TXP Medical、公益財団法人がん研究会と研究開発契約を締結
プレスリリース要約
TXP Medical株式会社(代表取締役CEO:園生 智弘、以下TXP Medical)は、内閣府の『戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)』における課題「統合型ヘルスケアシステムの構築※」にて『がん薬物療法の副作用問診ツール等の患者支援プログラムの社会実装』を推進する公益財団法人がん研究会(理事長:浅野 敏雄)より、委託研究開発先のひとつとして選定され、契約締結を完了いたしました。第3期となる今回のSIPでは14の課題に対し、予算額は総計280億円(令和5年度予算案)計上されています。
TXP Medicalは、平成30年度から令和4年度までのSIP第2期(AIホスピタル事業)において採択されていたため、SIPに2期連続で関わらせていただくことになりました。今回もこれまで培ってきた医療情報システム・医療データ利活用に関する弊社独自の医療のスペシャリストの集団の知見を活かし、がん領域での新たな価値創出に貢献していきます。
TXP Medicalが担当する研究
・ 研究開発テーマ
がん薬物療法の副作用問診ツール等の患者支援プログラムの社会実装
・ 研究開発概要
統合がん臨床DBならびにPHRに連結可能な患者支援プログラムの社会実装
TXP Medical 研究開発担当者 佐藤 雅和 【医師(婦人科腫瘍専門医) 弁理士 個人情報保護士】コメント
弊社は、サブ課題「がん診療についての統合的臨床データベースの社会実装」において、共同研究開発機関として関わらせていただくこととなりました。医師や臨床疫学者、エンジニアはもちろん、コンサルタント、製薬企業出身者等バラエティに富むTXP Medicalの知識をフル活用して、研究のお役に立てるよう邁進したいと存じます。
※戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「統合型ヘルスケアシステムの構築」:
わが国の電子カルテEHRや個人電子カルテPHRを、HL7 FHIR準拠で標準化するための基盤構築をめざす。同時に、個人の健康医療情報を時系列で収集するシステムを構築する(ライフレコードデジタルツイン)。ライフレコードデジタルツインは、個人の健康管理システムとして社会実装するが、あわせて複数の基幹病院の臨床データを収集し、疾患(とくにがんと循環器疾患)の可視化と、個別化(層別化)医療等を可能とするためのシステムである。医療データの標準化システムおよび収集・分析システムの開発やビッグデータの二次利用により、医療の質の改善、患者の医療機関への受診支援、医師による鑑別診断、治療方針の決定、予後の予測、看護業務の支援、医薬品・医療機器等の評価などを容易に行えるシステムとする。また医薬品・医療機器・SaMD・医療ITなどの開発支援と医療政策支援も行う。(公募要領 目的欄より一部抜粋)
TXP Medicalの医療データサービス
https://txpmedical.jp/service/medical-database
TXP Medical株式会社
TXP Medicalは「医療データで命を救う。」をミッションに、現役の救急医・集中治療専門医が立ち上げた次世代の医療インフラを牽引するスタートアップ企業です。
代表取締役:園生智弘(救急科専門医・集中治療専門医)設立: 2017年8月28日 HP:https://txpmedical.jp/
・医療データシステム (NEXT Stage ERシリーズ)の開発と提供
・医療AI技術の開発と提供・医療データプラットフォームの構築、リアルワールドデータの解析
・臨床研究支援事業・医療機関に対する経営支援及びコンサルティング事業
引用元:PR TIMES