アウトドア製品メーカーの スノーピークが、ESG評価クラウドサービス「アスエネESG」を導入

プレスリリース要約

スノーピークはアウトドア製品メーカーで、自然と人をつなぎ、人間性を回復することを使命としている。ESGへの対応要請が増え、サプライヤーとの連携が必要不可欠となった。従来のESG評価アンケートが効率的でなかったため、アスエネESGを導入。カスタマイズ性や丁寧なコンサルティング、多言語対応が決め手であり、今後はサプライヤーとのディスカッションに活用し、公表してアピールする考え。アスエネESGはサプライチェーンのESG取り組みを可視化し、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスを提供している。

  • 「アスエネESG」導入の背景と目的

スノーピークは、ハイエンドなアウトドア製品の開発・製造・販売を行う総合アウトドアメーカーです。「The Snow Peak Way」というミッションステートメントを掲げ、「自然と人、人と人をつなぎ、人間性を回復する」ことを社会的使命とし活動をしています。

欧米にも製品を展開していることで、ESGの取り組みについて回答を求められるなど、各国からESGへの対応要請が増えていました。アメリカの卸売業界では「2025年までにSBTiの認証を取れていないと取引をしない」と公開している企業もあります。ほとんどの製品を製造委託しているビジネスモデルであるため、国内外に広がるサプライヤーと連携してESGやCSRの取り組みを進めることが必要不可欠でした。

しかし、取り組みを始めたものの、従来のExcelによるサプライチェーンのESG評価アンケートでは、データ入力と可視化のために1社あたり数時間がかかり、担当者がしっかりと管理できるのは十数社が限界となっていたことも課題でした。
また、データを公表するには、エビデンスをつけたアンケート調査が求められます。自己評価アンケート(SAQ)の結果では、公正公平な評価ができないため、第三者機関が必要だと感じ、「アスエネESG」の導入を決めました。

  • 導入の決め手

スノーピークにおける「アスエネESG」導入の選定の決め手は、2つありました。

1. 自社の姿勢や取り組みを踏まえたカスタマイズができる
「アスエネESG」では、基本設定されている質問票以外にも、スノーピークがサプライヤーに回答を求めたいカスタマイズ質問やVOS(Voice of Supplier) も多く入れられます。これにより、サプライヤーも何に取り組むべきなのかが明確になるため、サプライチェーン全体でESGに取り組むことができます。

2. 丁寧なコンサルティング機能がある
スノーピークでは、サプライヤーの理解も進める必要性を感じていたので、特にコンサル面を重視していました。すでに、CO2排出量の見える化・削減・報告クラウドサービス「アスエネ」を導入していたため、コンサルティングへの信頼度は大きなものでした。

「アスエネESG」は、日本企業のサービスでありながら、多言語対応ができるなどグローバルなサプライヤー管理にも対応できます。他社にはない、社会情勢を交えた丁寧なコンサルティングを受けられます。

  • 今後の展望

「アスエネESG」の導入により、サプライヤーからの評価結果がわかりやすく可視化できるだけでなく、工数を大幅に削減できました。今後は、可視化したデータをもとにサプライヤーとディスカッションする場をつくり、サプライチェーン全体でESGや環境への取り組みの状況認識を合わせるツールとしても活用できると期待しています。

また、商品の永久保証を掲げる当社としては、品質を保ちながら環境にやさしい取り組みをしていることをデータでも証明する必要があると考えています。サプライチェーン管理についてホームページ上に開示することで、対外的にもアピールをしていこうと考えています。

スノーピークは、「サプライヤーのCSR評価を、スノーピークらしく」というスローガンで、サプライヤーと焚火を囲み、未来について語る場を設けています。サプライヤーとともに、「高品質で環境にやさしい、スノーピーク」をさらに打ち出していきたいです。

<スノーピークについて>
会社名:株式会社スノーピーク
代表取締役社長:山井 太
設立:1958年7月
本社:新潟県三条市
WEBサイト:https://www.snowpeak.co.jp/

  • 「アスエネESG」導入事例詳細

スノーピーク導入事例「サプライチェーンを巻き込み、「アスエネESG」で可視化したデータでスノーピークのESGを伝えたい」
https://earthene.com/rating/interview/snowpeak

  • 「アスエネESG」について

「アスエネESG」は、企業のサプライチェーンのESG(E:環境、S:社会、G:ガバナンス)経営の取り組みを可視化できるESG評価プラットフォームです。

<主な特長>
・サプライチェーン企業に対し、信頼性の高いESG評価が可能
・サプライチェーン調達におけるESG評価の工数削減
・有価証券報告書の開示に対応したコンサルティング
・表彰・PRで認知と集客の最大化
アスエネESGサービスサイト:https://earthene.com/rating

  • 「アスエネ」について

「アスエネ」は、複雑だったCO2排出量算出業務をカンタンにサポートする、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3*のサプライチェーン排出量の報告・情報開示を支援します。

<主な特長>
・請求書などをAI-OCRでスキャン、お客さまの業務工数を削減、カンタンにCO2見える化
・SX*コンサルティングの豊富な実績
・GHGプロトコル*に基づいた、各種イニシアチブ(CDP・TCFD・SBTなど)の報告支援
・製品別CFP*機能により、製品・サービス単位のライフサイクル全体のCO2排出量の算定が可能
・CO2クレジットオフセット、クリーン電力調達などの脱炭素ワンストップソリューションを提供
・GHG排出量算定の国際規格ISO14064-3の第三者検証により、システムの妥当性を保証済み
アスエネサービスサイト:https://earthene.com/asuzero

  • アスエネ 会社概要

会社名:アスエネ株式会社
事業:CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスエネ」
   ESG評価クラウドサービス「アスエネESG」
   カーボンクレジット・排出権取引所 「Carbon EX」の運営
資本金:25億2,681万円(資本剰余金含む)
代表者:代表取締役CEO 西和田 浩平
株主:経営陣、インキュベイトファンド、環境エネルギー投資、STRIVE、
   パビリオンキャピタル(シンガポール政府/テマセク傘下ファンド)、
   Salesforce Ventures、SBIインベストメント、GMO VenturePartners、
   Sony Innovation Fund、GLIN Impact Capital、Axiom Asia Private Capital等
創業:2019年10月
住所:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
URL:https://earthene.com/corporate

【採用について】
ミッションである「次世代によりよい世界を」を実現するため、全方位で採用を強化しています。
採用サイト:https://earthene.com/corporate/recruitment

【アライアンスについて】
当社サービスの展開を共にお取り組みいただけるパートナーを募集しています。
協業例:金融機関・地域金融機関、総合・専門商社、コンサル、製造業、投資ファンドなど
問い合わせ先:https://earthene.com/corporate/form/contact

<注釈補足>
* GHGプロトコル:温室効果ガスの排出量算定と報告の国際・世界基準

* Scope1-3:以下のとおり、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分

  Scope1:自社の事業活動において直接排出したCO2排出量

  Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量

  Scope3:上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量

* SX:Sustainability Transformation(サステナビリティ・トランスフォーメーション)の略。企業が持続可能性を重視した経営方針へと切り替える取り組み

* CFP:Carbon Footprint of Products(カーボンフットプリント)の略称。商品やサービスがつくられてから捨てられるまでのライフサイクルの各過程における温室効果ガス排出量の合計をCO2排出量に換算して表示する仕組み

引用元:PR TIMES

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