2025年卒・新卒採用に関する企業調査-採用方針調査(2024年2月)

プレスリリース要約

2025年3月卒業予定者の採用見込みは、増加が29.7%で減少を20ポイント以上上回る。2025年卒採用の主要テーマは母集団拡大で、採用活動の方針は早期から学生と接点を持つ方針が顕著。プレ期の広報活動も実施されており、採用活動のスタンスは学生の質より人数の確保優先が増加している。採用活動の見通しは難易度が高まり、インターンシップ等のプログラムの実施状況では対面での実施企業が8割台になっている。2024年度のインターンシップ実施予定は7割以上で、低学年へのアプローチ強化が課題とされている。2024年3月卒業予定者の選考終了状況では選考終了企業が77.0%で、充足率は低下している。
< 内 容 >

1.2025年3月卒業予定者の採用見込み ・・・図表1

  「増加」が29.7%で、「減少」(7.9%)を20ポイント以上上回る

2.2025年卒採用の一番のテーマ ・・・図表2

  「母集団拡大」がさらに増加し集中度が高まった(34.7%)。次点は「辞退防止」14.0%

3.採用活動の方向性

   早期から積極的に学生と接点を持つ方針が顕著。幅広い層への拡大路線も鮮明

4.プレ期の広報活動

   ほとんどの企業がプレ期に広報活動を実施。様々な手段で取り組んだ様子が見て取れる

5.採用活動のスタンス ・・・図表3

  「学生の質より人数の確保優先」が年々増加し、初めて3割台に(32.6%)

6.自社の採用活動の見通し(難易度)

  「非常に厳しくなる」が半数近くに増加(47.5%)。8割強が「厳しくなる」と予想

7.採用活動の開始予定時期 ・・・図表4

   面接・内定出しともに前年より早まる見通し。7割超が大型連休前までに内定出し開始予定

8.インターンシップ等のプログラム(※)実施状況

   2023年度の実施企業は76.2%。対面での実施企業が8割台に(87.2%)

   参加者減で満足度は低下。「応募者が少ない」の他に「無断欠席やキャンセル」も課題に

9.2024年度のインターンシップ等実施予定

   7割以上が実施予定。オープン・カンパニーが主流。インターンシップは夏季に集中

10.低学年(大学1~2年生)へのアプローチ

   6割がアプローチ強化の意向を示す。具体的な施策が課題

11.2024年3月卒業予定者の選考終了状況 ・・・図表5

   選考終了企業は77.0%で前年同期と同率。充足率は低下(76.8%→72.4%)

詳細レポートはこちら:https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/02/202402_kigyochosa.pdf

※「インターンシップ(就業体験を伴う複数日程のプログラム)」に限定せず、1日以内のプログラム等も含めて尋ねた

《 調査概要 》

調査対象 : 全国の主要企業 16,437社

調査時期 : 2024年1月31日 ~ 2月13日

調査方法 : インターネット調査法

回答社数 : 1,128社

調査機関 : 株式会社ディスコ キャリタスリサーチ

図表1.2025年3月卒業予定者の採用見込み

図表2.2025年卒採用の一番のテーマ

図表3.採用活動のスタンス

図表4.採用活動の開始予定時期

図表5.2024年3月卒業予定者の選考終了状況

引用元:PR TIMES

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