東京都 交通局×下水道局 さくらサク!「滑らない都電の砂」「落ちないマンホール蓋柄トートバッグ」プレゼント!
プレスリリース要約
東京都交通局及び下水道局は、令和6年1月5日(金)から3月1日(金)まで、さくらサク!「滑らない都電の砂」&「落ちないマンホール蓋柄トートバッグ」の受験生応援セットプレゼントキャンペーンを実施します。
モビリティプラットフォームアプリ「RYDE PASS」にて、「東京さくらトラム(都電荒川線)デジタル乗車券」を購入していただいた方、先着555名様に受験生応援セットを贈呈します。
交通局と下水道局は、合格に向けて日々走り続ける受験生の皆様を応援しています。
イベント概要
(1)実施内容
RYDE株式会社が提供するモビリティプラットフォームアプリ「RYDE PASS」にて、「東京さくらトラム(都電荒川線)デジタル乗車券(大人400円、小児200円)」を購入いただいた方、先着555名様限定で「滑らない都電の砂」&「落ちないマンホール蓋柄トートバッグ」を贈呈します。
東京さくらトラム(都電荒川線)では、急な坂を上る際に、落ち葉や積雪で車両が滑らないよう、運転手が砂をまくことがあります。今回はその「滑らない砂」にちなんで、職員が一つひとつ心を込めて詰めた砂をご用意しました。また、マンホールの蓋は丸く、直径がどこも同じであるため、穴に落ちません。下水道局のマンホール蓋は、都の木「イチョウ」、都民の鳥「ユリカモメ」、そして都の花「ソメイヨシノ」が描かれた、「さくらサク!」デザインとなっています。
都電もマンホール蓋も、長年にわたり人々の生活を支え、様々な人生のドラマに寄り添い、街の成長を見守ってきました。
令和6年1月5日(金)から同年3月1日(金)まで
※プレゼントがなくなり次第終了
(3)贈呈場所
三ノ輪橋おもいで館
所在地:東京都荒川区南千住1丁目12-6
(東京さくらトラム「三ノ輪橋停留場」下車すぐ)
営業日時:10時~18時(毎週火曜・水曜日定休※祝日の場合は営業)
(4)贈呈方法
⓪「RYDE PASS」アプリをダウンロードします。
①アプリ上で、都電1日乗車券を購入すると、
【合格祈願!】滑らない都電の砂&落ちないマンホール蓋柄トートバッグのチケット
が入手できます。
②乗車券を有効にし、三ノ輪橋おもいで館にて「QRコードを読み込む」をタップし
て、掲出されているQRコードを読み取ります。
③必ずスタッフに画面を見せた状態で、「チケットを使用する」をタップしてくださ
い。
④チケット画面をスタッフに見せてください。乗車券の購入枚数分だけ、引き換えいた
します。
(5)先着割引キャンペーン
東京さくらトラム(都電荒川線)デジタル乗車券は、先着1,000名様限定で、通常の都電
一日乗車券の価格の半額(大人200円、小児100円)にてお買い求めいただけます。以下
のクーポンコードをデジタル乗車券購入時に入力してください。
【クーポンコード】 skrjo15
(6)注意事項
・プレゼントの砂は、東京さくらトラム(都電荒川線)において実際に使用している砂で
はありませんが、砂場で砂遊びができる、安全確認が済んでいる砂を用いています。
・本企画は、受験生を心理的に応援する意図に基づき企画しているものであり、合格を
保証するものではありませんので、予めご了承願います。
都電は、明治44年8月に東京市電として開業してから長年にわたり皆様からご愛顧いただくとともに、移動手段の提供を通じて受験生も応援してきました。
都電105周年の記念企画として、都電にまつわる様々なエピソードを公募した上でそのうち50話を新聞紙面で発表した『思い出ガタゴト 東京都電diary』では、昭和18年の受験生と都電(当時は市電)のエピソードが綴られています。
「車掌さん、ありがとう。」
市電の思い出は、昭和十八年の二月、私が十八歳の頃です。女学校を卒業する年に、東京の専門学校を受験するため、家のある横浜から電車で東京駅まで行き、八重洲口の前から市電に乗った時のこと。私の家は母子家庭で、何でも一人でやる習慣は身についていたものの、一度も受験校へ行ったことがなかったし、市電に一人で乗るのも初めてだったので、無事受験校に着くか心配で、胸がどきどきしていました。
新橋方面から走ってきた電車の後部にいる車掌さんに「一ツ橋に行きますか?」と聞くと、年配の車掌さんに「行きますよ」と言われて市電に乗りました。
市電はやたらにガタガタと鳴り、つり革が左右に大きく揺れ、心配は増していきました。車窓を見て数分たった頃、車掌さんはわざわざ座っている私の所まで来てくれて「つぎが一ツ橋ですよ」と教えてくれました。「どこか間違ったところに行ってしまうんじゃないか」と不安そうな顔をしていたのが、分かったのかもしれません。
車掌さんはとても優しい人でした。私はほっとしてお礼を言い、学校前で降りることができ、試験を受け、無事合格しました。三年後に教員免許を取得しました。あれから七十二年がたちましたが、黒い革の角のすれたカバンの車掌さんのことはよく覚えています。
車掌さん、私は教員になり、定年まで勤め上げ、九十歳を迎えました。ありがとうございました。
都電105周年の記念企画として、東京都交通局が平成28年に都電にまつわる様々なエピソードを公募し、応募総数500点の中から50話を選出し、特別審査員の思い出や懐かしい都電の写真とともに紹介した一冊です。
引用元:PR TIMES