「牙狼<GARO> ハガネを継ぐ者」完成披露上映会(オフィシャルレポート)
プレスリリース要約
登壇陣は全員、役の衣装で登場し、客席からは歓声と拍手がわき起こります。主人公・道外流牙役の栗山さんがマイクを握ると「おかえり!」という声が上がり、栗山さんも「ただいま、ありがとう!」と満面の笑みで応え「こんな日を迎えられて、本当に幸せです」と感慨深げに語っていました。
新登場となる魔戒騎士・白羽創磨を演じた仲野さん、魔戒法師・コヨリを演じた中澤さん、
クレアシティを管轄する魔戒法師・ムツギ役の黒谷さん、そして謎の失踪を遂げた魔戒騎士ゴドウを演じた萩原さんに対しても、客席からは役名で歓声が飛び、本シリーズならではとも言える温かいムードにキャスト一同、嬉しそうな笑みを浮かべていました。
栗山さんが2013年に「牙狼<GARO>~闇を照らす者~」で流牙を演じてから10年以上が経ちますが、最新シリーズでの流牙の成長について尋ねると「アクションはもちろん10年前とは全く違う動きになっていますけど、一番成長を感じたのは、コヨリから手紙をもらった時、魔導文字がすんなり読めていたこと(笑)。メチャクチャ成長したなと思いました。昔はザルバさんに読んでもらってたんですけど…」としみじみと語り、会場は笑いに包まれました。
仲野さんは「牙狼<GARO>」シリーズへ出演について「歴史あるこの『牙狼<GARO>』という作品に初めて参加させていただき、プレッシャーも大きい中で撮影に挑みましたが、いまも(客席から)『創磨』と呼んでいただいて、かなり胸が熱くなっている状態です」とうなずいていました。客席からはアクションについて「かっこよかった!」との声も上がっていましたが、仲野さんは「嬉しいです」とニッコリ。全12話の中で「アクションがなかった話がないくらいのレベルで、話を重ねるごとに(創磨が)成長して、葛藤もあったりする中でアクションに挑んでいて、大変な撮影でしたが楽しかったですし、役者人生のターニングポイントになったすごく大事な作品になりました」と充実した表情を見せていました。
中澤さんも「初参加で最初は不安な気持ちで現場に入りました」と告白。それでも「みなさん、温かい方ばかりのアットホームな現場で、思い返すと楽しかったです。衣装もサイズを測って作っていただくのが初めての経験で、この衣装を着るとすごくやる気が出てきたし、着られて本当によかったです」と嬉しそうに語ってくれました。アクションに際しては、緊張のあまり「マントを取るだけのシーンでも苦戦をしてしまって、栗山さんに笑われるくらいでした(苦笑)」と明かしていましたが、逆に「栗山さんが笑ってくださったことで、緊張がほぐれました。やっていくうちに、自分でも『いま、カッコよく決まったな』というところもあったりしたので、そういうところもぜひ見ていただけたら」と語ってくれました。
黒谷さんもシリーズ初参加でしたが「栗山さんから、最初のほうに『牙狼<GARO>の世界を愛してくださっていますか?』と質問していただいたんですが、本当にスタッフさんの熱意、キャスト全員の熱意に『私も負けてられない。頑張ろう!』と思いました。こうして完成することできて、(撮影の)初日がすごく懐かしいです。みんなで頑張ったかいがあったし、こういてみなさんのところにお届けできたこの日を忘れないと思います」と嬉しそうに語りました。
萩原さんも「私事ではありますが、俳優生活37年で、初めて“変身”したのが愛すべきこの『牙狼<GARO>』シリーズだったのを非常に光栄に思っております!」と力強く語り、会場は温かい拍手に包まれました。
劇中、ムツギとコヨリは師弟関係にありますが、中澤さんは黒谷さんとの共演について「最初はお話するのも緊張して、なかなか自分から話しかけられなかったんですが、(黒谷さんが)すごく優しくて…」と語り、黒谷さんも「そこでお話が弾んで、仲良くなっていけるなと感じました」とニッコリ。舞台上からも仲の良い様子が伝わってきました。
一方、ゴドウと創磨は親子の関係にあり、今後の展開も楽しみなところ。仲野さんは「実は、萩原さんとはあんまり撮影が被ってなくて、(一緒に撮影したのは)2~3日くらいだったんです。そんな中で、ゴドウが第一声で『創磨』と言うのを聞いた時、激震が走るくらい良い声で、僕がイメージしていたゴドウの声の500倍くらいの『創磨』を聞けたので満足でした」と現場での感激を明かしてくれました。
萩原さんは「こんなカッコいい若者の父親をやらせていただくということで、『若い芽は早いうちに潰しておかなきゃ』と思ったんですけど、仲野くんにいきなり『僕、麻雀好きなんです』と言われてしまい、かわいがらない理由がなくなってしまいました(笑)。公私ともに仲良くさせていただいています」とすっかり懐に入り込まれた様子。仲野さんは「年末に焼肉に連れて行っていただきました」とわずか数日の共演とは思えない親密ぶりを明かし、思わず栗山さんは「いいなぁ…」と羨ましそう…。
この日、第2話までが上映され、この先の展開が気になるところですが、栗山さんは「この『ハガネを継ぐ者』というシリーズは、創磨の物語でもあるので、創磨の頑張りに期待していただきたいと思います」と創磨をキーマンに挙げます。現場で仲野さんの頑張りをずっと見てきたこともあり「ずっとアクションしてたよね? 本当に大変だったと思います。夏の暑い日から冬の寒い日まで、肉体を駆使して『牙狼<GARO>』に愛を注いでくれたので、それがこれからの(作品の面白さの)バロメーターになっていると思います」と太鼓判を押してくれました。
栗山さんの言葉を受け、仲野さんも「栗山さんはずっとそう言ってくださっていて、僕も創磨を軸に進んでいくと思って、意識して演じさせていただきました。流牙との関係性、クレアシティへの思い、父を思う気持ちなど、話を重ねていくと、創磨の感情がグシャグシャになるシーンもあるんですけど、そういう部分を見ていただければ、最後に創磨が愛される役になるんじゃないかと……自分で言っていますが(笑)、ぜひ愛していただきたいと思っています」と創磨への強い愛情を語ってくれました。
そして、舞台挨拶の終盤には、スペシャルゲストとして黄金騎士ガロ闇とハガネが登場し、剣を使った豪快な演武を披露! ハガネが観客の前に姿を見せるのはこれが初めてでしたが仲野さんは「たまんなくないですか? 本当にたまんない! 牙狼の鎧のイメージは牙がガーッとなっているイメージだったんですけど、(ハガネは)日本の武士の甲冑に寄せたようなデザインで、僕は超タイプな鎧で、これを着て戦えたことはすごく嬉しいことでした」と大興奮で語っていました。
最後にキャストを代表してマイクを握った栗山さんは改めて「『牙狼<GARO>』はこれからも、みなさんがいる限り、長い旅になると思います。最後までみんな付いて来て下さい!」と力強く呼びかけ、熱い思いが込み上げてきたのか、時折、言葉を詰まらせながら「久しぶりにこうやって、みなさんの前でお話しできてすごく嬉しかったです。やっぱり『牙狼<GARO>』は最高だなって本当に思いました。いつも愛をもって、作品を愛してくださって本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と語り、会場はこの日一番の温かい拍手と歓声に包まれ、舞台挨拶は幕を閉じました。
「牙狼<GARO> ハガネを継ぐ者」は1月11日(木)よりTOKYO MX、BS日テレにて放送スタート。
引用元:PR TIMES