一度途絶えた伝統的な織物を、現代のライフスタイルに合わせて最新技術で蘇らせる「あいのぬの」。24SS COLLECTIONを新発売。Ay
プレスリリース要約
- 着物柄をデジタルアーカイブし最新技術で表現する「あいのぬの」
伊勢崎銘仙は、⾊鮮やかで遊び⼼あふれる着物です。かつて私が⽣まれ育った群⾺県伊勢崎市は、こ
の銘仙の産地でしたが、半世紀前にその伝統⼯芸は衰退し、後継者もおらず作り⼿がいない状況となり
ました。 郷⾥の⽂化が失われつつある現状に哀しみを覚え、私は銘仙のアップサイクルを通じて新たな
⾐服に⽣まれ変わらせるブランドAyを興しました。これまでの3年半、伊勢崎銘仙を使⽤したアップサイ
クル⾐服を提供してきましたが、残念ながら銘仙の⽣産は困難となり、いずれは使えるものがなくなる
危機に⽴ち向かっています。
そこで、24spring/summer collectionでは「あいのぬの」シリーズを披露いたします。銘仙の柄から
インスピレーションを得て、現代技術でオリジナルテキスタイルを開発しました。これは銘仙そのもの
ではなく、私たちの解釈とデザインによるものですが、銘仙の特徴的な柄を保ちながら新たな表現を試
みました。そのテキスタイルをAyらしいデザインで⾐服に仕⽴て、⽴体感豊かなジャガード織りでワン
ピースを製作し、またプリント技術で銘仙の⼤胆な⾊使いを再現したセパレート浴⾐などを⽣み出しました
。
以下、新商品一覧 2024spring/summer
- 商品名『夏は夜、ジャガードワンピース』
「あいのぬの」シリーズ第一弾。銘仙着物の柄からインスパイアされたオリジナルテキスタイル。
群馬県桐生市のジャガード織を用いて、カットジャガードで立体的で上質な風合いを演出します。大胆かつシックな柄が魅力的な立体感のあるジャガードワンピース。くしゃっとした首周りには組紐を使い和を取り入れ、夏まつりや花火大会で着たい一着に仕上げました。洗練された美しさを放つ、綿麻なので軽やかなワンピースです。洗濯可能なので夏に大活躍の予感。
TEXTILE「夏は夜」
コロナ禍が明ける2024年夏。今年こそ、祭りへ。昼間の賑やかさより少し大人びた、夏の夜。
櫓(やぐら)を囲み、肘が触れる距離で、みんなで踊る、八木節。
うちに秘めてきた熱気を知らない人と共有して熱気が櫓へ向かい炎が上がる・・・
そんな夏の夜を表しました。(写真左)
TEXTILE「白夜」
一晩中太陽は沈まない白夜を表しました。優しいベージュの空に浮かぶ、真っ白な雲、太陽の光を反射するピンク色の雲、そして太陽の赤い線。(写真右)
- 商品名『浴衣風セットアップ』
「お祭りを気兼ねなく楽しんでほしい」思いからう生まれた浴衣風セットアップ。トップスと巻きスカートのセパレートなので、お祭りや花火大会で着崩れる心配はありません。
優しい肌触りのコットンダブルガーゼに鮮やかな着物柄をプリントした生地を使用し、夏でも心地よい着心地を追求しました。トップスの紐を結んで着る形は、身体を締め付けず、サイズ調節もできます。正面で紐を結ばす、羽織りとしてもご着用いただけます。巻きスカートになっているのでサイズ調整も可能です。
TEXTILE「つぼみ」
あたたかな日差しに包まれて、つぼみが色づく。
長い冬が終わり、新たな生活へ向けて広がりを持たせる。
インクジェットプリントで機能性を重視しました。天然素材にインクジェットプリントを施し、銘仙柄そのものの色合いを表現します。
- 商品名『朝焼けのグラデーションワンピース』
大胆なグラデーション染めが魅力的なサマーワンピース。くしゃっとした首周りには組紐を使い和を取り入れながら、夏まつりや花火大会で着たい一着に仕上げました。首後ろには刺繍ボタン(糸から作るボタン)をつけることで、ナチュラルで軽やかなスタイルを。洗練された美しさを放ちながら、麻素材の涼しげなワンピースです。洗濯可能なので夏に大活躍の予感。
TEXTILE「朝焼け」
肌寒い夏の朝。目覚めると、少しずつ海が明てゆく。
群馬県桐生市にある染め工場KIRISENによる「暈し染(ぼかし)」染め技術を用いて、上質な風合いを演出。
- Ay 期間限定ショップ in 日本橋三越本店
期間限定ショップでは、「あいのぬの」を用いた新作ジャガードワンピースや浴衣風セットアップをはじめ、着物銘仙をアップサイクルした衣服・小物を販売いたします。Ay代表 村上采が在廊し取り組みをお伝えします。
24SSにおける受注期間中(3⽉17⽇までご注⽂可能)では、このポップアップストアが最後の試着の機
会になります。是⾮、展⽰受注/販売会で「あいのぬの」シリーズをご体感いただき、皆さんとの対話を通じて可能性を共有したいと考えています。
【開催概要】
イベント名:花々祭
会期:3月6日(水)→12日(火)
時間:10:00 〜 19:00 施設の営業時間に準ずる
会場:日本橋三越4階 呉服・和雑貨売場
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1 本館4階
<東京メトロ>銀座線・半蔵門線 「三越前」駅より徒歩1分東西線 「日本橋」駅(B9出口)より徒歩5分
<都営地下鉄>浅草線 「日本橋」駅より徒歩5分
<JR>新日本橋駅より徒歩7分東京駅(日本橋口)より徒歩10分
東京駅からは「無料巡回 バスメトロリンク日本橋」東京駅八重洲口のバス停(鉄鋼ビルディング)をご利用ください。
【online shop】オンラインショップでもご予約を受け付けております。
EC受注期間:〜2024年3⽉17⽇(⽇)23:59まで
- カルチャーブランドAy(アイ)について
Ay(アイ)は”⽂化を織りなおす”をミッションに、紡がれた⽂化に向き合い現代の価値に再編集し発信するカルチャーブランドです。かつて殖産産業の中⼼であった群⾺県を拠点に、全国そして世界へローカルカルチャーをお届けします。
Ayを込めるものづくり
●国内⽣産
国内の世界に誇る⾼度な技術を取りいれることで、地域や産業に還元します。
●ECO素材
環境に配慮した素材を使⽤し、環境保護に取り組んでいます。
●天然繊維
100%天然繊維を使⽤することで、⽯油原料の消費削減に取り組んでいます。
Ay公式Webサイト 【https://www.ay.style 】
オンラインショップ【https://shop.ay.style/ 】
- 株式会社Ay について
株式会社Ay (読み:アイ)
代表取締役社長:村上采
本拠点:群馬県前橋市千代田町
内容:地域文化を用いたものづくりを通したカルチャープロデュースを得意とする。商品開発/ブランディング・デザイン/企画・運営/プレス/プロジェクトマネジメント等。
村上采 (25歳)株式会社Ay代表取締役
高校生でのアメリカ留学を機に海外での教育や文化的活動を行う。大学では教育から取り組むソーシャルトランスフォメーションを実践的に学び、2年生の時にアフリカのコンゴ民主共和国で現地素材を使った衣料品の現地生産・日本販売をきっかけにブランドを立ち上げる。2020年、国内に目を向けはじめ、郷里である群馬県伊勢崎市の地域文化の可能性を発信しようと銘仙をアップサイクルした衣料品を手がけ、ブランドを展開。2024年2月には、着物柄をデータアーカイブし継承していくため「あいのぬの」を開発・リリース。
引用元:PR TIMES