Medtech Outlook誌の “TOP MEDICAL DEVICE COMPANY IN JAPAN 2023” でトップ5企業に選出

プレスリリース要約

ジャパンメディカルデバイス(JMD)はスーパーコンピュータを利用した心臓シミュレータ(UT-Heart®)に基づく新しいコンピュータシミュレーションサービスを開発しました。この技術は先天性心疾患手術の術式決定や予後予測、心疾患の早期発見に役立ち、MedTech Outlookに掲載されました。JMDの代表はこの受賞を喜び、スーパーコンピュータ「富岳」を利用した研究開発を進め、医療現場に新たな技術を提供し、医療の質(QOL)向上に貢献したいと述べました。JMDはこの技術を通じて医療のパラダイムシフトを目指し、先天性心疾患を持つ赤ちゃんの手術支援や心疾患の予知に取り組んでいます。 JMDの事業内容、連絡先、プロフィールは公式ウェブサイトで確認できます。
■掲載記事について

当社はスーパーコンピュータを用いて開発された心臓シミュレータ(UT-Heart®)を活用した新たなコンピュータシミュレーションサービスの事業化に取り組んでいます。

その中で、先天性心疾患手術の術式決定と予後予測や心疾患の早期発見に繋がる心臓健診などの最先端技術が注目されました。掲載記事では、心臓シミュレータ(UT-Heart®)がもたらすイノベーションの成果として、小児先天性心疾患の手術支援の具体例も紹介されています。さらには、JMDが取り組む新たな技術についても紹介されています。

■代表取締役 CEO/CTO 千葉 修一からのメッセージ

この度、世界的な医療情報誌であるMedTech Outlookにおいて、医療機器企業としての高い評価を受け、光栄に思っております。弊社、ジャパンメディカルデバイス(JMD)が扱う心臓シミュレータ(UT-Heart®)は、スーパーコンピュータ「京」の時代からの継続的な研究開発の成果です。後継機であり、世界をリードしているスーパーコンピュータ「富岳」でも最先端の研究を進めています。JMDは、研究開発で培った技術を活かし、医療現場に提供することで「医療のパラダイムシフト」を目指しています。これまでには、スーパーコンピュータを活用したさまざまな研究が行われてきましたが、まだそれが医療現場で応用されていませんでした。弊社は、その先駆けとして、既に臨床試験の現場で、先天性心疾患を持って生まれた小児の手術支援を実現しています。日本国内では、100人に1人の割合で先天性心疾患を抱える赤ちゃんが生まれ、これは一般家庭において無視できない課題です。また、医療現場よりも前段階の健康診断から心疾患のリスクを評価する仕組みづくりも進めています。今回の受賞を契機に、一層の技術開発を加速させ、一般家庭における生活の質(QOL)向上に貢献したいと考えています。

■雑誌イメージとリンク

公式ウェブサイト

https://www.medicaltechoutlook.com/

ベンダー紹介ページ

https://www.medicaltechoutlook.com/japan-medical-device-corporation

ジャパンメディカルデバイス株式会社(JMD)について
JMDは、東京大学が20年以上の年数をかけて、理化学研究所のスーパーコンピュータ上で作り上げた心臓シミュレータ(UT-Heart®)を活用した、新たな医療機器コンピュータシミュレーションサービスを研究開発し、提供する会社です。 
心臓シミュレータは、CTや超音波画像を含む臨床データをインプットデータとし、スーパーコンピュータの演算能力を活用して、分子レベルの電気的・力学的挙動を計算することで、個人の心臓の動きを忠実に細かい部分まで再現できる、世界最高峰のテクノロジーです。 
医療領域の精密なシミュレーションには、医学的知見を工学的に表現し(医工連携)、最新コンピュータを駆使し最高速で計算する(計算機科学)ための最先端スキルとノウハウが必要です。JMDは、これらを有し、さらに、演算に先駆けての医療データ処理およびシミュレーション結果の画像化(プレ・ポスト処理)を含めた、ワンストップのクラウドサービスを構築し提供するすべく、国内最高峰の研究機関・実証機関と連携し開発を進めております。
心臓シミュレータ技術とAIそのほかの技術を兼ね合わせ、心臓疾患の検証や予知、そのほかの医療や健診サービスなどへのサービス提供を通し、医療の質の向上を目指します。 

■Medtech Outlookとは
医療分野における最新の技術革新や進歩、特に医療機器、医療情報技術(Health Information Technology、Health IT)、バイオメディカル工学などに関する情報を提供する米国メディア企業。

現代の医療業界を再構築し、医療従事者の患者ケアへの取り組み方に影響を与える有望なデバイスやソリューションを開発する企業を紹介している。

世界的医学雑誌であり、主な読者は世界の経営者、医療従事者(産科医、小児科医、新生児科医、病院長、他)等。

■謝辞

本研究は、文部科学省「富岳」成果創出加速プログラム「「富岳」で目指すシミュレーション・AI駆動型次世代医療・創薬」(JPMXP1020230120) の一環として実施されたものです。また、本研究の一部は、スーパーコンピュータ「富岳」の計算資源の提供を受け、実施しました(課題番号:hp230216)

■プロフィール

  • 社名             : ジャパンメディカルデバイス株式会社(Japan Medical Device Corporation)
  • 設⽴             : 2020年(令和2年)11⽉16⽇
  • 所在地          : 〒210-0024 神奈川県川崎市川崎区⽇進町7番地1 川崎⽇進町ビルディング
  • 代表者          : 千葉 修⼀(代表取締役 CEO / CTO)
  • 事業内容       : ⼼臓シミュレータ(UT-Heart®)を活⽤した新たな医療機器コンピュータシミュレーションサービスの研究開発
  • ホームページ : https://jmd-corp.com/
  • 業許可   :医療機器製造業(登録番号:14BZ200408)

≪問い合わせ先≫

ジャパンメディカルデバイス株式会社

担当部署:管理本部 総務人事部

TEL: 044-276-8632

E-MAIL: [email protected]  

引用元:PR TIMES

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