Mixed Reality(MR:複合現実)システムの最新版「GyroEye 2019.2」のリリースを発表

株式会社インフォマティクス(本社:川崎市、代表取締役:齊藤大地)は、「Microsoft HoloLens」(ホロレンズ)を活用したMixed Reality(MR:複合現実)システムの最新版「GyroEye 2019.2」(ジャイロアイ 2019.2)、オプション製品でトータルステーションと連携する「GyroEye Holo TS+」(ジャイロアイホロ ティーエスプラス)、およびiOS搭載機器をMRデバイスとして利用する製品「GyroEye Viewer iOS」(ジャイロアイ ビューワ アイオーエス)のリリースを発表しました。

GyroEye 2019.2の最大の特徴は、トータルステーションと連携するオプション製品「GyroEye Holo TS+」を提供したことです。測量分野で広く使われているトプコン社製トータルステーションLN-100 (以下、トータルステーション) と連携し、きわめて高精度で安定したMRシステムを実現しました。また、 GyroEye Holo TS+の遠隔コントロールをスマートフォンやタブレットで行うAndroidアプリ「GyroEye Controller」(ジャイロアイコントローラ)の配信も開始します。

GyroEye Viewer iOS は、iOSを利用したGyroEyeビューワアプリです。GyroEye Viewer Holo と同様の複合現実体験を提供します。

これらの製品群は、橋梁・道路・トンネル等のインフラ構造物の維持管理や工事中の施工・品質管理において、より一層の生産性向上と、作業効率化を支援します。

 

■主な新機能
●「GyroEye Holo TS+」(オプション製品)
– トータルステーションとの連携
測量分野で広く使われているトータルステーションLN-100(別売)と連携することが可能です。移動距離30メートルにおいて誤差 ±5mmの精度を安定して提供します(弊社独自基準による測定結果)。

従来のGyroEye Viewer Holo を単独で使用した場合、使用者が移動する距離や時間、経路などによって「MR画像が徐々にずれる」などの症状がありました。本オプション製品は、トータルステーションLN-100 (別売) と連携してGyroEye Viewer Holoの使用者を継続して自動追尾することで、きわめて高精度でありながら安定したMRシステムを実現しました。

– トータルステーションと連携してGyroEye Holoを遠隔コントロール
Androidを搭載したスマートフォンやタブレットを利用して、トータルステーションと連携してGyroEye Holoを遠隔コントロールする機能を新たに搭載しました。遠隔コントロール機能でGyroEye Holo上のホログラムの大まかな位置決めができるようになり、短時間で初期設定を完了することが可能になりました。
●「GyroEye Viewer Holo
描画応答性の向上や、ユーザーインターフェイスの改良、また、データコンバータの改良など、全般的に性能を向上させています。

●「GyroEye Viewer iOS
MRデバイスとしてiOSを搭載したスマートフォンやタブレットを利用します。お手持ちのiOS端末を活用することで、きわめてローコストでMRシステムを構築することができます。

■製品概要

製品名 GyroEye Holo TS+ (ジャイロアイホロ TS+)(オプション製品)
バージョン 2019.2
開発元 株式会社インフォマティクス
販売元 千代田測器株式会社
価格 240,000円 (トータルステーション LN-100 は別売)
ご利用には、別途GyroEye セットパッケージ等が必要です
対応デバイス トプコン社製 トータルステーション LN-100 (別売)
精度 移動距離30m において ±5mm  (弊社独自基準による測定結果)

 

製品名 GyroEye Viewer iOS (ジャイロアイ ビューワ iOS)
バージョン 2019.2
開発・販売元 株式会社インフォマティクス
価格 個別にご相談ください
別途GyroEye CMSおよびGyroEyeデータコンバータが必要です(※)
対応 iOS デバイス iOS 12以降を搭載したスマートフォンまたはタブレット

※ GyroEye 2019.2は、保守契約のサービスリリースとして提供されます。GyroEye Holoシステムをご利用中のお客様は、iOS ビューワへの変換も可能となります。
※ GyroEye データコンバータ 1.0(iOS版)をご利用のお客様には、マイグレーションプランをご提供いたします。詳しくはお問い合わせください。

GyroEye 2019.2は、マイクロソフト社のMixed Reality(MR:複合現実)デバイス「Microsoft HoloLens」と連携し、建築・土木現場等で設計図面をホログラムとして実寸大で現実世界に正確に投射することで、様々な検証を視覚的に支援するシステムです。屋内外における実証実験、展示会ブース施工時の図面レス施工実験などを通じて実用性が高く評価されています。当社はMicrosoft Mixed Realityパートナー企業です。

イベント出展予定
建設テック2019(日経BP社主催 10月9日~11日開催)
https://expo.nikkeibp.co.jp/xtech/ex/kt/index.html

インフォマティクスについて
株式会社インフォマティクスは、 1981年の設立以来、建築・設計向けのCAD/CGシステムおよび地理情報システムの開発、販売、保守サポートを行うシステムインテグレータとして成長を続けており、本社(川崎市)、営業所(大阪、名古屋)の総勢約200名の社員から成る企業です。国内の中央官庁、地方自治体、鉄道・高速、電力、金融機関、住宅メーカー、ゼネコン、設計事務所などに多数の導入実績があります。

製品に関するお問い合わせ
株式会社インフォマティクス 事業開発部 金野(こんの)、黒坂
メールでのお問い合わせ [email protected]
〒212-0014 川崎市幸区大宮町1310 ミューザ川崎セントラルタワー27F
TEL:044-520-0850 FAX:044-520-0854

取材のお申し込み、ニュースリリースに関するお問い合わせ
株式会社インフォマティクス 営業部 広報 藤井
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〒212-0014 川崎市幸区大宮町1310 ミューザ川崎セントラルタワー27F
TEL:044-520-0850 FAX:044-520-0845

GyroEye、ジャイロアイは、株式会社インフォマティクスの登録商標です。その他記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

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