LINEリサーチ、多様化する生活者行動を可視化する「行動ログ調査」を提供リアルな生活実態や購買行動を把握し、顧客ロイヤリティの向上を支援
■ユーザーが自らの行動(購買/経験/接触)や感情をLINEを通じて手軽に、ストレスなく記録
生活者のニーズや購買行動が多様化し、「価格」や「機能」といったバリューだけでは商品・サービスの差別化が難しくなってきている昨今において、生活者の行動の動機となる思考や感情の把握や、それぞれに適した体験を提供することでロイヤリティを高めることがますます必要となっています。⽣活者の⾏動や感情を把握するための調査としては、これまでも⽇記記述式の調査⼿法などがありましたが、調査票の郵送や専用アプリインストールによる⼊⼒など様々な手段を利用するため、回答者の負担が大きくなる傾向がありました。また、そのような状況で十分なサンプル数を確保するためには、調査や集計に時間を要することが多く、効率的な実施が難しいという課題がありました。
この度、「LINEリサーチ」が提供を開始した「行動ログ調査」は、手軽かつ生活者の日常に密着した「LINE」アプリの特性を活かした新たな調査メニューです。「行動ログ調査」では、「LINEリサーチ」が保有するLINEアンケートモニターの中から事前にスクリーニングした回答対象者に対し、「LINEアンケート」のLINE公式アカウント上に1ステップで回答可能なリッチメニューを配置することで、指定の行動ごとの回答や写真投稿をスムーズに行うことが可能です。チャットでのやりとりやSNSでの写真投稿などを日常的に行なっているユーザーにとって、より手軽にストレスなく回答できるインターフェースを実現することで、ユーザーにアクションのたびに回答させることができ、よりリアルな実態に近い調査データを取得することが可能になります。
■生活者の行動や感情の流れを可視化、実際にアクションをとった場所の位置情報の利用も可能
「行動ログ調査」では、ユーザーが行動・感情を回答する際の位置情報を利用*1することも可能なため、ユーザーの1日における行動の流れや特定箇所の訪問前後の行動なども把握することができます。いつ、どこで、どのような気持ちでどんな行動したのかの一連の流れを把握することで、ペルソナ構築やサービス・商品の利用実態把握、改善など様々なケースに活かすことが可能になります。また、生活者の体験や行動の背景にある「感情」についても、LINEの「絵文字」を活用することで、ユーザーは言語化しづらい感情も絵文字で直感的に回答することができます。LINEリサーチが以前実施した「絵文字に関する基礎調査」*2の「絵文字」と「感情ワード」の分布データを参考に、感情の変化や流れを分析することも可能です。
*1事前調査および設定上で、位置情報利用に同意しているユーザーのみが対象となります。また、収集するデータは、個人を特定しない、年齢や性別などの属性データに限定されます。
*2絵文字がどのような感情を表しているかの事前調査
LINEでは、今後も独自のユーザー基盤やプラットフォームを通じて、企業とユーザーの双方にとって価値のある情報接点を提供し、コミュニケーションインフラとして多様な活用の可能性を広げてまいります。
■「LINEリサーチ」について
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。482万人のアクティブモニターのうち10〜29歳が54%を占め、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/