社会貢献と事業価値を創りだす食品ロス専門家「フードサルベージプロデューサー」の認定講座 3月8日にスタート
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プレスリリース要約
すべての捨てられる食べ物が「良い廃棄」となることに挑戦する一般社団法人フードサルベージ(共同代表理事:平井 巧 / 長田 敏希、本社:東京都渋谷区)は、2024年3月8日(金)より、食品ロス問題に取り組むことができる専門家「フードサルベージプロデューサー」の認定講座を開始します。講座では、食品ロスを体系的に学べるカリキュラムによって、自社と社会どちらにも貢献できる実践力を身につけることができます。
URL:https://event.foodsalvage.or.jp/
食品ロスを体系的に学び、自社と社会どちらにも貢献できる実践力を身につけるカリキュラム
講座を受講し試験に合格した方に、「フードサルベージプロデューサー」の資格を認定します。それぞれのフィールドにおける食品ロス解決に向けて、その知識と経験を活かしていただくのと同時に、「サルベージ・パーティ」を通しての啓発や情報交換など、他のプロデューサーと協働で活動をしていくこともできます。
・経営者、マネージャー、サステナブル推進担当、マーケティング担当、商品開発担当、個人事業主、コンサルタント
・いま関わる食品ロス関連のプロジェクトをより良いものにしたい、またはこれから立ち上げたい方
・食品ロスの知識を活かして社会で働きたい学生
・食品ロスに興味のある方(年齢、経験は問いません)
1.食品ロスの基礎知識を学べる
いま私たちに迫っている食品ロスは、利潤を求め続ける経済社会では当然の結果と言えます。このカラクリを知ることができれば、問題を乗り越えるアイデアも見えてくると期待しています。フードサルベージでは、「古い経済セオリーから脱却した、これからの時代の “良い廃棄”」を軸に、食品ロスを体系的に学べるカリキュラムを開発しました。食品ロスをイチから学ぶことで問題の理解を深めます。
2.食品ロスの知識を仕事に活かすフレームワークが手に入る
食品ロスに向き合い社会貢献を行いながら、自社の事業価値を創っていくには、フードサルベージの考えたフレームワークを使って挑戦できます。実務で活用できるフレームワークを、講座で学びながら手に入れることができます。
フードサルベージオリジナルのカリキュラムにて、食品ロスについての基礎知識と、仕事に活かせるフレームワークを学びます。座学だけではなく、グループワークや発表もしていただく対面型の講座です。
食品ロスの認知度は高いが、企業は解決の決め手に欠けている
SDGsは2015年に生まれ、日本には2017年ごろに入ってきました。その後押しもあり「食品ロス」は社会問題として一気に広がり、今では「食品ロス問題を知っている」と答えた人はおよそ8割※ を超えています。
※令和3年度 消費者の意識に関する調査 結果報告書(消費者庁)
しかし国民の8割もの人が知っている社会問題の割には、食品ロスの捉え方は未だ狭いものになっており、問題解決の決め手に欠けています。商品を作って売り続けることで稼ぎ続けなければならない企業。地球環境にやさしい食べ物を買いたいけど高価で買い続けられない消費者。経済社会とリアル社会のズレで「生きづらさ」さえも世の中に生まれています。
これまで当社では、「食品ロスに対して何をしてよいかわからない」という、食関連企業や行政の方の声を受けて、社内研修やコンテンツ制作を支援してきました。そのノウハウを活かし、世の中のアイデアやアクションが実態が伴っていない環境活動、いゆわる「グリーンウォッシュ」にならないように、企業の中で働く方たちに向けて「フードサルベージプロデューサー」の講座を用意しました。
3月8日(金)開催の創立8th記念イベントにて、講座の詳細を発表。食品ロスの展望について意見を交わすトークショーも。
サステナビリティを推進するレストランKIGI(東京都千代田区永田町)を会場に、フードサルベージ8周年を記念したイベント「フードサルベージ 8th anniv MEET UP EVENT」を開催します。
イベントでは、「フードサルベージプロデューサー認定講座」の発表をはじめ、「サルベージ・パーティってなに?」という初めての方にも、サルパの特徴をわかりやすくご紹介。食関連企業や、行政、NPOやNGO、学校関連など食品ロスに対する取り組みをされている方たちの交流の場にもしたいと思います。
ここをたのしんで!① 食べてみよう、サルベージ料理!
食材の意外な味付けや組み合わせなど、固定観念に捉われない使い方をおいしく体験。料理を担当するのは、サルパではお馴染み Foodsit Linkの高田大雅さん、KIGI料理長の前田真吾さんです。
ここをたのしんで!② 加瀬宏行さん × 下田屋毅さん × 平井巧 トークショー!
千葉のピーナッツブランド「Bocchi」を手がける株式会社セガワの加瀬宏行さん、「一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会」の下田屋毅さんをゲストにお迎えし、フードサルベージ平井巧といっしょに「これからの食品ロスへの向き合い方」についてたのしくお話しします。
ゲスト
ここをたのしんで!③ サルパに集まった食材データ、一挙にふりかえり!
サルベージ・パーティの活動は、家で持て余してしまう食材との出会いの10年間でした。イベントでは、これまでのサルパで集まった食材をふりかえります。地域ならではの食材から、全国どこでも集まりやすい食材など。約10年分のデータの結果をご覧ください。
ここをたのしんで!④ 当日アンケート「みんな、あの食材をどう使う?」
ひとりひとりのサルベージアイデア。同じ食材でも、人によって使い方はさまざま。サルパによく集まる「ある食材」をみんなはどう使うんだろう?を当日アンケート!みんなの頭の中を覗いてみましょう。
会場は、木々のぬくもり感じる「KIGI」
”食”を通して社会的課題を解決することをミッションに掲げ、持続可能なフードシステムを実現するための飲食店格付けプログラム「FOOD MADE GOOD」で日本初の三つ星を獲得。社員全員がサステナブルデザイナーとして、サステナビリティに関する学びを深め、何が実施できるのかを考え実践するレストラン。
開催概要
日時
2024年3月8日(金)19:30-22:00 開場19:00
場所
KIGI(東京都千代田区永田町2-10-2)
料金
5,000円(税込)お食事、ドリンク付
主催
一般社団法人フードサルベージ
協力
株式会社Innovation Design / 株式会社honshoku / 株式会社ビスポーク
今後の展望 ―「捨てる」を、「救う」に。―
フードサルベージは、すべての捨てられる食べ物を「良い廃棄」にすることで食品ロス問題解決に挑戦します。食べ物に敬意をもつ人たちと一緒に、自然を壊さずに資源や労働力を循環させる世の中をつくっていきます。
おかげさまで、「サルベージ・パーティ®️」をスタートして10年。2024年3月には、「フードサルベージ」が法人化して9年目を迎えます。ここからはもう一歩踏み込み、「もったいない」だけに閉じ込めてしまわない、食品ロス解決に向けたさまざまな展開をしていきます。
サルベージ・パーティ
「サルベージ・パーティ(サルパ)」は、”冷蔵庫に余った食材、おいしく変身!” がコンセプトの、クッキング型コンテンツです。食べごろギリギリの野菜、海外土産の調味料、買いすぎた加工品など、“もてあましている食材” を持ち寄り、みんなでおいしく変身させる。それが、食材を救い出す魔法「サルベージ・パーティ」です。これまでサルパは多くの自治体、企業、団体と協働し、全国各地で約300回以上開かれ、のべ5,000人以上の方に参加いただきました。
一般社団法人フードサルベージ
所在地 〒150-0045 東京都渋谷区神泉町8-1 鈴屋ビルB1階 basement cafe No,F
創業 2016年3月8日
代表者 共同代表理事 平井巧 / 長田敏希
WEB https://event.foodsalvage.or.jp/
事業内容
「フードサルベージプロデューサー」資格認定
「サルベージ・パーティ」の企画、開催、コンテンツ管理
「サルベージ・パーティ」を活用した企業・行政との連携
「食品ロス」関連の学校への出前授業、企業向け社内研修、講演、セミナー
食品ロス削減(CSR)と企業の事業価値向上(CSV)の実現に向けた支援
引用元:PR TIMES