新サービス「Internal-PCR承認制度」2024年1月から審査受付開始 ~12月25日(月) 制度概要説明会実施~
プレスリリース要約
削減努力が反映される算定方法とは、サプライヤー固有の情報(一次データ)を収集する方法を指しており、サプライヤーの削減努力や実態を反映させやすい一方でデータの品質や信頼性が求められます。
では、どのように品質や信頼性を示すか。
適切な情報開示には次の4つの要素が必要です。
科学的根拠:製品ライフサイクル(Cradle to Grave)を定量的に評価するLCA手法を用いることで根拠を示すことができます。
算定ルール:どのように算定したかの条件を言語化したもので透明性を主張することができます。
検証:ルール通りにデータの収集や算定が実施されているかを確認する行為です。これにより算定結果の妥当性を示すことができます。
コミュニケーション:算定結果を正当に評価してもらうため、誤解を招かない表現が求められます。
これら4つの要素は、企業が環境情報を開示するにあたりグリーンウォッシュなどのリスクを回避するために必要となります。
昨年、事業化した「SuMPO/第三者認証型カーボンフットプリント包括算定制度(以下、包括算定制度という)(※)」は、これら4つの要素を組み込み、ISO14025に基づく「SuMPO環境ラベルプログラム(エコリーフ、CFP)」に関する国内唯一のプログラムホルダーとして培った経験を活かした制度です。
しかしながら、包括算定制度の導入には社内にマネジメントシステムを構築・導入する必要があり、現状としてハードルと感じる企業も多くいらっしゃいます。そこで、包括算定制度のファーストステップとして、「科学的根拠」を基に「コミュニケーション」の要件も含めて策定した「算定ルール」であるInternal-PCRを承認する「Internal-PCR承認制度」を新たに事業化することにいたしました。
Internal-PCRは公表することで、製品のカーボンフットプリントの妥当性を主張することができ、算定の透明性を担保することで製品の信頼性・競争力向上にも直結します。
信頼ある安心・安全な情報開示のため「Internal-PCR承認制度」は、企業内の製品算定ルールをInternal-PCRとして抽出し、SuMPOの定めた要求事項に適合しているか審査を行う制度です。
制度の概要と承認審査のフローについて詳細は、2023年12月25日(月) 13:00~14:00にてオンライン説明会を開催します。
【Internal-PCR承認制度概要説明会】
日程:2023年12月25日(月) 13:00~14:00
内容:(1)Internal-PCR承認制度の概要
(2)承認取得のフロー
(3)今後の流れについて
申込:https://ws.formzu.net/fgen/S54906697/
※SuMPO/第三者認証型カーボンフットプリント包括算定制度について
https://sumpo.or.jp/scheme/about.html
<本件に関するお問い合わせ先>
一般社団法人サステナブル経営推進機構 カーボンニュートラル事業室
以下のウェブフォームより問い合わせ下さい
引用元:PR TIMES