【新刊案内】世界のマテリアルズ・インフォマティクス 最新業界レポート 発行:(株)シーエムシー・リサーチ

プレスリリース要約

マテリアルズ・インフォマティクスの新刊レポートが発売。Citrine InformaticsやEnthoughtなどのMI支援企業の開発動向や、MIを活用した材料の特徴やビジネス動向が紹介される。MIは物質特性データベースとAIを活用して新素材を発見する手法で、量子コンピュータの利用も注目されている。レポートは日本企業の取り組みや世界のMI関連企業を調査。2024年1月12日発行で、詳細は公式サイトで。
【新刊案内】世界のマテリアルズ・インフォマティクス 最新業界レポート

Materials Informatics

 

【本書の特徴】

➢ Citrine InformaticsやEnthoughtなどのMI支援サービス企業と日本勢との開発動向!

➢ MIを活用した高分子材料、電池材料、金属・無機材料の特徴、ビジネス動向を掲載!

➢ 第一原理計算による、リチウムイオン電池や半導体材料などの材料別ケースを記載!

➢ スパースモデリングが注目される背景、大学研究、及び、導入している企業を紹介!

➢ MicrosoftやGoogle等のビッグテックや、AI搭載のソフトウエア企業の創薬事業とは?

➢ 量子コンピュータ、量子ソフトウエアとマテリアル開発との関係、材料開発を詳述!

➢ 素材産業における量子コンピューティングのユースケースの探求に関心が高まる!

 

◎はじめに

 マテリアルズ・インフォマティクス(MI)は、機械学習、実験、シミュレーション、データベース、クラウド・コンピューティングなどの領域の技術を組み合わせたもので、よりスピーディーに新素材を開発・商品化することが可能になっている。膨大な量のデータを高速に扱える環境が整ったことで、MIの利用が促進されている。

 本レポートを刊行するにあたり、主にMIの用途別開発動向を調査した。例えば、高分子材料では、一般的には分子量が1万以上の化合物と定義され、名称が同じ材料であっても分子量や分子構造、製造プロセスの違いによって発揮される機能や効果が異なる。そのため、より正確にMIを適用するためにはそれらの違いを全てデータベース化することが求められている。しかしながら、分子構造や物性に関して、同条件の実験データを揃えることが困難であり、温度や混練条件等のプロセス条件による影響が大きいことから、高分子材料のMIの活用はさほど進んでいない状況である。

 MIは、物質特性データベースとAIを活用して新素材を効率的に探索する手法として注目されている。これまで研究者個人のスキルに依存していた開発や検査のプロセスを、各社は同アプローチに基づいて高速化する取り組みを進めている。

 新たな取り組みを始める際には、支援サービスなど外部の知見を活用するケースと、自社単独で全てこなすケースがある。近年、MIを初めて導入する場合には、支援サービスなど外部の知見を取り入れるメーカーが増えてきている。材料に対する知見は自社で確保できるが、適切な機械学習アルゴリズムの選定や機械学習に活用できるデータ形式の環境には、MIに関する専門知識が必要である。実際に、日本企業は、独Mats2Market、米QuesTek、米Enthought、米CitrineInformaticsといったMI支援サービス企業と提携し、素材開発の効率化に注力している。

 さらには、大規模な分子を分析することが可能ということで、素材産業における量子コンピューティングのユースケースの探求にも関心が高まっている。現在、企業は従来のコンピュータで何億もの比較を実行しているが、実際に計算できる特定のサイズまでの分子のみに制限されている。量子コンピュータが実用化されれば、はるかに大きい分子を比較することが可能になり、膨大な数の化学物質の機能を調べるシミュレーションの短時間ができ、創薬の研究スピード向上と開発効率化が進んでいく。

 本レポートは、マテリアルズ・インフォマティクスに関するビジネス・技術に関わる企業を主に調査した。今後の展開を見据えたうえでの次世代ビジネスにつながるレポートになっている。

                                          CMCリサーチ調査部

 

 

 

■ 世界のマテリアルズ・インフォマティクス 最新業界レポート

■ 発 刊:2024年1月12日発行

■ 定 価:本体価格 180,000 円(税込 198,000 円)

          本体 + CD(PDF版)   230,000 円(税込 253,000 円)

■ 体 裁:A4判・並製・309頁

■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ

    ISBN 978-4-910581-48-4

 

詳細、お申し込みはこちらから!↓

    https://cmcre.com/archives/119806/

  

 

 

 

 

【本書の構成および目次概要】

☆本書の詳細な目次はこちらから!

   https://cmcre.com/archives/119806/

 

 第1章 AI、機械学習、ディープラーニング

 第2章 マテリアルズ・インフォマティクス(MI)

 第3章 MI支援サービス、及び関連企業

 第4章 MIの用途別開発動向

 第5章 創薬・バイオ

 第6章 量子コンピュータ

 第7章 化学・素材産業における量子コンピューティングのユースケースの探求

 第8章 電子実験ノート

 第9章 企業のMIビジネス戦略

 第10章 各国の取り組み

 

☆目次の詳細とお申し込みはこちらをご覧ください↓

     https://cmcre.com/archives/119806/

  

 

 

 

◎CMCリサーチ刊行関連書籍のご案内

(1)計算科学を活用した熱電変換材料の研究開発動向

 https://cmcre.com/archives/96038/

■ 発 行:2022年4月12日

■ 監 修:森 孝雄 / 塩見 淳一郎

■ 定 価:本体 90,000 円(税込 99,000 円)

              本体 + CD(カラー) 100,000 円(税込 110,000 円)

           ★ メルマガ会員:定価の10%引き!

■ 体 裁:A4判・並製・214頁

■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ

ISBN 978-4-910581-18-7

↓詳細とご購入はこちらから

https://cmcre.com/archives/96038/

(2)AI・MI・計算科学を活用した蓄電池研究開発動向

 https://cmcre.com/archives/81783/

■ 発 行:2021年6月28日

■ 監 修:森分 博紀

(非営利・一般財団法人 ファインセラミックスセンター (JFCC))

■ 定 価:本体(白黒) 90,000 円(税込 99,000 円)

              冊子 + CD(カラー) 100,000 円(税込 110,000 円)

           ★ メルマガ会員:定価の10%引き!

■ 体 裁:A4判・並製・本文246頁

■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ

ISBN 978-4-910581-05-7

↓詳細とご購入はこちらから

https://cmcre.com/archives/81783/

(3)(ひとりで学べる)実践Rケモ・マテリアル・データサイエンス ~ 付録Rスクリプト付き ~

 https://cmcre.com/archives/69966/

■ 発 行:2020年12月30日

■ 著 者:金谷 重彦 他

■ 定 価:100,000円(税込 110,000円)(付録CD付)

              ※ CD 中の書籍PDF は著作権で保護

           ★ メルマガ会員:定価の10%引き!

■ 体 裁:A4判・並製・308頁・カラー

■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ

ISBN 978-4-904482-95-7

↓詳細とご購入はこちらから

https://cmcre.com/archives/69966/

(4)材料およびプロセス開発のためのインフォマティクスの基礎と研究開発最前線

 https://cmcre.com/archives/63571/

■ 発 行:2020年8月1日

■ 監 修:船津 公人(東京大学大学院 工学系研究科 教授)

■ 定 価:本体(白黒) 90,000 円(税込 99,000 円)

              本体 + CD(カラー) 100,00 円(税込 110,000 円)

           ★ メルマガ会員:定価の10%引き!

■ 体 裁:A4判・並製・本文270頁

■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ

ISBN 978-4-904482-84-1

↓詳細とご購入はこちらから

https://cmcre.com/archives/63571/

☆続々追加中!

書籍の詳細一覧、ご購入はこちらから!↓

 https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/

 

開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓

   https://cmcre.com/archives/category/seminar/semi_cmcr_f/

引用元:PR TIMES

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