アドビ システムズ Adobe MAX Japan 2019を開催
アドビ システムズ 株式会社は12月03日、アドビ最大のクリエイティブイベント「Adobe MAX Japan 2019」をパシフィコ横浜で開催したとのこと。AIおよび機械学習テクノロジーであるAdobe Senseiを使い、すべての人に「つくる力」を提供するプラットフォームへと進化したCreative Cloudの各製品や作業効率を向上させる機能を、基調講演とBREAKOUIT SESSIONを通じて紹介。
イベント内容
基調講演では、Adobe Creative Cloudに加わった新たな製品、機能を「より速くパワフルかつ高い信頼性」「時と場所を問わない創造とあらゆる人との協創」「未踏のフロンティアへの挑戦」の3つの視点から、アドビが、“すべての人に「つくる力」を”というテーマで提供していくことを表明。具体的には、ユーザーからのニーズに応えて「より速くパワフルかつ高い信頼性」を向上させるべくAdobe Creative Cloudのさまざまな製品機能がアップデートされました。また「時と場所を問わない創造とあらゆる人との協創」の象徴として、11月に米国 ロサンゼルスでの「Adobe MAX」で紹介したPhotoshop iPad版やIlustrator iPad版が改めて日本の市場向けに発表。さらに、AR制作アプリAdobe Aeroなどの3Dやイマーシブのテクノロジーをデモを交えて紹介。
アドビ システムズ 株式会社の代表取締役社長ジェームズ マクリディは「日本のビジネスにおけるクリエイティビティの重要性は増しており、クリエイティブチームが様々なプロジェクトやキャンペーンで重大な役割を果たしています。アドビは、クリエイターが効率的に仕事ができ、他のメンバーとの協働しやすくなるよう、新製品や既存製品のアップデートを発表していきます」と述べ、「左利きのエレン」や「映像研には手を出すな」といった日本のコンテンツとのコラボにも触れながら、日本のクリエイターコミュニティとアドビとの強い関係性を強調。また、米国アドビのAdobe Creative Cloud担当エグゼクティブバイスプレジデント兼CPO(最高製品責任者)スコット ベルスキーは「クリエイターはクリエイティブなこと以外に時間を取られている。Creative CloudはSenseiの力を使って、この無駄な時間を削減し、すべての人がクリエイティブな能力を発揮できる環境を提供していく」と述べ、Creative Cloudの機能強化、Photoshop iPad版やIlustrator iPad版等の新製品、Adobe Aeroなどの3Dやイマーシブ新製品の発表を行いました。
基調講演の後には、アドビ製品を使っているクリエイターたちが登壇した40以上のブレイクアウトセッションを行い、Tipsなど、普段使用している技術を披露しました。展示ブースでは、Adobe Aeroを使ってARを体験できるAeroブースを中心に、オリジナルアイテムを作成できる工房やワークショップなどが盛況となった。
セッション終了後にパーティ形式で行われたBeer Bashでは開発中の最新機能を紹介する「Sneaks」を開催しました。肖像画がナレーションにあわせてアニメを生成する「Project Sweet Talk」や、補正された顔写真を見抜き、データを元に戻す「Project About Face」など、アドビのAI、機械学習であるAdobe Senseiを活用した技術が紹介された。
またAdobe MAX Japan 2019開催に際し、クリエイティブのコンテスト「MAX Challenge」を、『新時代』をテーマに開催。「グラフィック部門」では赤塚智哉さんの「Peace sign」、「モーション部門」では舛田龍也さんの「未知との遭遇」が優秀作に選ばれました。また3D部門ではキャップブランドであるニューエラ社とコラボして「ニューエラ部門」を設け、サタケシュンスケさんの「Sunrise」が優秀作に選ばれ、実際に受賞したデザインを施したキャップがプレゼントされました。会場内のCHALLENGEのブースでは、「ニューエラ部門」のグランプリ作品が現物のキャップになって飾られました。また当日限定のAdobe MAX Japanフォトシール機で、ニューエラ部門の応募作品をかぶってプリクラが撮れるコーナーも用意され、来場者がさまざまな斬新なデザインのキャップを試した。
アドビについて
アドビは、世界を変えるデジタル体験を提供します。
アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、webサイトに掲載されています。
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Infinity編集部のコメント
Adobe MAX Japan 2019が開催されたとの事、ぜひ一回は行ってみたいです。
来年のAdobeのイベントには参加したいと思いました。
会社概要
アドビシステムズ株式会社
ソース:プレスリリース[PR TIMES]