「ゼロカーボンシティ宣言」を表明=千葉県市原市

プレスリリース要約

市原市は新たな「市原市地球温暖化対策実行計画」を令和6年4月からスタートさせ、持続可能なまちを実現するために「市原市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。再生可能エネルギー利用促進や循環型社会形成などを推進し、市の主な取組として、サーキュラーエコノミーの市原モデルの創造や太陽光発電設備の導入など様々な取り組みを行います。さらに、市原市のウェブサイトで詳細情報を提供しています。

 カーボンニュートラルの実現と地域経済の持続的発展の両立を成し遂げるため、新たな「市原市地球温暖化対策実行計画(区域施策編・事務事業編)」が令和6年4月からスタートします。

 次世代に豊かな自然環境を継承し、持続可能なまちを実現するため、このたび、「市原市ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、更なる地球温暖化対策を進めていきます。

1 ゼロカーボンシティの実現に向けて

 これまで以上に再生可能エネルギー等の利用促進、徹底した省エネルギーの推進、循環型社会の形成など、市民・事業者・市が総力を挙げて地球温暖化対策に取り組んでいきます。

2 ゼロカーボンシティの実現に向けた市の主な取組

・サーキュラーエコノミーの市原モデルの創造

 多くの石油化学企業や石油精製企業が立地している市原市ならではの市民・事業者・市が一体となって取り組む、循環型経済モデルを創造します。

【モデル例】

 ポリスチレンケミカルリサイクル推進事業

 ポリスチレン樹脂(食品トレー等)を原料モノマー(単量体)に戻す新技術の活用による、「素材から製品、製品から素材へ」をコンセプトとした、国内初のポリスチレンケミカルリサイクルの推進事業を行っています。

・福増クリーンセンターごみ発電余剰電力の自己託送

 ごみ発電した電力を本庁舎等に託送するなど、市の事務事業で使用する電力のゼロカーボン化を推進します。

・PPA による避難所等への太陽光発電設備等の導入

 公共施設に太陽光発電設備及び蓄電池を導入し、平時の温室効果ガス排出抑制及び災害時の避難所施設、防災拠点等でのエネルギー確保を図ります。

・住宅用・事業者用設備等脱炭素化促進補助金

 住 宅:太陽光発電設備や EV の設備導入、窓の断熱改修などに係る費用を補助します。

 事業所:省エネ最適化診断に基づく設備改修等に係る費用を補助します。

・脱炭素化に向けた事業者間連携の促進

 千葉県全体のカーボンニュートラル推進に向けた動きと協調し、事業者間の連携に向けた支援を行います。

詳しくは市原市ウェブサイトをご覧ください。

 市原市ウェブサイト https://www.city.ichihara.chiba.jp/article?articleId=65c34f111a58b575fe2aeaa2

引用元:PR TIMES

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