アジア太平洋地域のアセットマネジメント事業の取得に関する合意について
プレスリリース要約
ARAとKDXのアジア太平洋地域を中心とした国内外におけるアセットマジメントのノウハウと、SMFLグループの財務基盤・調達力を相互に活用し、シナジーの最大化を図ることを目的に、ARAが運営する私募ファンド事業をカーブアウトした新会社(以下「ARAvest」)の取得の合意に至りました。MPSとKDXが設立した特別目的会社を通じて、ARAvestの全株式をそれぞれMPS 70%、KDX 30%の出資比率にて、270百万米ドルで取得する予定です。ARAの現CEOであるMoses K. Song氏がCEOに就任することが内定しており、Moses K. Song氏は一部出資も含めARAvestの経営に参画する予定です。ARAvestはARAの標章を引き継ぎ、さらなるブランド価値向上に努めます。
ARAvestのグループ化により、今まで以上に強み・ノウハウを相互発揮・活用することで、アジア太平洋地域における投融資ビジネスの拡大、投資家向けの新たな投融資機会の創出、そしてさらなるAUMの拡大を目指します。
SMFLグループは中期経営計画の施策として「資産回転型ビジネスの推進」を掲げています。SMFLグループの国内外に展開する不動産・航空機・インフラ設備などのアセットビジネスと、ARAvestのアジア太平洋地域に保有するアセットマネジメントプラットフォームを融合することで、グローバルに資産回転型ビジネスを推進します。
KDXは、3.3兆円を超える不動産を運用する国内最大級の不動産アセットマネジメント会社です。今回の取り組みは、中期経営計画に掲げる「AUM成長に係る取組み」の重点施策の1つである「M&A等の非連続施策による成長機会」を実現するものであり、海外AUM1.1兆円を取得することで、KDXはアジアを代表するアセットマネジメント会社へと成長することができます。これまでもアジアにおいてさまざまな取り組みを進めてきましたが、本取り組みを通じて、国内外に跨るクロスボーダーの投資やファンドマネジメント受託機会のさらなる多様化を目指してまいります。
【ARAvestの概要】
以上
引用元:PR TIMES