Neat and clean-ニトクリ-、デビュー2周年公演を元旦に開催。会場は、満員に!! 

2021年1月1日(金)、新しい年の始まりの日にNeat and clean-ニトクリ-が渋谷duo MISIC EXCHANGEを舞台に「Neat and clean -ニトクリ- 2周年記念公演」を行なった。この日は、ゲストにsistersあにま/蓋然性オルトイズムを迎えて開催。チケットは完売していたように、Neat and clean-ニトクリ-にとって幸先の良い始まりの日になった。

結成2周年公演とはいえ、在籍歴が1年7ヶ月と一番長い花宮るい以外は、ほぼ加入半年弱のメンバーばかり。清楚なNeat and clean-ニトクリ-に似合う若手メンバーたちが今は中心だ。
記念すべき2周年公演の幕開けを飾った「刹那の恋」は、切ない旋律を奏でて始まりながら、エッジ鋭いエレクトロな音が流れだすと同時に力強く躍動してゆくダンスナンバー。彼女たちは、好きな人に会いたい思いを募らせるように歌いだす。気持ちが膨らむごとに9人の歌声も感情的になる。騒ぎたくなる楽曲に刺激を受けたフロア中の人たちが、手にしたペンライトを舞台上に捧げていた。愛しい人へ思いを届けようと歌う彼女たちの姿や歌声を、心でしっかりと受け止めていた。
切なさを塗り重ねるように、Neat and clean-ニトクリ-が歌いだしたのが「アマガミ♪インフレーション」。甘えた素振りと切なさが同居したような、裏腹な感情も見える楽曲だ。力強い四つ打ちのビートの上で、彼女たちは華やぐ姿を見せていた。女の子のドキドキした恋心を、照れる仕種も見せながら甘えた声で歌う彼女たち。その姿へ触れるたび、心が高鳴りだす。
ライブは止まることなく「BLACK&WHITE」へ。甘い刺激を与えるように彼女たちは可憐に、時折、凛々しさも見せながら歌っていた。アタックの強いビートの上で、募る想いを抑えきれず、告白するように歌う9人。そこからは、伝えたいけど、でも直接は伝えきれないもどかしさを感じさせる。彼女たちの表情にもの悲しさが滲み出ていたのも、そんな乙女心を表していたからか。

「(1周年のときは花宮るいが病欠していたことから)こうやって全員集合して2周年を開催できたことが嬉しいです。しかも今日は新衣装です」と、3年目へ向けて新しい気持ちで踏みだせることをメンバーたちは喜んでいた。

次に披露したのが、花宮るいが作詞を担当した新曲の「カーディナル」。激しく躍動する楽曲とは裏腹に、片思いの切ない恋心を歌詞にしてゆくところが花宮るいらしさ。好きな人への想いが募るたびに、その気持ちが力強い楽曲と重なりあい、さらに愛しさと切なさを増して胸に響いてきた。想いは切ないが、曲調はキラキラした輝きも放つように、彼女たちの動きや表情を目で追いかけながらも、ペンライトの光を舞台上へ捧げたくなるように、気持ちを嬉しく騒がせる楽曲だ。
切なさを吹き飛ばし、晴れ渡る開放的な空間をこの会場に作りだそうと、Neat and clean-ニトクリ-は爽やかな青春ポップチューン「Twinkle☆Day」を歌いだした。彼女たちが無邪気な笑顔で、好きという想いを真っ直ぐに伝える姿を観ていたら、いつの間にか気持ちがはしゃいでいた。汚れなき純粋な乙女心を真っ直ぐな想いで伝える楽曲こそ、Neat and clean-ニトクリ-に似合う最高の表情だ。フロア中に向かって笑顔で手を振る9人の姿に、胸がときめいた。その瞬間、彼女たちに「好き」という告白を受けた気持ちになっていた。

心を一気に騒がせるように、Neat and clean-ニトクリ-が力強く「愛時雨」を歌いだした。愛しい人へねだるように想いをぶつけるメンバーたち。恋に真っ直ぐに向き合う姿が、とても眩しく見える。それはまるで、恋に恋する乙女のよう。好きという胸の内を必死に届けるように歌う姿へ愛おしさを覚えずにいれない。相手に好きの言葉を求めるように歌う健気な姿を見ていたら、彼女たちを応援したくなっていた。
ライブも終盤戦へ。華やかな「恋と君時計」に刺激を受け、心がわちゃわちゃ騒ぎだす。彼女たちは禁断??の恋と知りながらも、抑えられない恋心をぶつけてゆく。曲調がキラキラした輝きを放つポップチューンという理由もあるのだろう、笑みを浮かべ、力強く元気に歌い躍る彼女たちの姿を見ていたら胸がキュンと鳴っていた。「好きになっちゃいけない君に恋をしているみたい」の歌詞は、まさにNeat and clean-ニトクリ-とファンたちとの関係にもそのまま当てはまる。だから切なさを覚えながらも、彼女たちのライブしている姿に熱を上げてしまうのだろう。
最後にNeat and clean-ニトクリ-は「キミエガオ」を歌いながら、メンバーらと、そしてファンたちと一緒に、この空間で楽しさを分かち合っていた。彼女たちの動きに合わせ、フロアでも同じ振りや手拍子を返す観客たち。夢に向かって明るく元気に、しかも真っ直ぐに突き進むその姿と笑顔をじーっと観ていたい。一緒に眩しい世界に飛び込み、彼女たちと共に夢へと続く道を歩みたい。「どうしても一つだけ叶えたい夢があるんだ」と歌う彼女たち。無邪気な笑顔で歌うその姿を見ていたら、一緒に歩きながらその結果を隣で観たい気持ちになっていた。
初々しいカップルが照れながら並んで歩くときのようなドキドキした気持ちを、Neat and clean-ニトクリ-のライブを見るたびに感じてしまう。そのドキドキが欲しくて、彼女たちに会いに行きたくなる。

最後に、花宮るいに2周年を迎えての気持ちを語っていただいたので、ここにお届けしよう。

「2周年公演を乗り越え、今は、個々の意識が強くなっている時期です。絶対に成長できる自信が、今のNeat and clean-ニトクリ-のメンバーみんなの中にはあります。もっともっと表現の幅を広げて、いろんなお客さんにライブに来てもらえるようにしたいです。Neat and clean-ニトクリ-は毎日のようにライブをやっているんですけど。「今日、来て良かったな」という気持ちを毎回思ってもらえるように、いろんな景色をお届けできるグループになれればいいなと思っています。まだまだ立ててない大きなステージや大きなイベントがたくさんあるので、個人でも、グループとしてももっと力をつけて、いろんなところから呼ばれるグループになりたいし、ワンマンもどんどんやっていきたいです。今のNeat and clean-ニトクリ-なら、もっともっと上を目指せる気がします。
毎回のようにライブへ来てくださるファンの方々もNeat and clean-ニトクリ-には多いように、私たちもすごく支えられているのを強く感じています。だからこそ、一緒にNeat and clean-ニトクリ-のライブをこれからも作っていけたらいいなと強く思っています。私たちも楽しいし、ファンの方々も楽しい。私たちが楽しいのはファンのおかげだし、その逆も然り。そういう関係を作っていきたいんです。アイドルとファンという関係ではあるんですけど、ライブ中は一緒に楽しんでいることを強く実感しているからこそ、その関係をもっともっと深くしていけたらなと思っています」

PHOTO:KURO
TEXT:長澤智典

★インフォメーション★

2021.1.8
日向端くるみ生誕祭
IN▷▶︎▷新宿ReNY
https://l-tike.com/order/?gLcode=72436

Neat and clean-ニトクリ- Web
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花宮るい
@RUIbpnk_NAC
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周音美紀
@miki_NAC
白河れな
@__Rena_NAC_pk
如月のえる
@NOELpurple_NAC

―セットリスト―
「刹那の恋」
「アマガミ♪インフレーション」
「NLACK&WHITE」
「カーディナル」(新曲)
「Twinkle☆Day」
「愛時雨」
「恋と君時計」
「キミエガオ」

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