病気と共に働く女性を 医療用ウィッグで支えたい

抗がん剤治療や脱毛症により髪を失った女性のための医療用ウィッグ専門店『ワンステップ』を運営する株式会社グローウィング(本社:大阪市北区、代表取締役、堀江貴嘉)は働きながら治療を受ける女性にも優しい、長時間快適に使用出来る医療用ウィッグ『ファイブスター®』を提供しています。

日本では女性の3人に1人が生涯のうち癌にかかるといわれております。近年は医療技術が発達し入院ではなく、通院しながら治療を受ける人が増加傾向にあります。女性特有のガン、乳がんや子宮頸がんを患う女性達も働きながら抗がん剤治療を受ける人が増えています

抗がん剤治療を行うと個人差はありますが、投与から二週間ほどで髪の毛が抜け始め見た目に変化が起こります。実際に治療を受ける方の多くに、見た目の症状で病気が周囲にばれて今までと対等な関係でいられなくなる事を恐れ、症状を隠したいと悩む方が多くいます。

外見はその人らしさの個性を出す大切な要素であり、髪が抜ける事は女性達に不安を与え社会復帰の妨げとなっています。

病気そのものの症状だけでなく、外見等の変化にともなう心のケアが重要視されはじめるなか、医療用ウィッグは治療中の心のストレスを取り除き社会復帰をサポートする役割があります。

自然な快適性にこだわった『ファイブスター®』の特徴

*ウィッグの内側にオーガニックコットンで作ったニット生地を使用*

通常のウィッグの内側には耐久性の為、化学繊維を使ったメッシュ生地が使われる事が主流ですが、治療中の敏感な頭皮には肌ストレスの原因になります。当社では地肌に直接触れる部分だからこそ、幻のコットンと呼ばれる海島綿を使用。ニットの柔らかさは感覚的な肌ざわりだけではなく「柔らかさ測定システム」で立証しました*1。当社のウィッグ生地が2㎪(キロパスカル)*2に対し通常よく使われているメッシュ生地は3200㎪で1600倍の柔らかさです。またニットなので通気性が良く汗をかいてもすぐ乾き長時間の使用でもムレによる不快感を防ぎます。

*1 京都工芸繊維大学やわらかさデザイン調べ *2 ㎪:硬さ(圧力)の単位

*サイズ調節用ゴムを排除*

通常のウィッグではサイズ調節用のゴムを自身で締めてサイズ感を調整しますが、ウィッグが外れたりズレたりする事を恐れサイズ調節用のゴムをきつく締める方は多く、長時間の使用で頭痛の原因となります。またゴムが伸びてよれるとウィッグ自体がズレる原因となります。

そこで当社は肌の体温で伸縮する特殊フィルム(テクノアジャスター)を使用。頭の形に沿ってフィットする為サイズを調節する必要はなく、頭痛の原因を取り除きました。またフィルムは耐久性に優れておりゴムのように伸びる心配がありません。

ワンステップのサービスの特徴

当社をご利用いただくお客様には、「抗がん剤治療でどの様に髪が抜けていくのか想像が出来ない」「ウィッグが本当に周囲にばれないか気になる」といった様々な悩みを持つ方が多く来店されます。

当社では乳がんの正しい知識を持ったピンクリボンアドバイザーの資格を持つスタッフが在籍しております。地毛からウィッグへの移行時期や抜け始めた地毛をカットするタイミング等、様々な悩みに寄り添えるように丁寧なカウンセリングを行う体制を整えています。

体の痛みが消えた後も残る心の痛みを理解し、お客様一人一人の症状や状況に合わせた医療用ウィッグをご提案しています。

医療用ウィッグには精神的な見た目問題のストレスを軽減し、治療を受ける前と後でも変わらず自分らしく生きていく女性達を手助けする役割があります。当社は今後もお客様の声を大切にした安全安心な医療用ウィッグの品質向上に努めて参ります。

 

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