シェアオフィスと医療法人が連携し、課題ではなく楽しさを起点にプロジェクトを立ち上げる実践型プログラム「UDATSU BITO」を始動 in岐阜県美濃市
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プレスリリース要約
楽しさを起点にした実践型プログラム「UDATSU BITO」とは
WEB:https://udatsubito.wasita.co.jp/
患者さんが希望する在宅生活を安心して送れるように支援してきた医療法人かがやきの美濃拠点「かがやきベンチ」と、まちで地域内外の人同士が関わるきっかけをつくってきた「まちごとシェアオフィスWASITA MINO」(運営:みのシェアリング株式会社)がタッグを組んで、アイディア発想~プロジェクトの立ち上げ・実行に至るまで伴走します。
プログラムの特徴と魅力
人材育成やまちづくりを掲げた実践型プログラムは課題を起点にしたものが多い中、本プログラムではエンパワメント理論をベースに、まず参加者や地域住民の「好き・楽しい・わくわく」に焦点をあてます。地域の情報を収集した上で地域住民の声や参加者のわくわくすることを深掘り、プロジェクトへ育てていく経験をして頂きます。
2. まちごとシェアオフィスと医療法人が連携してプロジェクト化をサポート
築約150年の長屋を再生した「まちごとシェアオフィスWASITA MINO」を2021年にオープンし、洗練された空間の提供とともに、地域内に人と経済の循環を生み出す施策を積極的に行ってきたみのシェアリング株式会社。
2009年に在宅医療専門クリニックとしてオープンし、質の高い在宅医療の提供とともに、食や音楽、旅行などの暮らしの楽しみを諦めず実現できるように医療の領域を半歩踏み出した取り組みも行ってきた医療法人かがやき。
そんな医療法人の美濃拠点「かがやきベンチ」と「WASITA MINO」がタッグを組み、ケアとまちづくりの視点を掛け合わせて、プロジェクト化をサポートします。
3: コーディネーターがアイディア発想~プロジェクト実行に至るまで伴走
プログラム期間中、3名のコーディネーターがオンライン相談会やワークショップを通じて参加者の皆さんに伴走します。必要に応じて地域事業者やキーマンとのマッチングなども進め、皆さんの想いを形にするお手伝いをします。
プログラム内容
STEP1:まなぶ
■プロから「楽しさ」起点の考え方を学ぶ
studio-Lでコミュニティデザイナーとしてご活躍されている西上さんから、エンパワメント理論やAARサイクルの考え方についてお話し頂きます。
■フィールドワーク
実際に美濃でまち歩きやヒアリングを行います。うだつの上がる町並みや自然、和紙といった地域資源や地域の人との交流を通じて地域の魅力を体感しつつ、「好き・楽しい・わくわく」が起点のアイディア発想を行います。
STEP2:つくる
■アイディアをプロジェクト化する
他参加者やコーディネーターと共にアイディアを出し切った後、プロジェクトに落とし込みます。
■プロジェクトを発表し、フィードバックを受ける
一度出来上がった企画内容を発表し、他参加者やコーディネーターからフィードバックをもらうことで内容を更にブラッシュアップします。
STEP3:やってみる
■プロジェクトの実践
小さくてもプロトタイプでもいいので、プロジェクトを一度実行してみます。フィールドは美濃を想定していますが、もしご自分の地域で実践されたい方がいらっしゃれば他地域でも構いません。
■最終報告
プログラム期間を通じての活動、実践の振り返りについて発表して頂きます。地域の協力者と繋がり、プロジェクトの更なるブラッシュアップに繋げます。
プログラムの詳細
▼UDATSU BITO WEB:
https://udatsubito.wasita.co.jp/
定員に達し次第締め切らせて頂く予定ですので、以下に該当する方は是非お早めにお問い合わせ・お申込みをご検討頂けますと幸いです。
こんな方におすすめ
・笑いやユーモアを大切にして活動したい方
・ケアとまちづくりの視点を学び、実践したい方
・地域に飛び出したい医療介護福祉関係者
・他分野の人と共創したい方
・共通する想いをもつ仲間と出会いたい方
プログラムリリースの想い
地域に山積みの課題。誰かがいつかどうにかしてくれるという待ちの姿勢ではなく、わくわくを起点に自らがアイディアを発想し、プロジェクトを立ち上げて実行する。その過程で積み重ねられた発見や気付きを元に、プロジェクトを更にブラッシュアップしてまた実行する。そんなふうに自分と相手のわくわくを大切にしながら地域で活動することが、豊かな生き方、そして地域の豊かな未来に繋がると信じています。
■「次の一歩を応援し合えるコミュニティ」を地方に創る
地方は都市と比べるとヒト・モノ・コト・情報が限られているからこそ、より「自分の想い」や関わる「相手」に向き合うことができます。このプログラムに関わる方々が地域の内外の隔たりを越えてお互いの想いやアイディアを共有することで温もりのある繋がりが生まれ、自分の中にある「わくわく」と今まで蓋をしていた「可能性」に気づき、新たな一歩を踏み出せるようなコミュニティの形成を目指します。
プログラム説明会
説明会はこの日のみの開催となりますので、ぜひご参加頂けますと幸いです。
シェア型図書館の館長であり医師でもある守本陽一さんをゲストに迎え
コーディネーター3名も登壇し、プログラム概要の説明と共に「楽しさ起点のプロジェクトがまちにあふれる未来」をテーマにトークセッションも行う予定です。
▼日時
2024年4月9日(火)20:00~21:15
▼イベントページ・申込先
https://udatsubito-wasita.peatix.com/
オンライン開催・参加無料
運営
みのシェアリング株式会社
みのシェアリング株式会社は築約150年の長屋を再生した建物を活用し、2021年に「まちごとシェアオフィスWASITA(Work And Stay In Traditional Area)MINO」を開業しました。自然・伝統文化・人の繋がりが息づく岐阜県美濃市のうだつの上がる町並み全体をフィールドに、「豊かなまちの暮らしの中で、人間らしく働く」というこれからの社会に必要な働き方を提案しています。シェアオフィス運営の他、美濃での体験コンテンツ造成・関係人口の創出・宿泊施設の運営等にも取り組んでいます。美濃に関わる人に出番と居場所をつくり、地域をより面白がる人を増やすことがミッションです。
医療法人かがやき
医療法人かがやきは2009年に岐阜県初の在宅医療専門クリニックとしてスタートし、現在は岐南町、名古屋、美濃市の3つの拠点で、医師・看護師だけでなく音楽療法士、管理栄養士、歯科衛生士などの多職種で地域の在宅医療に取り組んでいます。「希望する在宅生活を安心して送れるように支援します」を理念に掲げ、質の高い在宅医療の提供とともに、食や音楽、旅行などの暮らしの楽しみをあきらめず実現できるように医療の領域を半歩踏み出した取り組みもしています。これまでに、病気や障害のある0歳から100歳まで3000名以上の方と出会って、家での/まちでの希望する暮らしを一緒につくってきました。
引用元:PR TIMES