ラナ・プラザの悲劇から10年。国内アパレル大手10社の環境・社会課題を評価する2023年度 『企業のエシカル通信簿』結果発表会を開催
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プレスリリース要約
環境・人権等に取り組む全国38のNGO・市民団体が参画する「消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク(SSRC)」では、消費者・市民の視点で調査した『企業のエシカル通信簿』の結果発表会を開催いたします。
『企業のエシカル通信簿』とは、企業が環境・人権・アニマルウェルフェアなどの7分野について、エシカルな方法で事業を行っているかどうかを調査し、その結果を10段階の「成績」として発表するものです。
今年度の調査対象は、ラナ・プラザ事件から10年の節目を受け、アパレル業界大手10社。発表会は2024年3月18日(月)、東京都内会場にて開催いたします。『企業のエシカル通信簿』の発表を通じて消費者には買い物の選択肢を、投資家には投資先の選択肢を、学生には就職先の選択肢を提示することで、「持続可能な生産と消費」が広がっていくことを期待しています。
SSRCは、2016年に環境・人権など様々な問題に取り組むNGO・市民団体が集まり、今では38の所属団体(2024年1月現在)が、社会全体のサステナビリティの推進に取り組んでいます。SSRCのプロジェクトには、消費者・市民目線で調査する『企業のエシカル通信簿』のほかにも、『ぐりちょGreen & Ethical Choices』(環境、人権、安心安全、アニマルウェルフェアなどに配慮した商品を選ぶためのポータルサイト)<https://guricho.net/>などがあります。
『企業のエシカル通信簿』は今年で第7回を迎え、ラナ・プラザ悲劇から10年の節目に合わせて、第1回の調査対象企業を含めたアパレル大手10社を調査。10社のうち7社から回答があり、企業との対話を重ねて、2024年3月18日(月)の発表会にてその結果を公表いたします。エシカル消費に関心のある消費者、学生、アパレルおよび関連企業、さらに専門家、メディアの方々まで幅広く参加していただけます。
『企業のエシカル通信簿』は、ラナ・プラザ悲劇に象徴される労働者の人権問題のみならず、素材利用や製造過程での環境汚染・廃棄物・気候変動・動物利用の問題など様々な課題を抱えるアパレル産業において、日本企業がどのような取り組みを進めているのか、課題は何なのかを消費者・市民目線で明らかにすることを目指しています。ご参加の皆さんには、持続可能な社会における企業と消費者の在り方を考える機会にしていただければと考えています。10年でアパレル業界の取り組みがどれほど進んだか、国内の現状がどうなっているかなどにもぜひご注目ください。『企業のエシカル通信簿』を通じて、持続可能な生産・消費を進めていきましょう。
■『企業のエシカル通信簿』結果発表会 詳細について
日時:2024年3月18日(月) 13:00~15:30
会場:聖心女子大学4号館・聖心グローバルプラザ3階「ブリット記念ホール」
東京都渋谷区広尾4-2-24(東京メトロ日比谷線「広尾」駅4番出口徒歩1分)
(当日、会場からのオンライン配信も予定しています)
対象者:アパレルおよび関連企業、専門家、メディア、消費者、学生、その他サステナブルやエシカルに関心のある企業や関係者など
参加費:無料
参加申し込みURL:http://ssrc2023ethicalreport.peatix.com
主催:消費から持続可能な社会をつくる市民ネット―ワーク(SSRC)
協力(予定):聖心女子大学グローバル共生研究所
後援:大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)
■これまでの「企業のエシカル通信簿」について
これまでの「企業のエシカル通信簿」についてはSSRCのウェブサイトで紹介しています。
URL: https://cnrc.jp/works/business-ethical-rating/
なお、消費者庁のページにおいても本プロジェクトが紹介されています。
https://www.ethical.caa.go.jp/myethical/kikou2023121401.html
■「消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク(SSRC)」について
■「消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク(SSRC)」について
引用元:PR TIMES