想像力を育む、こどものためのオンライン学校 「こどもエリー学園」 開校

2021年8月、大宮エリーによる、想像力を育む、こどものための学校「こどもエリー学園」が開校いたします。「こどもエリー学園」では、学校や学習塾では学ぶことのできない「クリエイティブ力」に特化し、「ことば」や「アート」に関する授業を行います。
2020年4月に大人向けクリエイティブ力を養うオンライン学校「エリー学園」を開校いたしましたが、「こどもの学校を作ってほしい」という多くのリクエストがあり、昨年より準備を進めてまいりました。「コロナ禍の中でも、楽しい思い出を作り、充実したオリジナルの経験を提供したい、そして共有したい。そしてオンラインだからこその特徴を活かして、全国に友達を作って欲しい。ひきこもりがちなこどもさんや、いじめられているこどもさんも、ぜひ参加していただきたい」という思いのもと、この度の「こどもエリー学園」の開校に至りました。「こどもエリー学園」は、全国・全世界の小学生4年生から中学3年生が対象となります。また、オンラインでのプログラムとなりますので、住んでいる地域を問わず皆様にチャレンジしていただくことが可能です。

撮影:諸井純二

 

相手を、自分を、思いやる想像力を身につける

子供にとって一番大切なのは、知識でも学力でもなく、想像力だと考えています。想像力は、思いやりと大きく関係しています。想像力は、生き抜く力でもあり、人生を切り開く力でもあります。相手の気持ちを想像すること。自分らしい道を見つける力。そして自分を大切にすること。それは同時に、相手を尊重することに繋がるのです。「こどもエリー学園」では、そんな力を「ことば」や「アート」を通して、子供のうちに学び、実践できる機会を場を目指します。
こどもに向けたユニークな授業内容

授業は、月二回を通常授業として、大宮エリーが「お題の会」と「発表会」を行います。この通常授業においては、「ことば」と「アート」をテーマに、凝り固まらない頭を育成するための授業を大宮エリーが考案し、お届けいたします。

授業テーマ(予定)
名刺を作ってみよう!
― 小石にでも葉っぱにでも空き箱にでも、じぶんってこんなひとだよ!という名刺を作ってみよう。

「わくわく」を撮ってこよう!
― 制限時間は15分。わくわくをどれだけ撮ってこられるかな?

赤をきわめてみよう!
― 赤だけを使って絵をかいてみよう。あかの専門家になってみよう!

クリスマスカードをつくろう!
― とある工夫で、どんなに絵が下手でもうまく見える!それはどんな魔法でしょうか?

撮影:網中健太

 

おもしろい大人」から“好き”の種を発芽させる

隔月では、「おもしろい大人」と題し第一線で活躍されるプロフェッショナルをお呼びして、特別授業を実施します。「こんなオトナいいなぁ」と、子供たちが目標にできる大人を紹介し、いろいろな道があるものだと、将来への視野を広げることができます。こどもたちのいろんな“好き”の種を発芽させるべく、様々なジャンルで活躍し、面白い生き方をしている大人たちを講師としてお招きします。8月は第一弾として、小学校の先生からミシュラン一星レストランシェフになったsioのオーナーシェフ鳥羽周作氏(シズる株式会社 代表取締役)が登場します。また10月には、人間国宝(蒔絵)の室瀬和美氏(漆芸家・重要無形文化財「蒔絵」保持者)をお招きします! 

「こどもエリー学園」
開校日:2021年8月7日(土)
対象学年:小学校4年生~中学3年生
キャンパス:オンライン上
費用:11,000円/月
生徒募集期間:2021年7月25日 〆切
※入学には、仮登録をしていただいた後、願書をお出しいただく必要があります
※合否は後日メールにてお知らせいたします。
公式HP:https://kodomo-elliegakuen.com/

大宮エリー プロフィール
1975年大阪生まれ、東京大学薬学部卒業。作家業、舞台の作演出、ドラマ・映画監督、映像制作、ラジオのパーソナリティと様々なジャンルの活動を行うがやっていることはひとつだという。2012年から観客にイメージや言葉を伝え、来場者が参加して作品が完成する体験型の展覧会「思いを伝えるということ展」(PARCO MUSEUMほか、2012‒13年)などを開催し、大きな話題を呼ぶ。絵画制作は、2012年モンブラン国際文化賞受賞の福武總一郎氏へのお祝いとして、急遽ライブペインティングを依頼され描いた「お祝いの調べ”直島”」をきっかけに本格的にスタート。その後アーティストとして大きな飛躍を遂げ、2019年には香港、パリ、ミラノにて個展を開催。

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