2024年秋、ポーランドの「ロッテウェデル」にて「チョコレートファクトリー・ミュージアム」をオープン
プレスリリース要約
2024年秋オープン予定
総床面積8700平方メートル
(地下1階 地上8階建て)
■ミュージアムスペース50%
■生産スペース50%
「チョコレートファクトリー・ミュージアム」は、2024年秋に完成予定で、総面積8,000平方メートル超、地上7階(日本式8階)と地下1階の広さを誇り、建物のデザインは、巨大な板チョコをモチーフにしております。施設入口はエミル・ウェデル通りに面しており、屋上からはワルシャワの高層ビル群と隣接するスカリシェフスキ公園の美しい眺めを楽しむことができます。
この施設は、かつてカカオの加工に使われていたサイロを再生したもので、装飾的なモチーフで配置された素材とグレーのレンガは、かつてのウェデル工場本館のデザインとワルシャワのカミオネク地区の伝統を受け継いでいます。また、チョコレートミュージアムとチョコレートカフェの他、工場には近代的な機械が設置され、ハルヴァ(胡麻菓子)、セザムキ(胡麻菓子)、バレル(アルコール入り)などの商品の生産を行います。また、広範な研究開発を行う研究所も設置されます。
ロッテウェデル社 マチェイ・ヘルマン社長のコメント
「ロッテウェデルは、工程の最適化、生産能力の増強、研究開発センターの拡張、手作り工房、新製品の開発など、継続的な発展を続けています。この画期的な投資を、長期的な事業戦略を実行するための一要素と考えています。特に、幅広い商品で消費者を驚かせるだけでなく、まったく新しい形でチョコレートの世界を体験してもらいたいと考えています。」
●ワルシャワ市の地図上に現れる新名所
「チョコレートファクトリー・ミュージアム」は、生産能力拡張だけにとどまらず、ポーランド国内に新たな観光名所をオープンすることで、地域住民やチョコレート愛好家のみならず、世界中から集まる観光客にチョコレートの魅力を伝える体験型施設となる予定です。
この施設の館長は、ポーランド国立民族誌博物館で館長を歴任したロバート・ジデル氏が務めます。
<チョコレートファクトリー ロベルト・ジデル館長のコメント>
「ウェデルというブランドは常に故郷と結びついており、首都ワルシャワの観光名所となるこのプロジェクトに参加できることをうれしく思います。ポーランドにおけるチョコレート史の創始者ウェデル家の歴史の重みにも増して、このような場所は中東欧ではここだけです。体験型の展示、香り、風味、食感を通して、人間の五感を刺激し、チョコレートへの情熱を分かち合い、お客さまにそのユニークな製造プロセスの秘密をご覧いただきます。」
ロッテウェデルは、1930年代、エミルの息子であり創業者カロルの孫ヤン・ウェデルがこの地に製造工場を建設して以来、お菓子製造の中心であり続けています。チョコレートを五感で体験し学ぶことができ、誰もが楽しめる「チョコレートファクトリー・ミュージアム」によって、ワルシャワのカミオネク地区における存在感をさらに高めてまいります。
<ロッテウェデル社 マチェイ・ヘルマン社長のコメント>
「伝統的で特別な食品が、博物館の展示物とうまく結びつくことは稀です。このような組み合わせが可能で、特別な意味を持つことができるのは、ウェデルのように、現代的で消費者に近い存在である一方でポーランド人に何世代にもわたって知られている象徴的なブランドであるからです。」
なお、ミュージアムが入る建物のほかに、ザモイスキエゴ通りにある既存工場の中庭に2000平方メートルを超える2棟目の建物を建設します。チョコレートカフェ「ピヤルニァ」で販売される手作りプラリネなどを製造する手作り工房の拡張スペースとなり、生産工程の最適化を実現します。
また、このチョコレート工場の新しいスペースと展示物を作るにあたり、従業員やウェデル家の歴史を愛する多くの人々、地域の文化機関と連携してまいりました。さらに、このプロジェクトは南プラガ地区主催の会合において、本地区の保護建造物としての承認も得ております。
●ウェデル会社概要
◼ 法人名: ロッテウェデル (LOTTE Wedel sp. z o.o.)
◼ 本社所在地:ポーランド ワルシャワ市
◼ 代表者:代表取締役会長 深津 強 / 社長 マチェイ・ヘルマン
◼ 従業員数:1200名(2023年8月現在)
◼ 事業内容:チョコレート及び菓子の製造 / 販売
◼ 設立年月日: 1851年 (現存の本社工場設立 1931年)
◼ ホームページ: https://wedel.pl/
株式会社ロッテ
引用元:PR TIMES