日本ベネックス、DREAMプライベートリート投資法人保有の物流倉庫屋根を活用した太陽光発電所を開発しエレクトロルートジャパン株式会社へ電力・環境価値を供給
プレスリリース要約
再生可能エネルギーを活用したバーチャルPPAは差金決済型 *が一般的ですが、需要家にとっては環境価値の価格が変動するため時価評価が必要になる、また市場価格の変動リスクを受けるため費用の見通しが困難であるという課題がありました。本件では発電者たる当社と需要家の間にERJが入り、需要家とERJがバーチャルPPAを締結することで、需要家の課題であった環境価値を固定価格で取引するスキームとなっています。
自家消費の場合、物流倉庫の消費電力量に左右されるため、屋根全体に太陽光パネルの設置が出来ず、屋根の有効活用ができない事例が多くありますが、バーチャルPPAとすることで屋根全面への太陽光パネルの設置を実現し、再生可能エネルギー導入量の拡大に寄与しております。
BNXは今後も太陽光発電所の建設を通じて、再生可能エネルギーのさらなる普及に貢献してまいります。
*差金決済型:需要家と発電者間で事前合意した再生可能エネルギー固定価格(電力+環境価格)と市場での売却価格(電力)との差分に基づいて環境価値の差金決済を行うもの。
【会社概要】
株式会社日本ベネックス:
・本社所在地:長崎県諫早市津久葉町99-48
・事業内容:創業以来、65年の精密板金加工の実績をベースに、2012年より再生可能エネルギー事業に参入。物流施設の屋根等を活用する屋根借りメガソーラーを中心に、全国に合計約53MWの自社太陽光発電所を保有。太陽光発電所の建設を通じて、脱炭素社会の実現に貢献。
・代表取締役社長:小林 洋平
(株)日本ベネックス (japan-benex.co.jp)
ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社
・本社所在地:東京都千代田区平河町二丁目16番1号
・事業内容:国内・米国で不動産私募ファンド、私募リート、メザニンデッドファンドを運用。サステナビリティ経営の方針を掲げ、不動産運用の先駆者としてステークホルダーの一歩先のニーズに応え、地球環境の保全と経済・社会の持続的発展に貢献する。
・代表取締役社長:石綿 恒
DREAMプライベートリート投資法人:
・本社所在地:東京都千代田区平河町二丁目16番1号
・事業内容:物流施設及び商業施設を中核とするポートフォリオを構築している国内有数規模を誇る私募リート。サステナビリティ取組みを強化しており、脱炭素については「2030年までにGHG排出原単位を2016年比で30%削減、2050年までにネットゼロの達成」を掲げ、長期的な資産価値の向上を目指している。
・執行役員:石綿 恒
DREAMプライベートリート投資法人 (dream-dpr.com)
エレクトロルートジャパン株式会社:
・所在地:東京都千代田区丸の内三丁目2-2丸の内二重橋ビル2階
・事業内容:自社ITプラットフォームや市場を活用し、再生可能エネルギー関連サービス提供を実施 カーボンニュートラル社会の実現に向けて、欧州事業で獲得したノウハウを強みに日本におけるグリーントランスフォーメーション推進を目指す。
・日本法人代表取締役:イーモン オドノヒュー Eamonn O’Donoghue
引用元:PR TIMES