「オープンイノベーション担当者が最初に読む本」外部を活用して成果を生み出すための手引と実践ガイド 3月1日発売

プレスリリース要約

本書は、オープンイノベーションの重要性が高まる中、実践的なノウハウを提供する入門書である。著者は、日本から先行する海外事例を10年以上追い続け、オープンイノベーションについて研究・実務の両面から検討している。内容は基本編から発展編まで段階を踏んで説明し、具体的なアクションや問題解決策を示す。目次には14章にわたる内容が記載されており、イノベーション関連部署の担当者やマネージャー、研究開発部門の企画系担当者や経営層、ビジネスパーソンにおすすめの一冊である。また、著者はオープンイノベーションに携わる経験豊富な専門家であり、書籍は2024年3月1日に発売された。

■事業担当者必携のオープンイノベーション入門書
オープンイノベーションの重要性が高まる現在、日本の企業においても、その取り組みが多く実施されるようになってきました。本書では、日本から先行する数々の海外事例を約10年追い続け、研究・実務双方の面からオープンイノベーションについて検討を重ね続けている筆者が、企業の担当者にとって明日から使える実践的なノウハウをご紹介します。
主に海外の研究論文や文献をファクトベースに、オープンイノベーションの定義から、新規事業、CVC、DXなども含めた立ち位置や関係性を整理し、実務担当者に必要な具体的なアクションと問題における解決策が明確にわかります。

■基本編から発展編まで段階を踏んで説明
本書では、教科書的な概論から実践まで網羅し、段階を踏みながら具体的にわかりやすく説明します。
まず基本編では、オープンイノベーションの定義や効果、協業パートナーの探索時に用いる手法と仲介サービス、そしてオープンイノベーションチームが行う業務など、企業にオープンイノベーションを取り入れるにあたっての基本的な内容を紹介。応用編は、オープンイノベーションコンテストや、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を含むコーポレートベンチャリング、ユーザー巻き込み型のオープンイノベーション活動であるユーザーイノベーションなどに触れていきます。
そして補足編から発展編ではより実践的な事例として、知的財産権についての注意すべき側面、取り組みを改善していくうえで役立つ情報収集のノウハウから、DX・新規事業開発との関係性、非メーカー系大企業・中小ベンチャー企業・非営利組織におけるオープンイノベーション活動、また日本ではしられざる多数の海外企業の事例などを中心に紹介していきます。

■目次
はじめに オープンイノベーションチームがあらゆる企業に置かれる日
本書の使い方
第1章 オープンイノベーションの基本事項:「そこに効果はあるのか?」と言われたら
第2章 オープンイノベーション活動:プロセスとして知るべきWFGMモデル(Want, Find, Get, Manage)
第3章 オープンイノベーションの手法と仲介サービス:業者一覧とサービスの使い分け
第4章 4章:オープンイノベーションの実践:協業プロジェクトの成功に関わる要素とは?
第5章 オープンイノベーションコンテスト(概要):効率的な探索に欠かせない基礎知識
第6章 オープンイノベーションコンテスト(実践):有望な協業パートナーの選出方法
第7章 コーポレートベンチャリング:ベンチャー・スタートアップ企業に限定したオープンイノベーション活動の要点
第8章 ユーザーイノベーション:最も獲得が難しいニーズに関する情報を活用せよ
第9章 オープンイノベーション活動に関わる人的側面:組織と個人で求められる効果的アプローチとは
第10章 オープンイノベーションと知的財産権:成果を出した先進的な企業は何をやったか
第11章 オープンイノベーションと情報収集:ルーティンとして押さえておきたいノウハウを解説
第12章 オープンイノベーションとDX・新規事業開発:活動の幅を広げる役立つツール群
第13章 非メーカー系大企業・中小ベンチャー企業・非営利組織のオープンイノベーション活動:各種組織での実施におけるメリットと課題
第14章 海外企業のオープンイノベーション活動:論文で精査された知られざる事例
Swarovski/Haier/Hisilicon/AirAsia/AstraZeneca/Janssen Pharmaceuticals/Google/Unilever/Carlsberg/SAP/Samsung Electronics/中国メーカー3社
おわりに
推薦文 紺野 登 多摩大学大学院教授、一般社団法人Japan Innovation Network代表

■こんな方におすすめの一冊です
・イノベーション関連部署の担当者やマネージャー
・研究開発関連部署の企画系担当者やマネージャー
・オープンイノベーションを組織に浸透させたい経営層
・オープンイノベーションを理解したいビジネスパーソン

著者 羽山 友治(はやま・ともはる)

スイス・ビジネス・ハブ 投資促進部 イノベーション・アドバイザー 理学博士
2008年 チューリヒ大学 有機化学研究科 博士課程修了。複数の日系/外資系化学メーカーでの研究/製品開発に加えて、オープンイノベーション仲介業者における技術探索活動や一般消費財メーカーでのオープンイノベーション活動に従事。戦略策定者・現場担当者・仲介業者それぞれの立場からオープンイノベーション活動に携わった経験を持つ。NEDO SSAフェロー。

オープンイノベーション担当者が最初に読む本

外部を活用して成果を生み出すための手引きと実践ガイド
著:羽山友治

編:ASCII STARTUP

発行:株式会社角川アスキー総合研究所

発売:株式会社KADOKAWA

発売日 2024年3月1日

ISBN:978-4-04-911210-8

定価:1,800円+税

サイズ:A5判、240ページ

公式サイト:https://www.kadokawa.co.jp/product/322312001005/

※本書は、ASCII STARTUPの連載に書き下ろしの新規原稿を加え一冊にまとめた書籍です。

ASCII STARTUPについて
アーリー・シード段階のスタートアップの製品やサービス、先端テクノロジーの活用、オープンイノベーションといった企業の革新的取り組みなど、最先端のテクノロジー・ビジネスプレーヤーに関わる情報をお届けするウェブメディアです。人や企業と新しいテクノロジーをつなぐ、スタートアップエコシステムのハブとしての発信を軸に、広範なネットワークも生かした事業共創の支援や、起業家育成にも取り組んでいます。
URL:https://ascii.jp/startup/

引用元:PR TIMES

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