• HOME
  • プレスリリース
  • おすすめプレスリリース
  • 【創業5周年リリース 第2弾】環境移送ベンチャーイノカ、教育とエンターテインメントを融合した新たな海洋環境教育「環境エデュテインメント」プログラムを5つの生物種に拡大して展開

【創業5周年リリース 第2弾】環境移送ベンチャーイノカ、教育とエンターテインメントを融合した新たな海洋環境教育「環境エデュテインメント」プログラムを5つの生物種に拡大して展開

プレスリリース要約

株式会社イノカは、環境移送技術の研究開発を行い、環境エデュテインメントプログラムをサンゴ、藻場・マングローブ、海ぶどう、クラゲの5つの生物種に拡大し、教育とエンターテインメントを融合した海洋環境教育を提供している。イノカのミッションは、海洋環境課題の解決に取り組み、2024年には5つの新たな取り組みを発表する予定。これらのプログラムは、環境移送技術を使用し、子供たちに海洋環境問題に関与する機会を提供するものである。
人工的にサンゴ礁の生態系を陸上に再現する「環境移送技術」(※1)の研究開発を行う株式会社イノカ(本社 : 東京都文京区、代表取締役CEO : ⾼倉葉太、以下「イノカ」)は、教育とエンターテインメントを融合した海洋環境教育である「環境エデュテインメント」プログラムを、サンゴ、藻場・マングローブ、海ぶどう、クラゲの5つの生物種に拡大して、新たに提供を開始します。

イノカは、理念に「自分たちが好きな自然をみつづける」を掲げ、「人類の選択肢を増やし、人も自然も栄える世界をつくる」というミッションを達成すべく、教育・研究を通じて海洋環境課題の解決に取り組んでいます。

創業5周年となる2024年を迎え、イノカはミッションに基づき、新たな5つの取り組みを発表しております。第1弾では、環境移送技術を用いて、海洋生態系にポジティブ・ネガティブの両面で影響を与える可能性のある物質を科学的に評価する「海洋治験サービス」の提供プラン拡張に関する発表をいたしました。

第2弾では、子どもたちの生き物や自然への好奇心に応えるコンテンツを通して、能動的に海洋環境課題と向き合うきっかけを提供する「環境エデュテインメント」プログラムを5つの生物種に拡大して実施します。

※1:環境移送技術®︎:天然海水を使わず、水質(30以上の微量元素の溶存濃度)をはじめ、水温・水流・照明環境・微生物を含んだ様々な生物の関係性など、多岐に渡るパラメーターのバランスを取りながら、自社で開発したIoTデバイスを用いて、任意の生態系を水槽内に再現するイノカ独自の技術のこと。2022年、時期をずらしたサンゴの人工産卵に世界で初めて成功。

「環境移送技術®︎」で、水槽内に再現されたサンゴ礁生態系を間近で見ながら学ぶ

■イノカ発案、従来の環境教育をアップデートする「環境エデュテインメント」プログラムの必要性

昨今、人類の社会活動においてサステナビリティが重要視される中、地球温暖化に伴うサンゴの白骨化や海洋ゴミ問題、生物多様性の中心となる藻場や熱帯雨林の減少など、海洋環境課題への対応も緊急性が増しています。自然が直面する課題を解決しつつも人類の発展を望むには、人類が改めて自然の価値を学び、可能性を引き出す実践知を得ながら、次の科学技術を生み出していく必要があるとイノカは考えています。そして、このような「人と自然が共栄する社会」を未来に繋いでいくため、イノカは今の子ども世代に対して「環境エデュテインメント」プログラムを展開してきました。

イノカが考案する「環境エデュテインメント」とは、教育とエンターテインメントを融合した独自の環境教育コンセプトです。従来、環境教育は座学形式で環境問題を学ぶことが定番となっていました。一方、イノカの「環境エデュテインメント」プログラムは、「『環境移送技術』を用いて場所を選ばず間近で生物・環境に触れることができる」強みを活かしながら、子どもたちが没入できるキャラクター・世界観の構築やゲーム性を組み込むなど、子どもたちが自然を『好き』になることを起点に、能動的に環境問題やその具体的な解決策に関与していくきっかけを提供します。

これまで、その実践例として「サンゴ礁ラボ®︎(※2:ページ後半にて内容を紹介)」を展開してきました。同プログラムは2020年より、計20社の企業様との協業、オフィスや商業施設での開催を通して、のべ15,000名以上の参加者を動員しています。

そしてこの度、これまで取り扱ってきた「①サンゴ」以外にも、生物多様性の中心でありながら減少が続く「②藻場(海藻・海草)」「③マングローブ」/海藻飼育の基礎を学習できる「④海ぶどう」/大量発生が問題となっている「⑤クラゲ」をラインナップを加え、計5種類の生物種・環境で新たな「環境エデュテインメント」プログラムを展開します。

これらは海洋環境課題においてどれも緊急性の高いトピックであり、また、登場する生物・環境の生育条件の特定など新たな知見抽出のための研究活動の一貫にもなっていることから、子どもたちが海洋環境課題の解決に直接関与することにも繋がっています。


【関連情報】

サンゴ礁ラボ®︎|事例紹介(一部) https://corp.innoqua.jp/services/coral-kids-lab

茨城県・大洗で減少が続く藻場を取り上げたイベント(共同開催:株式会社商船三井様) 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000047217.html

サンゴの捕食傾向について仮説を立てて実験するイベント(共同開催:アラムコ・アジア・ジャパン様) 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000047217.html

■5種類の「環境エデュテインメント」プログラムのご紹介

以下、これまで展開してきたサンゴに、新たに4種類の生物・環境を加えた、5つのプログラムを紹介します。※各プログラムの開催の時間や規模などはご相談いただけます。

1:サンゴ礁ラボ®︎(※2)

一般には見る機会の少ない”生きた”サンゴの姿を、自分の手で触れる・匂いを嗅ぐなどして観察

プログラム概要:

イノカで2020年から開催しているプログラムであり、一般的には南国の海や研究施設でしか見ることができない”生きた”サンゴを、直接手で触る・匂いを嗅ぐなど至近距離で観察することができます。

サンゴ礁が存在する海は、海洋面積の0.2%程度を占めるに過ぎませんが、その中には海洋生物種全体の約25%(約93,000種)が生息する、極めて生物多様性が高い空間です。人間の経済活動にも、漁業資源・観光資源として貢献するほか、場合によっては波のエネルギーを約97%カットする護岸効果もあり沿岸部の人々の生活基盤も支えています。本プログラムではそうしたサンゴ礁の生態系や人間社会との関わりについて学習します。


2:海のエンジニアラボ ~日本の藻場を救え!~

商船三井様と大洗フェリーターミナルで開催した「海のエンジニアラボ」

プログラム概要:

海藻や海草が生息する藻場(もば)は、「海のゆりかご」とも呼ばれ、沿岸の生態系や漁業を支えています。アマモ・ガラモ・ガシャモクなど地域によって様々な種が分布しています。昨今では「ブルーカーボン」が注目され、日本では海藻・海草をCO2の吸収源としてクレジット化する「Jブルークレジット」の枠組み作りが進んでいます。一方、生育条件の特定や各藻場の現状の把握など、研究活動はそれほど進んでいません。

本プログラムでは、日本の海に広がる藻場の生態系、そこに生える海藻・海草の生態や生活史、および『磯焼け』と呼ばれる藻場の衰退現象やその発生要因などについて学んでいきます。また後半は、実際の藻場調査でも使用されている水中ドローンの模型の組み立てや操作にも挑戦します。

組み立てた水中ドローンをより正確に操作するため、改善と練習を繰り返す様子

3:マングローブラボ

イノカの生態圏エンジニア®︎ が水槽に再現したマングローブ生態系

プログラム概要:

マングローブは特定の植物の名称ではなく、「塩水に植物が育つ」という海と森の生態系を併せ持つ自然環境の総称です。赤道付近に分布するマングローブ林は、鳥・カニ・貝などの生き物が暮らす生物多様性を有しています。さらに人間にとっても、漁場や高波から沿岸の家々や農地を守る防波効果、カヌーツアーなどの観光を生み出す重要な資源でもあります。しかしここ数十年間、マングローブ林は、住宅や工場、水産養殖、農地への転換といった人間の経済活動によって急激に面積を減らしており、毎年全面積の約1%が失われていると報告されています。

本プログラムでは、マングローブという特異な環境で暮らす生き物や人間社会との繋がりについて学びます。子どもたちがシオマネキというカニの動きを真似することで、生態を擬似的に体験する企画もあります。

シオマネキの求愛行動「ウェービング」を体験する子ども達

4: 海ぶどうラボ 〜環境移送に挑戦〜

実験1日目に撮影した海ぶどう
実験30日目に撮影した海ぶどう

プログラム概要:

現在、海藻(純食料)の国内消費仕向量(1年間に国内市場に出回り、消費に回された量)は、1999年度と比較すると2021年度は約53%に減少しています。(農林水産省の食料需給表より)

日本古来の食文化である海藻食の普及と海藻飼育の難しさを体験し藻場への関心を高めるために、本プログラムでは「環境移送技術®︎」を用いた海ぶどう水槽の立ち上げに挑戦します。具体的には水槽内の物理・化学・生物パラメータを自ら調整し、海洋環境を構成する要素を学ぶとともに、海ぶどうの生育により良い環境の構築を体験します。

5: クラゲラボ 〜クラゲの赤ちゃん、『ポリプ』を調査せよ〜

クラゲの赤ちゃんであるポリプに餌を与える様子

プログラム概要:

頻繁に大量発生が問題となるクラゲですが、その原因を探るためには繁殖源および生育過程を明らかにすることが重要です。一般的に目にする機会の多いクラゲの姿は「メデューサ」と呼ばれる成熟した状態であり、そこに至るまでにプラヌラ、ポリプ、ストロビラ、エフィラと複数回の変態を経ています。本プログラムではこのような生育過程において問題なく変態できる条件を探りつつ、クラゲと漁業を取り巻く諸問題についての考察まで行います。また本物の生きたポリプ(クラゲの幼生)への餌やり体験なども行います。


株式会社イノカについて

イノカは「自分たちが好きな自然をみつづける」を理念に、国内有数のサンゴ飼育技術を持つアクアリスト(水棲生物の飼育者)と、東京大学でAI研究を行っていたエンジニアがタッグを組み、2019年に創業したベンチャー企業です。

イノカ生態圏エンジニア®︎が再現したサンゴ礁生態系

「人類の選択肢を増やし、人も自然も栄える世界をつくる」をミッションに掲げ、自然を愛し、好奇心に基づいて飼育研究を行う人々の力と、IoT・AI技術を組み合わせることで、任意の生態系を水槽内に再現する『環境移送技術®️(※1)』の研究開発を推進しています。2022年2月には世界初となるサンゴの人工産卵実験に成功しました。

当社は、遺伝資源(※3)を含む海洋生物多様性の価値を持続可能にすることを目的として、「自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures:以下「TNFD」)」の「TNFDデータカタリスト」にも参画しています。

※3 遺伝資源:生物多様性条約においては「遺伝の機能的な単位を有する植物、動物、微生物、その他に由来する素材のうち、現実の、又は潜在的な価値を持つもの」と定義される。全ての生物は遺伝子を持っており、医薬品開発やバイオテクノロジーの素材として役に立つ可能性がある。


環境教育プログラム等へのお問い合わせについて

環境教育プログラムの実施にご興味がある事業者様や、環境教育プログラムを共創されたい団体様は、[email protected] までご連絡ください。

担当者が折り返させていただきます。

現在募集中のイベントや、過去に開催されたプログラムについては、

★教育事業ブランドサイト https://innoquacoralkidslab.innoqua.jp/ 

★サンゴ礁ラボ®︎ 紹介ページ https://corp.innoqua.jp/services/coral-kids-lab?utm_source=pressrelease&utm_medium=prtimes&utm_campaign=education2

からご覧いただけます。


会社名 株式会社イノカ

代表者 代表取締役CEO 高倉 葉太

設立    2019年4月

所在地   東京都文京区後楽2丁目3番地21号

会社HP https://corp.innoqua.jp/?utm_source=pressrelease&utm_medium=prtimes&utm_campaign=education2


引用元:PR TIMES

関連記事一覧