(株)ショーケースが顔認証システムをカンボジアでリリース。同国初となるマイクロファイナンスのスマホアプリ上での本人確認や不正検知を自動化

株式会社ショーケース(東京都港区六本木、代表取締役社長:永田 豊志、以下当社)の開発した顔認証システムが、カンボジアのスピアンロイ株式会社(カンボジア・プノンペン、CEO:永野雄太、以下スピアンロイ)が運営するマイクロファイナンスのアプリ「Spean Loan(スピアンローン)」に、2019年7月18日に搭載されました。
(マイクロファイナンス: 主に途上国で見られる、貧困削減を目的とした小口金融の総称)
当社が開発提供する顔認証システムが、カンボジアのスピアンロイ社が運用するマイクロファイナンスのスマホアプリ「Spean Loan(スピアンローン)、以下本アプリ」に搭載されました。これにより、本人確認フローが自動化され、融資までの時間が大幅に短縮、さらに運営側のリソースも削減されます。同一顔画像検知ができることで、見逃されていた二重登録などの不正を素早く正確に検知し、セキュリティ面においても高いパフォーマンスを発揮することが期待されます。
これまでは、アプリ上でアップロードされた本人確認資料の目視確認に1営業日を要しておりましたが、自動化されたことにより3分で完了できるようになりました。カンボジアでアプリ上の顔認証システム導入は初となります。本アプリによる小口融資は2019年3月末より正式スタートし、アプリインストール数はすでに約6万に達しています。

 

本アプリサービスは、銀行やマイクロファイナンス機関から融資を受けることができない中小企業や農家を対象に、スマートフォンアプリで小口融資を行なっています。カンボジアのスマートフォンの普及率は人口(1,607万人 出典2018年カンボジア計画省統計局)の約8割と、インターネットにアクセスできる環境が整っています。(参考:カンボジア通信規制局、2018年)

カンボジアに限らず、東南アジアをはじめとした途上国では、金融へのアクセスがない層がまだ多く存在し、マイクロファイナンスのような少額融資のニーズが高いと言われています。当社は、利便性、安全性に考慮した顔認証システム、本人確認システムを、こうしたニーズに応える金融機関へ提供していく予定です。

株式会社ショーケースの投資子会社Showcase Capitalは、スピアンロイの持株会社であるDigicro Pte. Ltd(シンガポール、CEO:永野雄太)に出資しております。

・Spean Loan(スピアンローン)について
本アプリは同国で金融サービスを受けられない農家や中小企業向けに、スマホにあるデータを機械学習によりクレジットスコア化し、3分で50ドルから最大1,000ドルの融資を提供するアプリで、スピアンロイ株式会社により運営されています。
*本アプリはカンボジア国内でのみ使用できます

・デジクロ株式会社(DIGICRO Pte. Ltd.)について
・本社所在地     28C Stanley Street Singapore 068737
・代表取締役社長 永野 雄太
・設立            2017年2月
・事業内容       マイクロファイナンスアプリ事業
カンボジアで、子会社スピアンロイ株式会社経由で小口融資アプリのSpean Loan(スピアンローン)を運営
・URL   https://digicro.net

■【株式会社ショーケース 会社概要】東証1部 証券コード:3909
・代表取締役社長:永田 豊志
・所在地:東京都港区六本木1−9−9 六本木ファーストビル14F
・設立:1996年2月1日
・事業内容:
○ Fintech&クラウドマーケティング事業
EFO(入力フォーム最適化)を核とするクラウド型のWebマーケティング支援サービス
口座開設におけるサイバーセキュリティサービス
本人認証(e-KYC)、顔認証、免許証読み取りなどのオンライン認証サービスなど
○ 広告・メディア事業
SNSと動画を中心とした広告配信サービス
「Bitwave」をはじめとするオウンドメディアの運営
○ 新領域事業
RPAによる業務自動化支援、業界特化型SaaS、動画マーケティング支援など
○ 投資事業(株式会社Showcase Capital)
国内外における技術ベンチャーへの投資事業
○ 人材事業(株式会社レーザービーム)
人材紹介事業、各種業務支援

■本サービスに関するお問い合わせ■
株式会社ショーケース 営業本部
電話:03-5575-5104
eメール:[email protected]

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