ウェルナスと森永乳業が商品を活用した料理の提案による行動調査のための協働を開始

プレスリリース要約

ウェルナスは、NEWTRISHという食の個別最適化アプリを通じて、AI食を提供しています。AI食は、個人の目標に関連する生体データと摂取した食事の栄養素データを記録し、独自の解析アルゴリズムを用いて栄養素と生体データの関係性を明らかにし、栄養素を調整した食事を提供します。これにより、個別の健康目標に合わせた食事を実現し、効果も実証されています。また、NEWTRISHは2023年にリリースされたスマートフォンアプリで、個別最適化した栄養素・食材・食事情報を提供し、世界で唯一のサービスを提供しています。また、ウェルナスは信州大学発のヘルス・フードテックベンチャーであり、機能性野菜やAI食事業などで未来のwell-being社会への貢献を目指しています。
◾️概要

ウェルナスは独自技術を搭載した食の個別最適化アプリ「NEWTRISH」で個別栄養最適食「AI食」※1による食のヘルスケアサービスを提供しています。AI食とは、利用者が設定した目標(健康・美容・運動機能・学力など)に関連する生体データと摂取した食事に含まれる栄養素データを日々記録し、独自の解析アルゴリズムを用いたAI食技術(特許第7090232号、国際特許出願済み)により、日々変化する生体データと栄養素データの関係性を明らかにし、生体データに影響する栄養素(関与因子)を決定、生体データを改善するために栄養素を調整した食事です。AI食技術では複数の関与因子を特定することができるため、調整したい関与因子のみを用いて摂取栄養素を最適化し、食事のQOLを維持できるという特徴があります。そのためナトリウム以外の血圧関与因子を調整した減塩しないAI食やカロリーに影響しない体重関与因子を調整したカロリーを維持したAI食による目標達成が可能になります。これまでに減塩食に頼らない血圧改善や摂取カロリーを維持した体重減少の効果検証を行い、NEWTRISHで提案するAI食メニューが普段の食事の質を維持しながら個人の目標達成に貢献できることを実証※2 しました。

 

※1:「個別栄養最適食」、「AI食」、「NEWTRISH」は(株)ウェルナスの商標です。

※2参考:

世界初:独自のAI技術による動的データ解析で現在のあなたに必要な栄養素を特定 ウェルナス「Newtrish(ニュートリッシュ)」始動

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000062426.html

【中間報告】 食の個別最適化サービス「NEWTRISH」を活用したAI食摂取による体重改善の実証実験

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000062426.html

 

昨年度、AI食技術でユーザーの目標達成に寄与できる商品を特定し、その購入率※3を調査しました。その結果、平均購入率は17.9%と高い訴求効果が確認されました。そこで、ユーザーの目標達成に寄与できる森永乳業の商品を活用した料理を、最適料理としてNEWTRISHを通じて個別に提案し、一か月間にわたりユーザーの行動を調査します。商品と料理は、NEWTRISHに蓄積された約500万データを用いた提案シミュレーション結果に基づき、提案回数が多いと想定される栄養組成のものを選定しました。本協働は、AI食技術を活用して選定した商品と料理を個別に提案してユーザーの健康に貢献する試みとなります。

本調査を通じて、森永乳業の商品を活用した料理をNEWTRISHユーザーの食生活・健康管理に活用してもらうとともに、NEWTRISHを利用した商品の新たな提案方法に対する行動の検証結果から、ユーザーの皆様の目標達成のために相応しい商品と料理を、自身の食生活にスムースに取り入れていただける利便性の高いサービス開発に繋げてまいります。

 

※3:生研支援センター スタートアップ総合支援(SBIR)プログラム(フェーズ1)

「市販食品・外食の個別栄養最適化による健康実現ビジネスモデルの構築」(事業期間:2022.10.3~2023.6.30)において、体重改善を望む日本人男女43名に対して、ランダムに選択した市販商品27品目の栄養成分をデータベースに登録し、ウェルナス独自の特許技術で体重改善のために適した栄養組成と判断された商品をおすすめ商品として提案する購買調査を、8週間(2023/4/24~2023/6/18)にわたり実施した。購入率は購入回数/提案回数で算出。平均購入率は解析対象者32名(平均年齢40.4歳、男性4名/女性28名、平均体重60.0kg)の結果。

 

◾️NEWTRISHについて

「NEWTRISH」は、AI食情報を個々人に届けることを目的に、2023年1月にリリースしたスマートフォンアプリです。「AI食」技術(特許第7090232号、国際特許出願済み)で、あなただけの栄養摂取の特性、すなわち「栄養素の秘密」を見つけ出し、「あなたに個別最適化した栄養素・食材・食事」情報で何を食べたらいいのかをご提案、あなただけの健康目標達成をサポートする世界で唯一※4のサービスを提供します。

 

※4ウェルナス調べ、2023年12月現在

 

■ 株式会社ウェルナスについて
 食で実効的な健康を届ける信州大学発のヘルス・フードテックベンチャー。信州大学との共同研究により、野菜のナスから自律神経活動調整に基づく血圧、気分、睡眠改善作用をもたらすコリンエステルという天然由来機能性成分を発見し、臨床試験で効果を実証(国際特許出願済)。この成果に基づき、2020年から世界初となるナス由来コリンエステルを関与成分とするサプリメントを開発し販売を開始。農林水産省:革新的技術開発・緊急展開事業(うち経営体強化プロジェクト)「新規機能性成分によるナス高付加価値化のための機能性表示食品開発」において、ナス生産者、食品製造会社、その他大学・研究機関との官民共同チームの「ナス高機能化コンソーシアム」に参画(2017年4月~2020年3月)、その後、機能性野菜ナス認知度向上のために「機能性野菜ナスコンソーシアム」を設立(2020年)。代表企業として機能性ナスの普及に取り組んでいる。ナス事業に加え、食の機能を個々人ごとに個別最適化する「AI食」事業を始動(2019年)。独自技術を活用して提案する「個別栄養最適食(AI食)」により、個々人の体質やライフスタイルに寄り添った、健康を含めた自己実現目標を達成するための「食」を提供することで、未来のwell-being社会への貢献を目指す。
 2020年より農林水産省フードテック官民協議会:ヘルス・フードテックWT代表。2021年に事業再構築補助金(卒業枠)に採択、AI食事業を主としたサービス業への転身を目指す。2022年には令和3年度補正予算「農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業のうちフードテックを活用した新しいビジネスモデル実証に対する支援事業」(事業名:個別栄養最適食「AI食」のユーザーフレンドリーなビジネスモデル実証試験)およびスタートアップ総合支援プログラム(研究課題名:市販食品・外食の個別栄養最適化による健康実現ビジネスモデルの構築)に採択。(株)リバネス・テックプランター第1回フードテックグランプリ最優秀賞、フードテック官民協議会・令和4年度未来を創る!フードテックビジネスプランコンテスト優秀賞、大阪産業局・HeCNOS AWARD受賞など、ビジネスコンテストにおいて受賞多数。

社名:株式会社ウェルナス
設立:2017年
資本金:3,376万円
代表者:代表取締役 小山 正浩 (博士・農学)
所在地:東京都杉並区高円寺南1-28-5
営業所:長野県諏訪郡下諏訪町東町中807-4
コーポレートサイト:https://wellnas.biz

引用元:PR TIMES

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