験ができるリゾートとして計画された空間デザイン。

 “ランドスケープアーキテクチュア”とは、自然環境や都市空間における屋外空間を計画設計する分野を総称するもので、個人宅の庭をはじめ、街路や広場、公園、都市街区の開発、さらには河川や海浜など屋外空間のデザインを行うことです。都市であれば緑化を求め、地方であれば環境保全など、温暖化が切迫している今、我々が自然と生きる生活を考えたときに、なくてはならない存在として“ランドスケープアーキテクト”の職能は近年注目を集めています。

 この度受賞した「グランヴォー スパ ヴィレッジ」は、2020年に誕生した、自然体験と天然温泉が楽しめるグランピング宿泊エリアです。千葉県長柄町の開放的な大自然の特性を活かし、自然の森の中にある単なる宿泊施設ではなく、人間の活動に即した空間デザインを取り入れることで、自然や植物と積極的に関わりながら生活体験ができるリゾートを目指し、設計されています。

 一際目を引く「テントキャビン」は、外部と内部をつなぎ、自然をより深く楽しむための快適な空間として設計されています。複数の木軸三角トラスをドーム状に組み合わせることで、仮設と同等の強度を確保しながら、広い内部空間を実現しています。また、森側に屋外テラス、前庭側にエントランスガーデンとして芝生エリアを配置した「テラスハウス」も、森の中にいるような雰囲気を最大限に味わうことができるよう設計されています。

 パブリックスペースには、広々とした芝生の庭や、木陰でリラックスできるパブリックスペースとしてデザインされたハンモックガーデンなどが設けられ、ゲストがプライベートエリア以外で滞在する場所を作り出しています。さらに、「グランヴォー スパ ヴィレッジ」内に四季折々のハーブが楽しめるハーブガーデンを設け、お客さまはチェックイン時に好きなハーブを部屋に持ち帰り、ハーブティーなどを楽しめるようなプログラムを提供しています。

■受賞概要

□ 受賞部門:Built Projects – Cultural and Urban Landscape 部門

□受賞名:  Awards of Excellence(優秀賞)

□受賞対象: リソルの森「グランヴォー スパ ヴィレッジ」

□発注者:  リソルの森株式会社

□景観設計: 有限会社オンサイト計画設計事務所

□設計担当: 三谷 徹, 鈴木 裕治, 須貝 敏如*, 本田 亮悟, 張 立*    

       *元所員

□建築設計: カプラ建築計画

□造園施工: 高山造園土木株式会社

□建築施工: 株式会社ヒライ

□協働設計: KAP(構造)、16A(温泉棟)、粟辻デザイン(サイン)、

                   太陽工業株(テント)、タクトコンフォート(電気設備)、

                   千葉大学(園芸療法)

【「グランヴォー スパ ヴィレッジ」について】

「グランヴォー スパ ヴィレッジ」は、同施設のある千葉県・長柄町の長柄ふる里村が1979年7月に姉妹協定を結んだスイス・旧グランヴォー村との友好関係から生まれた、自然体験と天然温泉が楽しめるグランピング宿泊エリアです。

自然に囲まれた上質な宿泊体験ができる「テントキャビン」、アウトドアリビングと、アウトドアダイニングで森の四季を満喫できる「テラスハウス」、長期滞在にもおすすめの「テラスハウスプレミアム」ほか、ご宿泊の方のみご利用可能な露天風呂付き天然温泉「紅葉乃湯」や焚火ガーデン、ハンモックガーデンなどでお楽しみいただけます。

◇所在:   〒297-0201 千葉県長生郡長柄町上野521-4

◇電話番号: 0475-35-3333

◇アクセス:・東京湾アクアラインから圏央道利用 「茂原長柄スマートIC」から約5分。

      ・東関東自動車道、京葉道路利用 県道67号線「板倉IC」から約5分。

引用元:PR TIMES

関連記事一覧