【ライブ配信】朝ドラ「らんまん」モデルの牧野富太郎がその手で残した百年前の植物標本を高知・牧野植物園の研究員が生解説
プレスリリース要約
番組名:企画展「牧野富太郎物語」と博士が残した100年前の植物標本や野生植物を「牧野植物園」研究者が生解説(進行:橋本麻里)【ニコニコ美術館】
放送日時:2024/3/14(木) 19:00開始(終了時間未定)
視聴URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv344449289
【番組概要】
高知が生んだ日本の植物分類学の父「牧野富太郎博士」の業績を顕彰するため、博士逝去の翌年、1958年4月に高知市の五台山に開園したのが「高知県立牧野植物園」です。
起伏を活かした約8ヘクタールの園地には、博士ゆかりの野生植物や園芸植物など3,000種類以上が四季を彩り、自然の中で植物に出会う喜びを感じることができます。
開園から半世紀を超えて、植物園の役割である保全・研究・教育普及・憩いの場のすべてを備えた総合植物園です。
今回は、現在開催中の企画展「牧野富太郎物語〜ある植物分類学者の生涯」のご紹介と牧野富太郎が残した100年前の標本や、職員らが収集した約34万点の植物標本を見学するとともに、研究者たちに「植物標本の作り方」を実践してもらいます。さらに、より自然に近い状態で多様な植物を管理し、未来へ伝えていく文化事業の裏側
についてもご紹介します。
【出演者】
●「牧野植物園」企画展・全体案内
藤川和美(牧野植物園 広報課兼植物研究課)
●「標本庫」案内
前田綾子(牧野植物園 植物研究課)
小松冴(牧野植物園 植物研究課)
松田史乃(牧野植物園 植物研究課)
●園内の植物紹介
福川直人(牧野植物園 栽培技術課)
中野善廣(牧野植物園 栽培技術課)
丹羽誠一(牧野植物園 栽培技術課)
●進行:橋本麻里(ライター・エディター)⇒ @hashimoto_tokyo
【ニコニコ美術館概要】
「ニコニコ美術館」(通称:ニコ美(び))は、ニコニコを通して各地の美術館・博物館・展覧会・寺社の魅力を伝えたいという意図のもと、 2012 年の放送開始以来、これまで 100 回以上の配信をお届けしています。歴史的展示物をオンラインで気軽に観賞できるだけでなく、造詣の深い出演者による熱のこもった丁寧な解説を通して展示を深く知ることができるのが特長です。また、ニコニコのコメント・アンケート機能を通して、全世界の視聴者とリアルタイムに感動や驚きを分かち合いながらコミュニケーションを楽しめます。
※ニコニコ美術館は、ニコニコの会員登録不要、無料で視聴できます
※ニコニコのコメント機能を使用する際は、無料の会員登録が必要です
公式サイト:https://ch.nicovideo.jp/niconicomuseum
【牧野植物園 概要】
開園時間 :9:00~17:00 (最終入園16:30)
所在地 :〒781-8125 高知県高知市五台山4200-6
休園日 :年末年始(12/27~1/1)、(メンテナンス休園 2024/6/24、9/30、11/25、2025/1/27)
入園料 :一般730円 (高校生以下無料)、団体630円 (20名以上)
年間入園券2,930円(1年間有効のフリーパス)
公式サイト:https://www.makino.or.jp/
【牧野富太郎博士について】
植物学者 牧野富太郎博士(1862-1957)
牧野富太郎博士は、現在の高知県高岡郡佐川町に生まれました。
高知の豊かな自然に育まれ、幼少から植物に興味を持ち、
独学で植物の知識を身につけていきました。
2度目の上京のとき、東京大学理学部植物学教室への出入りを許され、
植物分類学の研究に打ち込むようになります。自ら創刊に携わった「植物学雑誌」に、
新種ヤマトグサを発表し、日本人として国内で初めて新種に学名をつけました。
94年の生涯において収集した標本は約40万枚といわれ、蔵書は約4万5千冊を数えます。
新種や新品種など約1500種類の植物を命名し、
日本植物分類学の基礎を築いた一人として知られています。
現在でも研究者や愛好家の必携の書である「牧野日本植物図鑑」を刊行。
全国からの要望に応じて各地を巡り、植物を知ることの大切さを一般に広く伝え、
植物知識の普及にも尽力しました。1953年東京都名誉都民。1957年文化勲章受章。
引用元:PR TIMES