レアーレワールドの支援者と日本の高校生が、株式会社ムーンスター様からご寄付いただいた子ども用スポーツシューズを、ネパールの子どもたちに届けました。
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プレスリリース要約
■2024年3月、靴を買えないネパールの子どもたちにスポーツシューズを!
認定NPO法人REALE WORLD(レアーレワールド)では、さまざまな活動を通して、関わるすべての人々に成長の機会を提供しています。
寄付を通して、途上国の青少年に希望を届け、同時に寄付してくださった方や活動に参加してくださる方に気づきや学びの機会を提供する取り組みもその一つ。
その活動の一環として、2024年3月30日に、老舗総合靴メーカー株式会社ムーンスター様からご寄付いただいた男の子用の運動靴ブランドであるSKLSHOTERと女の子用の運動靴ブランドであるSUPERSTARのスポーツシューズを、日本のレアーレワールドの支援者の方の協力を得て、ネパールの靴を買えない子どもたちにお届けしました。
(株式会社ムーンスター様から、シューズをご寄付いただきました経緯につきましては、こちらのプレスリリースをご覧ください→ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000114937.html)
■厳しい経済状況の中でも頑張っている子どもたちに希望を!
今回シューズをお届けしたのは、首都カトマンズの隣にあるバクタプール郡の公立学校「Gyan Bikash Adharbhut Bidhyalaya(ギャン・ビカース・アダルブットスクール)」の2年生の子どもたち。
地方の村から出てきた出稼ぎ労働者や、シングルマザーなど経済的に厳しい状況に置かれている家庭の子どもたちばかりが通う学校で、制服を買えない子も多く、足元はゴムサンダルや裸足の子どもたちが大半を占めています。
日本から運んできた靴をバッグから取り出した途端に歓声がわき、靴の周りに全員が集まってきました。
1足のシューズ。
彼らには、それは輝く宝物であり、明日を生きるための希望。
1足のシューズで子どもたちの抱える問題全てを解決することはできませんが、1足のシューズは、確かに子どもたちが困難を乗り越える力になってくれています。
■レアーレワールドの支援者と高校生がボランティアとしてネパールへ
今回、寄付品をネパールの子どもたちに届ける活動には、レアーレワールドの支援者の日本人女性が、ボランティアとして参加したいと申し出てくださり、知り合いの高校生と2人でネパールを訪問。
当法人のスタッフ及び、当法人が運営するネパール現地の少年サッカークラブのボランティアコーチたちと共に、ネパールの子どもたちと触れ合いながら、シューズを届ける活動を行ってくれました。
観光旅行では体験できない、現地の子どもたちとのふれあい。
どんな環境で、どんな学校で、どんな風に子どもたちが毎日を過ごしているのかを、実際に肌で感じることができます。
裸足にサンダルばきでも友達と走り回って、大声で笑う子どもたち。
一緒に遊ぼうと手をそっと繋いでくる子どもたち。
もらった靴を大事に抱えて家に帰る子どもたち。
支援する側にとっても、靴をあげる以上の思いや気づきを得ることができる貴重な機会となりました。
■寄付のメリット・デメリットを知った上での寄付活動
認定NPO法人REALE WORLDでは、途上国の子どもたちに希望を届ける活動を、2015年のNPO法人設立以前から継続して約20年間にわたり行なっています。
その経験を通して、安易な物品寄付がもたらすデメリットも学んできました。
モノをばら撒くのではなく、本当に必要なものを必要とされるところにお届けし、人が変わるきっかけや成長のきっかけ、困難に立ち向かう勇気を届けたい!
そのため、レアーレワールドでは、どこの国に寄付する場合でも、レアーレワールドとして共に活動している現地の人が主体になり、寄付先を厳選し、確実に子どもたちに手渡せるようにしています。
これからも、安易な寄付活動ではなく、生活に根付いた活動の中で、世界を少しでも良い方向へ導く寄付を通して、日本と途上国との架け橋を作ってまいります。
途上国に寄付の品を届けたいと考える企業様や、途上国の子どもたちに寄付品を届けるボランティアに参加したいと思っている個人の方がいらっしゃいましたら、ぜひ事務局までご連絡ください。
より多くの方と一緒に、活動の輪を広げていければ幸いです。
【お問い合わせ先】
認定NPO法人REALE WORLD
事務局 宮本
静岡県伊東市富戸1317番地5030
TEL:0557-51-5227
FAX:0557-52-4240
MAIL:[email protected]
引用元:PR TIMES