理科・算数を使って教える英語のオンラインレッスン。全国の子どもたちに自分の話したい英語を身につけてほしい。
プレスリリース要約
当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとする「April Dream」に賛同しています。このプレスリリースは「E-epsilon(エプシロン)」の夢です。
日本のすべての子どもたちが自分の言葉で英語を話せるようになってほしい。ペラペラ話すことなど目指さず、短い言葉でも誠実に正確に伝えられる日本人に育ってほしい。そして環境の違いからくる英語格差が生じないようにしたい。
そのために、E-epsilon(所在地:東京都港区)は理科と算数を使って英語を教えるオンラインレッスンの制作を進めています。この日本人に合った英語学習法を全国の人々に知っていただきたいと考えています。すべての子どもたちにとって英語を話すことが特別なことではなくなることを目指します。
理科と算数を使って英語を教えることを唱え、東京で英語塾をスタートして15年。当時は、日本人に「英語で理科や算数」なんて必要ないと言われました。それから徐々に認知され、いろいろな小中学校でこのメソッドを使った授業を行ってきました。さまざまなメディアにも取り上げていただき、『1+1で英語が伸びるドリル』(KADOKAWA)という書籍も刊行しました。現在は、東京豊島区にある名門校・豊島岡女子学園でも授業を行っています。
今、英語教育が抱える問題とは?
15年を経た今、インターナショナルスクールや国際学科が増設され、留学が英語教育の大きな柱になっています。それはそれで意味のあることですが、年間300万円はかかるインターナショナルスクールや、同様に多額の費用がかかる留学をどのくらいの家庭が選べるでしょうか。また、周りに外国人が住んでいて日常的に外国語が聞こえてくるような都市が日本にいくつあるでしょうか。
一方で、幼い時期から英語中心の生活をすることで日本語がおぼつかなくなったり、感情の発達に影響が出たりすることがあるとも言われています。また、インター校や留学をした子どもたちは海外で働き始めるとなかなか日本に帰って来ないということもあります。
英語が話せるかどうかで大学や職業選択、収入などに大きな格差が出てくる可能性がある一方、日本語やアイデンティティーを失った日本人が増えることが懸念されます。
日本人が英語を習得するのが難しい理由
日本語は最後に述語が来る言語。言いたいことは最後にわかります。最後まで聞くことを求められる「聞く文化」です。英語は、述語が主語のすぐ後に来る言語。言いたいことが最初に来る「話す文化」です。ですから日本人が話すことを目標に置くと、どうしても無理が出てきます。
また、現在の学校などでの英語教育プログラムは、欧米の考え方が中心で、日本人に合っているか、子どもたちが日本語と並行して学ぶのに合っているかはわかりません。私たちは、日本人の子どもたちが得意とする分野で、子どもたちが本当に話したい英語を小さい時期から教えることが大事だと考えています。
また、普段の生活において、外国人と接することがほとんどない日本の多くの地域では、せっかく学習した英語を使う機会がありません。言葉は使わないと絶対に身につかないのですが、実践の場がないのです。アウトプットができる機会を必ず作る必要があります。アメリカに渡って6年目を迎えるあの「大谷選手」でさえ、言葉の壁を抱えているのです。
では、何をいつから教えるべきか?
日本人は算数が得意です。他の国と比較しても生徒の能力は高いと言われています。そしてなんと言っても子どもたちの生活、ゲームや会話の中では、たくさんの算数の言葉が飛び交い、必要とされます。式や書いてあることを見れば内容がわかり、安心して聞くことができる算数は、英語を教える素材として適しています。
また、理科は簡単な実験をすることで五感に後押しされます。考えながら内容を聞くことができるので、理科も英語を教える素材として非常に適しているのです。
両方の教科を英語で教えることの意味は、考えながら聞くことができるようになることです。覚えたことは忘れますが、考えながら聞いたことは全部忘れることはありません。英語で考える習慣を早くから身につけることは、中学生・高校生になって受験勉強をする際にも役に立ちます。
ですから、私たちは理科と算数で英語を教える授業を組み立てて実践してきました。目的は英語を教えることなので、実験は簡単ですが、毎回発見があり、生徒同士協力しながらできることも効果をもたらします。
もう一つ大事なことは、幼児のときから始めるということです。算数や理科はゲーム感覚でできるので、早期に始めることができます。読み聞かせや歌だけではなく、この二つの教科を遊び感覚で取り入れることで、知的好奇心も高めることができます。決して英才教育ではないのです。
日本人講師と外国人講師が一緒に15年の間にいろいろな学校で教えながら試行錯誤をして作った独自のカリキュラムは、生徒の実態を踏まえ、教える講師の悩みを解決することから生まれたものです。
さらに、これからも学校の英語の先生や外国人講師、ALTの先生と一緒に進化させていきたいと思っております。それが私たちの夢でもあるのです。
私たちに立ちはだかる高い壁
このカリキュラムを広めるために、小中学校に出前レッスンに行くことがあります。しかし生徒がどんなに喜んでくれても、保護者に感謝されても、学校に採用していただくのは本当に難しいことです。先生方が良いと言うと管理職の先生が…、管理職の先生が良いと言っても教育委員会が…、そしてその背後には文科省の定める学習指導要領が…、と大きな壁が何重にもあるのです。
そこで、私たちが15年間、今まで培ってきたすべてのノウハウを結集したオンラインコースを制作し、まずは直接ご家庭に届けることにしました。これなら日本のどこでも見ていただけます。
私たちが描く夢、理想のオンラインレッスン
このオンラインコースには、以下の内容が含まれています。
・正しい発音を身につけながら授業に必要な単語を覚えられるフォニックス・フラッシュカード動画
・知的好奇心を誘う理科の実験を行いながら英語を学ぶ動画(幼児から中学生まで対象)
・実験結果の予想や学んだことなどを書きこむワークシート
・授業の感想などをアウトプットできるオンラインレッスン
・自分で考えた実験を英語で発表する「サイエンスフェアー」の開催
「サイエンスフェアー」は、自分で考えた実験を英語でプレゼンテーションする発表会です。全国の会場を借りて行います。生徒と保護者の皆さんは近い会場に来場し、発表をしたり他のお子さんの実験を見学したりします。報道関係者や文科省の方にもぜひ見ていただきたいと考えています。
まずは一般家庭向けにスタートしますが、将来的には全国の幼稚園から中学校に向けてもこのプロジェクトを広げていきたいと思っています。そして資金が集まったら、毎年10名の生徒と5名の先生(英語科以外でも)の語学留学を援助したいと考えています。日本人としての誇りを持って海外に飛び出していく若者を応援します。
日本人は英語が話せない。英語はたくさん覚えなければならない。日本人の先生は英会話を教える自信がない。留学しなければ…、インターに行かせなければ…、といった不安の中で多くの人が右往左往しています。
私たちのこのプロジェクトが、英語学習にかける費用の削減や、英語教育の地域格差の是正に役立つことを切に願います。
このプロジェクトの詳細につきましては、下記にお問い合わせください。
E epsilon
「April Dream」は4月1日に企業が叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
引用元:PR TIMES