【ライブ配信セミナー】食材・生体適合材から太陽電池・半導体分野などでの高機能素材の創出手段:超臨界二酸化炭素(CO2)と工業的利用 2月20日(火)開催 主催:(株)シーエムシー・リサーチ
プレスリリース要約
スポーツフットウェアの世界的企業ナイキ社 NIKEが、”製造革命”:「アスリートと地球環境の両方に貢献する」ためと称し、自然溶媒の超臨界二酸化炭素(CO2)による新規染色技術“ColorDry”を台湾で実用化展開したと発表し、アディタス社、イケア社も展開しています。
新規高機能素材の創出を目的とした研究開発が、食品・医薬品・生体適合性分野、導電性付与・太陽電池・半導体なども含め樹脂・無機物・金属などの幅広い産業素材分野を対象に行われています。自然溶媒で環境に優しいユニークな超臨界 CO2流体の基礎特性と特異性を紹介し、海外で進んでいる実用化事例も含め、利用・適用分野を俯瞰します。神戸製鋼グループでの25年以上のプロセス開発・実用化開発での蓄積から、具体的な自社開発・適用事例を示し、実践経験に基づいた工業的利用時のプロセス開発の実際とポイントを紹介すると共に、新しい高機能素材創出のシーズ・ヒントを紹介します。
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:食材・生体適合材から太陽電池・半導体分野などでの高機能素材の創出手段:超臨界二酸化炭素(CO2)と工業的利用 ~ 基礎から適用技術の実際まで ~ 何ができ、何が必要か?
開催日時:2024年2月20日(火)13:30~16:30
参 加 費:44,000円(税込) ※ 資料付
* メルマガ登録者は 39,600円(税込)
* アカデミック価格は 26,400円(税込)
講 師:山形 昌弘 氏 神鋼エアーテック(株)
【セミナーで得られる知識】
超臨界二酸化炭素の基礎から適用技術の実際まで。超臨界二酸化炭素で、何ができ、何が必要か?(セミナー参加対象者が探している・検討している物へのヒント)
※本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト
https://cmcre.com/archives/118725/
からお申し込みください。
折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
詳細はURLをご覧ください。
3)セミナープログラムの紹介
1. はじめに
2. 超臨界二酸化炭素(CO2)の特異性と適用分野の外観
2.1. 超臨界CO2の特異性
2.2. 超臨界CO2の適用分野の外観(開発・実用化状況)
3. 超臨界二酸化炭素(CO2)とは?
3.1. 超臨界CO2の基本物性と特色
3.2. 超臨界CO2の代表的な物性値
3.3. 超臨界CO2の溶解度パラメータ、代表的な相平衡、溶解度
4. 神戸製鋼Grの”プロセス開発事例”の紹介 【用途展開例】
4.1. 高圧抽出、食品分野への適用 【食材,健康食品素材,脱コレステロール】
4.2. 粗留エタノールの”連続”精製・濃縮プロセス 【化成品,潤滑油】
4.3. 半導体洗浄プロセス 【ウエハ,医療用材料,クリーニング】
4.4. 高分子材の機能化処理(成膜・含浸) 【樹脂,多孔質体(太陽電池・木材),食材プラスチック無電解めっき染色,生体適合性,導電性,含浸/発泡】
4.5. 界面張力フリー・非凝集乾燥(エアロゲル他) 【多孔体,断熱材,ナノ粒子,食材】
5. 超臨界二酸化炭素を利用したその他の応用分野
5.1. 食品分野での大容量抽出処理プロセス 【お米からの農薬・重金属除去】
5.2. 超臨界CO2滅菌 【常温近辺での殺菌,オレンジジュース】
5.3. 貴金属、金属酸化物の抽出 【廃触媒等からの貴金属類の直接回収】
5.4. 金属薄膜形成、電気めっき 【CVD代替,ウエハ銅めっき】
5.5. 微粒子製造 【マイクロカプセル,複合粉体,含浸】
6. 超臨界二酸化炭素利用工業装置:実験室から工業化へ
(スケールアップ、「想定外」でない装置にするための必要要件)
7. おわりに<質疑応答>
4)講師紹介
【講師経歴】
1979年 (株)神戸製鋼所 入社。
1985年 化学プロセス・経済性評価法、フィジビリティスタディ(F/S)を米企業留学で習得。
1990年~2009年 超臨界流体(CO2&H2O)プロセスの研究・開発、プラント基本設計、製作、試運転業務を中心に新規化学プロセスの開発・ 実用化業務に従事。
1998年 研究レベルから約3千倍スケールアップした実用超臨界水プラントを設計・稼動。
2009年~ 神鋼エアーテック(株)にて、超臨界流体プロセス・プラント業務の神戸製鋼Gr 全体の取り纏め・業務遂行と共にその他ガス分離装置他販売も含めた業務に従事。
【専門および得意な分野】
化学工学、ガス分離プロセス設計、超臨界流体プロセス開発/設計・スケールアップ/実用化設計(試運転&評価)、化学プロセス・経済性評価法、フィジビリティスタディ(F/S)
【研究歴】
超臨界流体 (CO2&H2O)関連の活動歴32年間(神戸製鋼グループとして)
【特許出願】
120件以上 (内講師43件(共同含む))
【公表文献類】
約90報(内講師24報(共著含む))
【最新解説記事】
月刊技術誌「セラミックス」Vol.53,No.1号(2018)「自然溶媒に二酸化炭素を利用したセラミックス製造における超臨界二酸化炭素・脱バインダー技術」
【対外受賞歴】
・超臨界二酸化炭素による粗製エタノール中の不純物分離 及び エタノールの精製(分離技術会)・超臨界水を利用したTDI残渣のケミカルリサイクルプロセスの工業化(化学工学会)
5)セミナー対象者や特典について
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★ 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
【セミナー対象者】
・高機能素材創出のための新規技術を探している方 (食材、高分子材、化成品、無機材 他)
https://shinko-airtech.com/supercritical/apply_table.html を参照下さい!
・新たな機能・付加価値を付与する技術を探している方 (生体適合、導電、ホール材、コンポジット 他)
・環境負荷低減、脱有機溶媒化を検討している方 (NIKE社推進の無水染色、皮革なめし 他)
・超臨界二酸化炭素とは何か、何ができるのか知りたい方 (自然界に多量に存在するユニークな溶媒)
・超臨界二酸化炭素の研究・開発を検討・推進している方 (「想定外」でないプロセス構築 他)
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
https://cmcre.com/archives/118725/
6)ウェビナー(オンライン配信セミナー)のご案内
〇日本市場におけるAM(Additive Manufacturing 付加製造) 活用、設計・
開発・ものづくりの発展に寄与する主要因とその鍵を捉えた成功への取組み
* グローバル航空市場AM活用事例・市場適用の成長要因を考察し日本市場
発展への一助とする
開催日時:2024年1月29日(月)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/118286/
〇工業触媒の基礎とスケールアップへの応用
~ 触媒劣化対策・触媒プロセス開発と企業化例・CO2削減技術 ~
開催日時:2024年1月31日(水)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/110091/
〇バイオプラスチックの基礎と応用、開発・利用動向と開発事例
開催日時:2024年2月6日(火)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/117724/
〇外観検査の自動化技術と運用ノウハウ
開催日時:2024年2月7日(水)13:00~17:00
https://cmcre.com/archives/118783/
〇「e-fuel」はモビリティー脱炭素化の切り札となるか
~ 実用化に向けた最新開発動向、コスト見通し、ビジネスチャンス ~
開催日時:2024年2月8日(木)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/119005/
〇微生物によるカーボンリサイクル
開催日時:2024年2月9日(金)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/119634/
〇スマート農業とアグリテックの最新動向
開催日時:2024年2月14日(水)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/118846/
※会場とライブ配信のウェビナー(オンライン)のハイブリッドを予定しております。
※最低催行人員ぎりぎりの場合はウェビナーのみになる可能性がございます。
https://cmcre.com/archives/118859/
〇GFRP&CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発
開催日時:2024年2月15日(木)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/119788/
〇欧州における車載樹脂のリサイクル技術の動向
開催日時:2024年2月15日(木)13:30~15:00
https://cmcre.com/archives/117936/
☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
7)関連書籍のご案内
☆発行書籍の一覧はこちらから↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
以上
引用元:PR TIMES