募集繁忙期を前に、学生寮が予約満室に

プレスリリース要約

東京都小平市にある学生寮「チェルシーハウス国分寺」は2024年2月2日までに満室となり、コンセプトに合致した予約が増加している。学生自身が企画運営するイベントを奨励し、自主性を重視する運営が評価されている。2023年度に比べて申込みが早まり、保護者からの問い合わせが増加している。新規募集分14名中8名が仮申込みし、入居契約締結者は8名。LEGIKAはマンガ家育成事業を手がけており、寮のコミュニティ運営と人材開発に注力し、さらなる発展に努めている。

特定非営利活動法人LEGIKA(所在地:東京都品川区、理事長:小崎 文恵、以下「LEGIKA」)が運営するシェアハウス型学生寮「チェルシーハウス国分寺」(東京都小平市)において、2024年2月2日までに入居予約枠すべてに申込みがあり、予約満室となりました。

 

通常、国公立大学前期試験の合格発表が行われる3月6日から11日頃に、学生寮募集の繁忙期がスタートします。今回、本格的な募集シーズンを前に予約満室となった背景には、コロナ禍以降のニューノーマルの潮流と、交流・体験による学びを重視したコンセプトの合致が背景にあると見られます。


「チェルシーハウス国分寺」外観

「チェルシーハウス国分寺」の2024年度募集期においては、2023年11月頃から説明会の申し込みや資料請求が相次ぎ、2024年1月中旬までに多くの申込みがありました。

 

2024年1月29日には、入居予約に基づく入居率が2023年度の最大入居率(約97.6%)を超えました。これは、昨年度(2023年3月29日)と比べて60日早い結果です。例年と比較しても、2か月程度応募・申し込みが早まっている状況です。

 

また2023年度と比べ、保護者ではなく居住希望者本人からの問い合わせ数が約2.3倍に増えています。WEBサイトにおけるユーザー数対セッション数比率も上昇しており、自ら住まいの情報を入念に調べた上で、入居を希望するケースが増えているものと考えられます。

「チェルシーハウス国分寺」イベントでの交流の様子

「チェルシーハウス国分寺」は、「本音でぶつかり、乗りこえる。」をコンセプトにし、暮らしの中で学びを得ることを目指し、教育寮と銘打つシェアハウス型の学生寮です。具体的な施策としては、常駐の管理人を置かず、門限等を設けず、居住者自らが企画運営するイベントを奨励するなど、学生の自主性に委ねた運営を行っています。この結果、高度な自主性の中で生まれる活発でリアルな交流と、良いことだけでなく悪いことも含めた体験価値が、居住者から高く評価されています。

 

このコンセプトが、コロナ禍の最中に学生時代を過ごしてきた今の高校生や大学生の意向に、より合致してきていることが要因にあるものと推測しています。

寮生自身が企画・運営する「卒寮式」の様子

なお、新規募集分14名分のうち仮申込み者は8名です。仮申込みの場合、大学入学試験の合否結果によってキャンセルが可能です。「チェルシーハウス国分寺」の公式WEBサイトや公式LINEアカウントを通じて、キャンセル待ち登録を引き続き受け付けています。

 

LEGIKAでは、シェアハウスを通じたマンガ家育成事業「トキワ荘プロジェクト」を手がけ、高い実力を持つマンガ家を多数輩出するに至っています。2024年3月に創立から10年を迎える「チェルシーハウス国分寺」においても、コミュニティ運営と人材開発のノウハウを注入し、さらなる発展に努めて参ります。

「チェルシーハウス国分寺」で人気の相部屋(実際の居室)

◆チェルシーハウス国分寺について

「チェルシーハウス国分寺」リビング
  • 物件名称:チェルシーハウス国分寺
  • 所在地:東京都小平市上水本町5丁目
  • 最寄り駅:JR線・西武線 国分寺駅
  • 入居対象者:大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校、各種学校、予備校等の学生、留学準備中・休学中の方等
  • 開設: 2014年3月
  • 定員:2023年度42名、2024年度43名
  • 居室数(2024年度):一人部屋11名分(11室)、相部屋32名分(16室)
  • URL:https://chelseahouse.org/

◆資料写真

ワークショップの様子
相部屋内観(例)
大浴場を改装して設けたフリースペース
寮生自身が企画・運営する「運動会」の様子
現居住者とOBが集う「ホームカミングデー」
下級生が涙で送り出す「卒寮式」

  

参考情報1:募集状況の内訳

  • 居室数:全43室(2023年度募集分は42室)
  • 新規募集分:14名分
  • 2024年度分契約状況:入居契約締結者 8名、仮申込み者※ 6名

※大学入学試験の合否結果によってキャンセル可能な申し込み形態の方を指します

  

参考情報2:問い合わせ状況

2022年7月1日から2023年1月31日まで:

  • 問い合わせ数:16件
  • 資料請求数:29件

 2023年7月1日から2024年1月31日まで:

  • 問い合わせ数:34件
  • 資料請求数:32件 

 

参考情報3:居住理由に関するアンケート調査結果

コロナ禍の最中である2021年に「チェルシーハウス国分寺」居住者を対象に、アンケート調査(2021年1月19日~20日調査)を行いました。

コロナ禍の最中に開催されたイベントの様子(2022年度)

 

サマリー

  • 2020年度の新規入居者において、チェルシーハウスを選ぶ際に、コロナウイルス感染リスクを約61.5%の学生が懸念。
  • その一方で、強く懸念した、やや懸念したと回答したうち、住まいの中での交流にメリットを感じたこと(50.0%)、リアルなキャンパス生活の替わりになる場となることにリスク以上の魅力を感じたこと(37.5%)を、コロナ禍の中で入居の判断に至った理由として挙げている。
  • コロナ禍の2020年度において、約96.6%の学生がチェルシーハウスに住んでいて良かったと回答。

詳細については2021年2月3日発表のプレスリリースをご覧ください。

  

◆LEGIKAについて

  • 団体名:特定非営利活動法人LEGIKA(呼称:レジカ)
  • 所在地:〒141-0001 東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア4階 SHIP
  • 代表者:理事長 小崎文恵
  • 設立: 2009年10月30日(設立登記日)
  • URL: https://www.legika.jp/
  • 団体ビジョン:企業・団体の潜在的魅力を引き出し、マンガ表現に落とし込むメッセージ・デザイン事業と、集団の相互作用で人材能力を開発していくコミュニティ・デザイン事業を展開。本音をぶつけ合える環境と手段をつくることで社会変革を実現していく。
  •  事業内容:高品質マンガ制作事業「レジカスタジオ」、マンガ家育成事業「トキワ荘プロジェクト」、シェア型学生寮事業「チェルシーハウス」等を展開。

引用元:PR TIMES

関連記事一覧