廃棄漁具アップサイクルのamu株式会社、シードラウンドの資金調達を実施

プレスリリース要約

廃棄漁具のアップサイクルで新しい製品を開発するamu株式会社は、シードラウンド7,500万円の資金調達を実施しました。資金は漁具の回収費用や新素材「amuca」の開発・製造費用に使用されます。ANRI株式会社、UBE株式会社、株式会社ANOBAKA、株式会社七十七銀行、株式会社日本政策金融公庫から出資を受けており、漁具の海洋投棄問題に取り組むことで社会貢献を目指しています。CEOの加藤広大氏は、漁具から新たな価値を生み出す使命に情熱を持って取り組んでおり、漁具を未来の資源にすることで社会課題に取り組んでいます。
廃棄漁具のアップサイクルで新しい製品を開発するamu株式会社(本社:宮城県気仙沼市、代表取締役CEO:加藤 広大、以下amu)は、シードラウンド7,500万円の資金調達を実施しました。

新たに出資いただく皆さまと共に、廃棄漁具から新しい素材や製品を生み出し、amuの掲げる「漁具から価値の常識をひっくり返す」というミッション、「いらないものはない世界をつくる。」というビジョンを実現してまいります。

シードラウンドの引受先・融資元

ANRI株式会社、UBE株式会社、株式会社ANOBAKA、株式会社七十七銀行、株式会社日本政策金融公庫

海洋投棄される漁具の社会課題と資金調達の目的

現在、年間800万トンのプラスチックゴミが海洋に流出、そのうち約40%が漁具となっています。流出した漁具は海洋⽣物に絡まり命を落とす「ゴーストギア」も同時に引き起こし、漁具の海洋投棄は大きな社会課題となっています。

また、使用した漁具は「産業廃棄物」として漁業者が費用を負担して廃棄され、そのほとんどが焼却、埋め立て処理されます。

そこでamuは、漁業者の負担を軽減しつつ海に流出する前に漁業者から漁具を回収し、再資源化を⽬指しています。


現在、2028年までに1000トンを目標に全国で漁具の回収を進めており、今年中には集めた漁具からナイロン素材(ブランド名:amuca(アムカ))が完成予定です。

今回の調達資金は、全国の漁港からの漁具回収費用、amucaの開発・製造費用として活用します。また今後、海外の展示会にも積極的に出展していく予定です。

出資者からのコメント

ANRI株式会社
Senior Associate 金井 絵里花 様

加藤さんと出会い、「漁網からできた素材の価値を確立させたい!」というコミットメントに触れ、amucaブランドが世界で知られ、愛され、responsible consumptionの代表格となる日が想像できました。

それを実現できる巻き込み力、実行力、そしてなによりパッションを持つチームで挑むチャレンジに、ANRIも仲間となれること、誇りであり、楽しみです!

UBE株式会社
パフォーマンスポリマー&ケミカルズ事業部

コンポジット営業部 営業グループ 末富 夕貴 様

UBEグループでは地球環境問題への取り組みにおいて、amu社と共に廃漁網をトレーサビリティが確保され品質が安定した製品へと再生し、より多くのお客様へ提供することで社会全体のカーボンニュートラルに貢献してまいります。

株式会社ANOBAKA

アソシエイト 松永 和彰 様

前回、創業と同時に出資させていただいたことに続きシードラウンドでも追加出資させていただきました。

加藤さんはじめamuのメンバーは漁業組合・地方自治体・メーカー・投資家・その他ステークホルダーをしっかりと巻き込み、1からナイロン素材ブランドを立ち上げ、ビジネスを進展させていらっしゃいます。

眼の前に横たわる海洋プラスチックごみという大きな社会課題に対して、amuのチームだからこそ、アップサイクルという新しいビジネスモデルでスピード感を持って新事業を立ち上げられると信じています。

amu株式会社 代表取締役CEO 加藤 広大コメント

「漁具から、価値の常識をひっくり返す」これがamuのビジネスミッションです。

私たちが可能性を信じてやまない「漁具」は一方で海洋プラスチックゴミで一番高い割合を占めていて、ゴーストギアと呼ばれ海洋生物によくない影響を与えているものとされています。

そんな「漁具」を私たちはこれからの未来の資源にする。そう決めて事業を始めました。

ただ、事業を始めて「なぜ今まで漁具は資源として認識されてこなかったのか?」その理由も痛感している日々です。


物事にはそうなっている理由、課題があります。

ただその理由、課題をどのようにして解決していくのか考えるのは苦しいけれど

やっぱり面白い、ベンチャーだからできることだと心から思っています。


同時にまだまだ小さなベンチャー企業ができることは多くないこともわかってきました。

だからこそいろんな人、企業の方々に応援されながら、時には手を取りあいながら未来を実現させていきます。


そして今回、大変素敵な出資者の方々から応援をいただき心から感謝申し上げます。

今回調達した資金はすでに多くのメーカー様からお引き合いをいただいている

漁具からできたナイロン素材ブランド「amuca」の製造、マーケティング費、

より原料である漁具を大量に集めるための回収費、新規事業検証、海外展開、

また、amuと一緒に走ってくれる新しいチームメンバー探しに使用します。


最後になりますがamuの面白さは「いいことをして稼ぐ」を真正面からできることにあります。

年次成長率8.1%、2030年には17.7兆円に成長する再生プラスチック市場に漁具で参入します。

漁港では漁具の処理に困っている漁師さんがいて

世界中に再生プラスチックを欲しがっているお客さまがいる。この両者のギャップを埋めていきます。

引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。


amu株式会社について

社名:amu株式会社
本社所在地:〒988-0017 宮城県気仙沼市南町2丁目2-25
代表取締役CEO:加藤広大
事業内容: 廃棄漁具の回収、プロダクト開発販売
設立: 2023年5月
HP:https://www.amu.co.jp/

加藤 広大プロフィール

1997年、神奈川県小田原市生まれ。 

東京都内の大学を中退して株式会社サイバーエージェントに勤務した後、宮城県気仙沼市に移住。

廃棄漁具を回収し、資源化するamu株式会社を2023年に設立。

引用元:PR TIMES

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