茅ヶ崎市、寒川町及び東京ガス株式会社のカーボンニュートラルな未来へのまちづくり連携協定の締結について

　茅ヶ崎市と寒川町は、2021年4月に、「気候非常事態宣言」を共同で表明しました。本宣言は、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロ、いわゆるカーボンニュートラルの実現を目指す内容を含み、両市町は連携しながら、あらゆる対応策を講じ「カーボンニュートラルな未来へのまちづくり」の実現に取り組んでいます。
　本協定は、そうした取り組みをさらに推進するものであり、カーボンニュートラルに資する教育、レジリエンス強化及び脱炭素エネルギーの調達等に貢献するとともに、地域の一層の発展を図り、持続可能なまちづくりの実現につなげていきます。

（左から　寒川町長：木村俊雄、東京ガス常務執行役員：小西雅子、茅ヶ崎市長：佐藤光）

【連携事項】
(1)　環境エネルギー教育等を通じた啓発活動に関する事項
(2)　再生可能エネルギーの地産地消に関する事項
(3)　地域のレジリエンス強化等に関する事項
(4)　脱炭素エネルギー等の調達に関する事項
(5)　その他カーボンニュートラルのまちづくりに向けた取り組みに関する事項

【締結日】
2024年3月27日

【関係者コメント】
◆茅ヶ崎市　市長　佐藤　光　コメント
　茅ヶ崎市は、寒川町と共同で2050年までにカーボンニュートラルを目指す内容を含む、「気候非常事態宣言」を表明しています。
　「カーボンニュートラルな未来へのまちづくり」の実現には、市はもちろん、市民や事業者の皆様、そして多様な主体が力を合わせ、地球温暖化対策に取り組む必要がありますが、この度東京ガスが率先して手を挙げ、本協定を締結してくださることに感謝申し上げます。
茅ヶ崎市では、これまで計57施設で再生可能エネルギー比率100％電力の導入や、市域の再生可能エネルギーポテンシャル調査を実施し、2050年までのカーボンニュートラルの実現に向けた脱炭素シナリオの作成などの取り組みを率先して行ってきました。本協定により、東京ガスがお持ちのノウハウ・技術力による支援を受けることで、市域の枠を超え、　多様な主体とともに「カーボンニュートラルな未来へのまちづくり」の実現に向けた取り組みをより一層強化していきます。

◆寒川町　町長　木村　俊雄　コメント
　寒川町は、茅ヶ崎市と共同で2050年までにカーボンニュートラルを目指す内容を含む、「気候非常事態宣言」を表明しています。
　「カーボンニュートラルな未来へのまちづくり」の実現には、市町の連携はもちろん、町民・市民や事業者及び民間団体の皆様などの多様な主体が知恵と力を合わせ、ともに地球温暖化対策に取り組んでいく必要があります。
　寒川町も率先して、町の公共施設55施設に対し再生可能エネルギー比率100％電力を導入するなど、第３次寒川町環境基本計画に基づく取り組みを進めているところでございますが、そのような中、基幹エネルギー会社である東京ガスよりご協力の申し出をいただき、市町の取り組みを後押ししてくださることに心より感謝申し上げます。
　寒川町では『「高座」のこころ』をブランドスローガンに掲げ、穏やかさ、やさしさ、あたたかさを大切にしながらまちづくりを進めています。本協定の締結により、東京ガスの有する技術的知見をお借りし、三者の緊密な相互連携に基づいた取り組みを実施することによって、「カーボンニュートラルな未来へのまちづくり」の実現を図っていきます。

◆東京ガス株式会社　常務執行役員　地域共創カンパニー長　小西　雅子　コメント
　当社は、東京ガスグループ2023-2025年度中期経営計画「Compass Transformation 23-25」において、「エネルギー安定供給と脱炭素化の両立」「ソリューションの本格展開」を掲げ、多くの企業・自治体の皆さまとの協業を通じ、カーボンニュートラルの実現等に向けた取り組みを進めております。昨年11月には、エネルギーの枠を超えてお客さまが抱える課題を解決するソリューションブランド「IGNITURE（イグニチャー）」を立ち上げました。
　本協定の締結により、市、町、市民・町民、事業者が相互に協力し、カーボンニュートラルな未来へのまちづくりの実現を目指される茅ヶ崎市、寒川町とともに、当社グループが創業以来培ってきたお客さまからの「信頼」や「地域密着力」を活かし、連携できることを大変嬉しく思います。茅ヶ崎市、寒川町とはこれまでも、環境学習や防災イベントなどの取り組みを通じて連携を深めてまいりました。今後も、茅ヶ崎市、寒川町との価値共創により、地域課題の解決および持続可能なまちづくりに取り組んでまいります。

（参考）ソリューション事業ブランド「IGNITURE（イグニチャー）」について

東京ガスは、「ソリューションの本格展開」に向け、2023年11月30日、ソリューション事業ブランド「IGNITURE」を立ち上げました。　「IGNITURE」の下で展開するソリューションにより、ご家庭、法人、地域・コミュニティのお客さまが、「最適化による経済性・利便性・効率性向上などでさらに豊かな未来」と、「脱炭素・レジリエンス向上などでサステナブルな生活・事業」を、無理なく両立できます。
IGNITUREの詳細はこちら

https://igniture.tokyo-gas.co.jp/

以上