恋人のいる20代男女へ意識調査!男女で違う「コレをやったら浮気確定」のラインはどこ?
異性と二人で食事に行く、合コンに行く、異性と手をつなぐ等々「恋人にしてほしくないこと」は人によって少しずつ異なります。“してほしくない”という思いを、束縛と捉えるか愛情と捉えるかは紙一重です。
株式会社ネクストレベル(本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:田中大洋)が運営する『縁結び大学』(https://jsbs2012.jp/date/)では、現在交際相手がいる20代の独身男女149人に、自分の考える浮気の定義について調査を行いました。恋人と会う頻度や、束縛を感じている割合など、昔に比べて恋愛に関心が薄いと言われる若い世代の恋愛常識の現状を探ります。
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多忙のなか恋人と会う機会を増やすため、同棲を選択する20代男女が22.8%
20代の独身男女が恋人と会う回数は「1週に1度」「2週に1度」がそれぞれ16.8%でした。「同棲中」を省くと、1~2週間に1度のペースで恋人に会う人が33.6%で最も多いようです。週に複数回会う割合は、「週に2~3回」「週に4~5回」「ほぼ毎日」を合計すると24.2%でした。
回答者の多くは学生か社会人ということもあり、毎日多忙なスケジュールの中で、恋人と会う時間を調整して確保しているようです。その最たる手段が同棲で、回答者のうち約5人に1人は同棲中という結果でした。
女性の方が「恋人ともっと会いたい」と思っている傾向
上のグラフは、恋人と会う頻度について、自分と相手の考えに違いがあるかを聞いてみた結果です。男女ともに「ちょうどよい」と思っているのは44%強と、ほぼ同数でした。
注目したいのは「お互いもっと会いたい」と思っている女性が、男性よりも約10%も多いところです。このアンケートではカップルの男女が同時に回答しているわけではありませんが、男女の間で「自分が会いたい/相手も会いたがっているはず」という意識に少しズレがあるように見受けられます。
男性で「自分は適度、相手はもっと会いたい」と思っているのは17.9%ですが、女性は9.7%と、ここにも開きがあります。男性で「自分は減らしたい、相手はもっと会いたい」と思っている人も8.9%いますが、女性では2.2%しかいません。逆に女性が「自分は会いたい、相手は適度」と思っている人は9.7%いますが、男性は3.6%でした。
これらの数値の差から、男性の方は「これ以上会わなくてもよい」と考えているにも関わらず、女性の方は「もっと会いたい」と思っているというパターンがあることが分かります。
20代男女の恋愛においては、男性よりも女性の方が「もっと会いたい」という気持ちが強い傾向があるようです。
「束縛されている」と感じている割合は、男性の方が高め
「今付き合っている恋人に束縛されていると感じたことはありますか?」という質問を投げかけてみたところ、男性は30.4%が「はい」と回答しました。女性で「はい」と回答したのは19.4%なので、10%以上の開きがあります。
このことから、女性より男性の方が恋愛の中で束縛を感じているということが読み取れます。
恋人からの束縛「本当にやめてほしい」が男女とも1割強
「恋人からの束縛について、どう思いますか?」という質問も、男女別に聞いてみました。
その結果、男女とも「少しの束縛なら許せる」が1位という結果になりました。ただ、数値では男性の方が女性よりも10%以上高くなっています。
女性の意見で2番目に多かったのは「少しの束縛なら嬉しい」という回答です。女性のうち3割は、恋人からの少しの束縛であればそれを愛情と感じるということが分かります。男性は女性に比べると、この回答の数値は低くなっています。また「まったく束縛されないと悲しい」と感じるのも、女性の方が多い傾向にありました。
逆に「嫌だけど許容できる」は男性の方が少し多くなっています。「嫌だから本当にやめて欲しい」は、男性が12.4%、女性が14%となっており、1割強の人は恋人からの束縛を不自由に感じているようです。
これらの結果から、男性は「束縛=愛情」という感覚は少ないものの、束縛に関しての許容範囲が広く「少しなら許せる」と思っているように見受けられます。
一方、女性は一部で「束縛=愛情」と考える人もいるものの、「少しの束縛なら許せる」「嫌だけど許容できる」という回答が男性に比べると低く、逆に「嫌だから本当にやめて欲しい」という数値は男性に比べて高くなっています。このことから、女性は男性よりも束縛による不自由を感じていると捉えることができそうです。
「恋人にやってほしくないこと」1位は“異性と二人旅行”
「恋人にこれだけはやってほしくないと思うことを選んでください」という質問をしたところ、男性の1位は「異性と二人で旅行に行く」でした。女性は「異性と二人で旅行に行く」の他に、「異性と手をつなぐ」も90.3%と同率で1位となっています。男性では「異性と手をつなぐ」が75.0%なので、約15%も開きがあることが分かります。
恋人がいるにもかかわらず「マッチングアプリで異性と連絡する」は、男女ともに2位でした。
この他に、「婚活イベントに出かける」「異性と二人で出かける」「異性と体が触れる」「異性と二人でオンライン飲み」「過去の恋人と自分を比べる」「自分に予定を秘密にする」「過去の恋人の写真などを保管」「異性の名前を呼び捨てする」「異性のことを褒める」と、ほとんどの項目で女性の方が男性よりも拒否反応が大きい結果になりました。
中でも「過去の恋人と自分を比べる」「過去の恋人の写真などを保管」「異性のことを褒める」は、男性に比べて女性の方が15%以上も高くなっています。男性の中で「このくらいは彼女も許してくれるだろう」と考えている項目がある場合は、恋人とNGの線引きが異なっていることもあるので、注意したほうがよさそうです。
逆に、男性の方が高かった項目は「携帯を見せてほしいと要求する」でした。スマホを見せてほしいとせがむのは、恋人同士でも嫌だと思う男性が多いので、女性は特に気を付けたいですね。
コレをやったら浮気確定!の線引きは、男女で差がある
「これをやったら浮気確定!と思うものを選んでください」という質問への回答が上記のグラフです。
「異性と体の関係になる」は男女とも1位で、明らかに浮気と認識する人が多数です。
女性の2位は「異性と手をつなぐ」でした。男性とは20%以上も差があることから、男性は「手をつなぐ=浮気ではない」、女性は「手をつなぐ=浮気確定」、という大きな認識のズレがあることが分かります。
逆に男性は「異性と二人で出かける」が41.1%で、女性は25.8%です。女性に比べて男性の方が「異性と二人で出かける=浮気確定」と思っている割合が多いことが分かります。
自分の中では浮気ではないと思っていても、恋人からすると「それは浮気!」と誤解されるケースもありそうです。好きな相手だからといって認識が同じとは限りません。関係を壊したくないのであれば、浮気の線引きは十分注意した方がよさそうです。
気になる「浮気」の定義とは?
アンケートで男女に浮気の認識で差があった「異性と手をつなぐ」と「異性と二人で出かける」について、それぞれの意見を聞いてみました。
【異性と手をつなぐ】
出掛けるだけなら特になにも思いませんが、やましい気持ちがあって出掛けたり、相手の手に触れたりするのは浮気だと思います。(24歳女性) |
別の異性と2人きりで出かけるのは良いと思いますが、手を繋ぐ以上のことは浮気だと思います。(23歳女性) |
異性と出かけるのはさまざまな理由があるかもしれないので許すことが出来ますが、手を繋ぐ以上の行為は下心が丸出しなので浮気だと思っています。(24歳女性) |
女性にとって「手をつなぐ」ことは、「体に触れる」という認識のようです。故意でなければ手をつなぐことはないため、キス以前に手をつなぐことが浮気と思う人が多いようです。
【異性と二人で出かける】
彼女が黙って私以外の男性と出かければ、それは浮気だと思います。(28歳男性) |
異性と2人で出かけるのは、ちゃんとした理由がないと浮気とみなします。(24歳男性) |
自分(彼氏)と行けることやできることを、彼氏ではなく他の異性の人と行ったりしたら浮気だと思います。(28歳男性) |
恋人が自分以外の異性と出かけること自体でなく、その事実を自分に隠すことが浮気という意見もありました。男性は身体的な浮気以前に、恋人が精神的に自分以外の異性に頼ることを浮気と感じるようです。
「恋人が浮気したら別れるか?」は、男女とも“別れる”が1位
「あなたは今の恋人の浮気を許せますか?」という質問に対しては、男女とも55%以上が「許せないから別れる」と回答しました。
逆に「一度きりなら」「浮気相手と別れるなら」「無条件に」などを含め「許す」と回答したのは、男性で21.4%、女性で20.5%でした。「許せないけど別れない」もあわせると、約45%の人は「浮気をされても別れない」と思っていることが分かります。
浮気と疑われる行為があった場合、別れるかどうかに関わらず、相手への信頼は揺らぎます。その上で浮気を許せるかどうかについては、男女によって傾向が異なることはないようです。
浮気と疑われる行動をした事があるのは、女性の方が多い
翻って自分自身が「恋人に伝えると浮気だと思われるかもしれない行動をしたことはありますか?」という質問もしてみました。
その結果、「はい」と回答したのは男性よりも女性の方が多いことが分かりました。女性が31.3%で男性の16.1%と、数値で比較すると2倍弱もあるのは少し驚きです。
具体的にはどんな行動?
“恋人に伝えると浮気だと疑われるかもしれない行動”とはどんなことなのか、具体的に教えてもらいました。
仕事の異性の同僚と、仕事終わりに二人で飲みに行く。彼女には異性と行ってるとは言ってない。(28歳男性) |
何人かの女友達とLINEで繋がっていて、自分としては恋愛関係は全くなしで女友達にも彼氏が居たりするが、彼女が知ったら何を言い出すか分からないので言わないでいる。(26歳男性) |
しばらく連絡をとっていない男性の友人に連絡をとった事があります。やましい気持ちなどは全くなく、連絡をとらなくてはいけない用事だったのですが、音信不通の期間が長い男性の友人なので、彼氏からすると疑う要素になったかもしれません。(26歳女性) |
高校時代から仲のいい男の友達と2人で何度かドライブに行ったことがありますが、彼には伝えていません。(23歳女性) |
ゲーム友達と寝落ち通話しています。彼氏には寝落ち通話してるとは言ってるけど、男の子かどうかは言っていません。(21歳女性) |
「恋人が知ったら疑われるかも?」と思いつつも、自分の中では「浮気ではない」という認識で秘密にしていることも人によってはあるようです。恋人が知ったらどう思うか、自分自身の物差しと比べて今一度考えてみるのもよいかもしれませんね。
まとめ|恋人が大切なら、相手の気持ちになってみよう
20代独身男女の恋愛事情についてはいかがでしたか?今回の調査からは、以下のことが言えそうです。
- 恋人に会う頻度は、1~2週間に1度
- 恋人と「もっと会いたい」と思っているのは女性の方が多い傾向
- 「恋人に束縛されている」と感じている割合は、男性の方が高め
- 「恋人にやってほしくないこと」1位は男女ともに“異性と二人で旅行”
- 女性は「手をつなぐ=浮気確定」と思う人が男性より多い
- 男性は「異性と二人で出かける=浮気確定」と思う人が女性より多い
- 恋人が浮気したら別れるのは、男女とも55%強
- 浮気と疑われる行動をしたことがあるのは、女性の方が多い
恋人と会う頻度のズレや相手から感じる束縛は、恋愛が始まった当初は気にならなかったのではないでしょうか。浮気のNGラインも、お互いが必ずそばにいる存在になった安心感から、少し自分に甘くなる部分がありそうです。
今回明らかになった男女の意識の差を参考にして、改めて恋人との関係を見つめてみてくださいね。
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
アンケート母数:計149名(男性56名、女性93名)
実施日または時期:2021年02月10日~2021年02月21日
調査実施主体:縁結び大学(https://jsbs2012.jp/date/)
調査会社:株式会社ネクストレベル
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株式会社ネクストレベル
https://next-level.biz/
横浜・福岡にてWebメディア運営とシステム開発事業を展開。
『最新のマーケティング技術を用いて社会発展を目指す』をミッションとし、2008年の設立より婚活関連のマーケティングを始め、常に最新のマーケティングを取り入れ、多くの情報を発信。
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