ネスレ日本、日本相撲協会と協業し、両国国技館で回収した「ネスカフェ」の紙製パッケージをタオルハンカチにアップサイクルし、墨田区に寄贈
プレスリリース要約
世界188ヶ国で事業を展開する世界最大の食品飲料企業・ネスレは、2025年までにバージンプラスチックの使用を3分の1削減すること、プラスチックパッケージの95%以上をリサイクル可能に設計することを目指しています。このコミットメントの達成に向けた一環として、ネスレ日本では製品パッケージの改善や、廃棄物の削減を目指して、サーキュラーエコノミーの構築に向けた取り組みを進めています。
1500年の歴史の中での学びを生かし、大相撲の力を通じて、世の中の持続的な発展に貢献していく「大相撲サステナビリティ」を推進する日本相撲協会と、その活動の目的と意義に賛同したネスレ日本は、2023年にサステナビリティパートナー契約を締結し、それぞれの強みを活かす形で、日本の伝統・文化を後世に引き継いでいける
ような活動や、よりよい社会の実現に向けた活動を実施しています。
このたび墨田区に寄贈したタオルハンカチは、令和5年九月場所から両国国技館(東京都墨田区横網一丁目)での
大相撲開催中に「ネスカフェ ゴールドブレンド」を提供している大相撲売店およびプレミアムシートから回収した「ネスカフェ エコ&システムパック」の使用済み空パッケージをアップサイクルして制作したものです。
タオルハンカチの特長
【生地】ネスレ日本が参画する一般社団法人アップサイクル(所在地:大阪市、代表理事 森原 洋)のプロジェクト「TSUMUGI」(※参考資料)の紙糸を使用しており、やさしい色合いと肌触りが特長です。
【図柄】赤が目をひく「ネスカフェ」のアクサン(※フランス語で「アクセント」の意味)マークを象徴的に使用しつつ、コーヒーを片手にリラックスタイムを過ごす力士が描かれています。デザインは、ネスレ日本の社員が担当しました。
【サイズ】 折りたたみやすく、手軽なW25cm×H25cmサイズです。
以上
参考資料
- 環境に配慮した製品として段階的に進化する「ネスカフェ エコ&システムパック」
「ネスカフェ」の紙製詰め替え容器である「ネスカフェ エコ&システムパック」は、2008 年の発売以降、発売当初はプラスチックだったキャップ、漏斗部分を紙に変更、またアルミ箔使用量をゼロにするなど環境に配慮した製品として段階的に進化してきました。
家庭用コーヒー製品シェアNo.1(※2)である「ネスカフェ」の詰め替え用製品として広く普及し、コーヒーの香りを守りながら、簡単にビンやコーヒーメーカー「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」へ詰め替えられる点が評価され、多くの皆様に支持されています。(※2)ネスレ調べ、2023年1-12月
- 「ネスカフェ」を選ぶ、という小さな行動がサステナブルな未来へつながる
ネスレ日本は、サステナビリティがブランドの中心にあることを訴求する「ネスカフェ」の新コンセプト“Make your world”の日本での展開にあたり、2023年秋より「ネスカフェ」の新ブランドコミュニケーションを開始しました。“Make your world”は、これからも皆様がおいしいコーヒーを飲み続けられる未来のために、グローバルコーヒーブランド「ネスカフェ」を通じてサステナビリティに取り組むことをネスレが表明するもので、これからも香りや味わいにこだわったおいしいコーヒーを皆様に届けること、また、皆様がコーヒーを選ぶ際に、生産者や環境に配慮して作られたコーヒー豆を使った一杯を選ぶことが、“自分やその周りの世界を変える”きっかけとなることを伝えています。
- 日本相撲協会と「ネスカフェ」について
2015年よりネスレ日本のコーヒーメーカー「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」が陸奥部屋(東京都墨田区)に設置されており、力士をはじめとする関係者の皆様が「ネスカフェ」のコーヒーを日常的に飲用しています。そうした背景を受け、ネスレ日本は2020年1月に新入幕となった陸奥部屋の霧馬山関(現・霧島関)に「ネスカフェ」ロゴをデザインした化粧まわしを贈呈、さらに2023年9月には霧島関の大関への昇進を記念し、新たな化粧まわしを贈呈しました。
また、日本相撲協会公式YouTubeチャンネルでは2023年9月7日(木)より、陸奥部屋の3名(陸奥親方、鶴竜親方、霧島関)が出演する動画が公開中です。
公開URL: https://www.youtube.com/channel/UC6ZZhovRZpUA4VafgBdECZQ
- 一般社団法人アップサイクルのプロジェクト「TSUMUGI」について
日本において古来より和紙で作られてきた伝統的な紙糸を、アップサイクルで創造的に再定義しました。プロジェクト「TSUMUGI」は、スーパーマーケットの店舗や参画企業のオフィス、神戸市の環境啓発施設を中心に回収した紙資源と、六甲山の手入れから発生するヒノキ等の未利用間伐材を使用する取り組みです。
プロジェクト名には、Made in Japanの技術で、皆さまから集められた紙資源、先人たちが育ててきた間伐材、それぞれの想いを紡ぎ、本来であれば廃棄される予定であったものを、資源として有効活用する新たな循環を創ることで、わたしたちと地球や社会・地域コミュニティを紡ぐ象徴としたいという意味が込められています。
また、一般販売する商品の売上の一部は、森林保全に役立てられることになっており、プロジェクト「TSUMUGI」は、想いと伝統を未来へと紡ぎ、持続可能な社会をつくることにもつなげていきます。
一般社団法人アップサイクル: https://upcycle.or.jp
引用元:PR TIMES