バレンタインは母親も嬉しい!?息子が異性からバレンタインをもらったら「嫉妬」「悲しい」など複雑な心情も【母親200人アンケート】
プレスリリース要約
- 調査結果まとめ
・息子にバレンタインチョコ(チョコ以外も含む)をあげたことがある母親は約9割と多く、「もらえなかったら可哀そう」のコメントも
・息子にバレンタインをあげていた時期は最長で「小学生~社会人」と長い期間あげている傾向に
・息子が異性からのバレンタインを「もらっていない」が70人と意外にも多く、「あきらめの気持ち。別にモテなくていい」のコメントも
・息子がバレンタインで異性からチョコをもらうことを期待していない母親は4割以上おり、「学校で禁止されている」「お返しが面倒」のドライなコメントも
・息子がバレンタインの日にいつもと違う様子があったのは2割弱にとどまるが、「服装を気にして」「前日からもらえるか話していた」などわかりやすい反応が
- 息子にバレンタインチョコをあげたことがある母親は約9割!
バレンタインデーに息子にチョコもしくはプレゼントをあげたことがある母親は89.0%の結果になりました。
バレンタインデーには「本命チョコ」と「義理チョコ」が存在しますが、たとえ義理チョコでも1つも貰えなかったら可哀そうと言う気持ちや、少しでも喜んでほしいという気持ちが背景にあると考えられます。
また、父親だけに渡すのではなく息子にも、という自然な流れにもなっているのかもしれません。
実際のコメントをご紹介します。
- 実際のコメント
■あげたことがある母親のコメント
「街においしそうなチョコレートがたくさんになるので単純に買いたくなるのと、この時期しか高級チョコレートは買うこともないので自分も食べたいこと、本人はまだ気にしていなくても『もらわなかった』よりも『もらえた』ほうがいいかと思ったので」(40代 / 息子:小学生)
「バレンタインの日は女の子が大好きな男の子にチョコを渡す日という事でその日は、まず一番最初にママからという事で毎年欠かさず渡しております」(50代 / 息子:社会人)
「甘いものが好きなので。誰からももらえなかったらかわいそうだから」(40代 / 息子:高校生)
「バレンタインチョコをもらう相手がいないからです」(50代 / 息子:専門・大学生)
「イベントだから」「習慣だから」といったコメントが多く見られましたが、根本には「喜んでもらいたい」という気持ちが強くあると考察できます。
また、もらえないと可哀そうという親心もあり、多くの母親が息子にチョコやスイーツをプレゼントしているようです。
■あげたことがない母親のコメント
「親からあげる理由が見当たらないからです」(50代 / 息子:中学生)
「まだ1歳未満だったため、何をあげていいか悩んでいたらバレンタインが終わってしまいました」(30代 / 息子:小学生以下)
「私個人が、夫にも同僚にも誰にもあげる習慣がないから。バレンタインデーに限らず、欲しいと言うときには量を加減してチョコレートやお菓子を買っているから」(40代 / 息子:小学生)
「まだ幼くてバレンタインを知らないから、あえて教えていない」(30代 / 息子:小学生以下)
あげたことがない母親では、「息子がまだ小さいから」といったコメントが多くを占めていました。
また、「あげる理由がない」といったコメントもちらほら見られ、企業のバレンタイン戦略に乗せられないクールな人も一定数いることが改めてわかる結果となったのではないでしょうか。
- バレンタインをあげていたのは小学生までが最多!?
息子にいつからいつまでバレンタインをあげていたのかの最も多い回答は小学生までですが、これは、現在の息子の状況が影響していると考えられます。
【現在の息子の状況】
とは言え、みなさん結構長い期間あげているようで、これは毎年恒例のイベントとなっており、息子も楽しみにしていると考察できます。
また、一緒に暮らしていれば母親が父親にあげることが続き、その様子を見る息子にも用意するのは自然のことと言えるでしょう。
もしかしたらあげなくなるタイミングは結婚したり彼女と同棲などをするために家を出たときなのかもしれませんね。
- 異性からのバレンタインを「もらっていない」が70人と意外と多い!母親の心境は「少し寂しい気持ちになったが、令和の流れなのかと思った」
異性からいつからいつまでバレンタインをもらっていたのかも現在の息子の状況を考えれば当然小学生が多くなりましたが、「もらっていない」が71人と意外と多い結果になりました。
近年は若者の恋愛離れや婚姻率の低下が度々問題になっており、「草食系男子」「絶食男子」などの言葉もできましたが、女性にも変化があるのかもしれません。
実際、リクルートブライダル総研が2023年に行った調査では、交際経験のない人の割合は34.1%でこれは、調査実施以来の最高値となっているそうです。
調査では「恋愛するなら結婚のため」という価値観が広がっており、「恋愛は時間とお金の無駄である」と言う項目は増加傾向にある(※)ことから、バレンタインに対する考え方も変わってきていると考えられます。
では、母親の心情としてはどうなのでしょうか。実際のコメントをご覧いただきましょう。
※参考:リクルートブライダル総研「恋愛・結婚調査2023」https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/2023/1212_12811.html
- 実際のコメント
■異性からもらったことがある
※【】内はもらっていた時期
「【小学生~小学生】幼いころは親ぐるみでよく遊ぶ女の子からもらってたので気をつかってくれてありがとうという気持ちでしたが、小学生になってわたしの知らない子からもらうと、まずはお返しどうしよう!と思いました。なぜうちに…とも思いましたし、学校にもっていくのは禁止じゃあとも思いましたし、もててるのかなーとちょっと嬉しい気持ちもありました」(40代 / 息子:小学生)
「【小学生~高校生】息子が他の誰かに認めてもらえて良かったと安心した」(40代 / 息子:高校生)
「【高校生~高校生】息子がチョコレートをもらってうれしそうだったので私もうれしかった」(40代 / 専門・大学生)
「【中学生~中学生】嬉しくもあり、自分以外からももらっている事で悲しくもありという感情でした」(40代 / 息子:高校生)
「【小学生~小学生】お返しが面倒臭いなと言う気持ち」(30代 / 息子:小学生)
息子がバレンタインをもらったことがある母親は、「嬉しい」というコメントが多く見られました。
とは言え、中学生以降では「悲しくもあり」「複雑」「寂しい」といった声も見られました。実際、
「【小学生~高校生】どのような女の人に貰っているのか気になり嫉妬した」(30代 / 息子:高校生)
といったコメントもあり、ある程度の年齢になると息子が認めてもらえたという嬉しい反面、複雑な気持ちになるのかもしれません。
■異性からもらったことがない
「少し寂しい気持ちになったが、令和の流れなのかと思った」(30代 / 小学生以下)
「『誰もくれないのかな』と少しかわいそうに感じた」(50代 / 息子:中学生)
「もらったことが無いので可哀想だなぁ~人気ないなと感じている」(40代 / 息子:中学生)
「あきらめの気持ち。別にモテなくていい」(40代 / 息子:中学生)
「今は、学校にチョコレート持って行ってはいけないし、こんなもんかと思いました」(30代 / 息子:中学生)
「もらったことがない」と回答した母親では、もらってくるのを楽しみにしていたり、モテないことを残念に思っているようでした。
中には、
「女の子にもてるテクニックを教えようかと思いました」(40代 / 息子:中学生)
とコメントする母親もおり、異性から「モテてほしい」というのが親心なのかもしれません。
一昔前であれば、日本でバレンタインをもらうのは、ある種人気のバロメーター的な感覚が一般的でしたが、親世代と子世代でもすでに感覚の違いが出てきており、「もらったことがない」人がここまで多いと、バレンタインにチョコを渡すということに変化があるのではないかと推測されます。
■わからない
「もらっているかわからないが、もらえていれば嬉しいなぁと思う」(30代 / 息子:小学生)
「義理チョコをもらっているようだが、本命チョコをもらっているかは不明。もらえていないのはかわいそうだなと思う」(50代 / 息子:社会人)
「気の利く子ではないので、もらったらホワイトデーのお返しをしなければいけないので、もらった相手の方に失礼の無い様に一緒に買いに行こうと微かに毎年楽しみにしていたのですが、そのような形跡はなく・・母としては今年ももらえなかったのかとガックリ残念な気持ちです。もらってきたらもらってきたで複雑な気持ちになるんでしょうけどね」(50代 / 息子:社会人)
「まだ小学生なので、今もらっても価値がわからないだろうし、ちゃんと分かるようになってからでいいと思います。今は貰っても、お菓子を貰った!くらいにしか考えてないです」(40代 / 息子:小学生)
バレンタインをもらったことを母親に嬉しそうに報告する息子が多いようですが、中にはもらったかもらってないかがわからない場合もあるようです。
大人になればなるほどそういうことをあまり話さなくなる傾向にありますが、母親としては少し残念な気持ちになるのかもしれません。
- バレンタインで異性からチョコを貰うのを期待している母親は約3割「もらえるだけでもありがたい」
息子がバレンタインで異性からチョコをもらうことを期待している母親は30.0%という結果になりました。
「いいえ」と回答した母親は4割以上おり、近年は学校にチョコを持ち込むことができなくなっていることもあり、特に期待はしていないと見受けられました。
また、今回のアンケートでは息子がまだ小さい母親が多いということも関係していると考えられます。
- 実際のコメント
■期待している
「複雑ですが、モテないよりはモテる方が良いと感じるからです」(40代 / 息子:高校生)
「息子が周りからも好意をもってもらえてるんだなぁと感じるので…親バカでしょうか」(40代 / 息子:中学生)
「何個貰ってくるんだろうかとちょっとは気になりますし期待もしてしまいます」(40代 / 息子:小学生)
「バレンタインに1つもチョコレートをもらえないのは寂しいから」(60代以上 / 息子:社会人)
期待している母親では「モテてほしい」といったコメントが多く見られ、手塩をかけて育てた自分の息子に魅力があるということを誰かに認めてもらえることが嬉しいのかもしれません。
また、
「もらえるだけでもありがたい」(30代 / 息子:小学生以下)
といったコメントもあり、母親にとって息子がバレンタインにチョコをもらうことは特別なことであると考察できます。
■期待していない
「まず、学校にお菓子をもっていくのが禁止なので今どき持ってくる子はいないだろうと思っていたので。あと、最近は女子同士とか、以前よりも『女の子が好きな男の子にだけあげるもの』というイメージもなくなってきて、バレンタインだからといって特別なイベントだという感覚がほとんどなくなりました」(40代 / 息子:小学生)
「異性と仲良くない。女の子の話など聞いたこともない。だが同性から貰ってた・・・・」(40代 / 息子:高校生)
「貰っていたら、それはそれで寂しいので」(30代 / 息子:小学生)
「もらったらお返ししなければいけなくなるので面倒だから」(30代 / 息子:小学生)
期待していない母親では、「息子がまだ小さい」「学校で禁止されている」といったコメントが多く見られ、最初からもらえないものと思っているようでした。
また、「お返しが面倒」といったコメントもちらほら見られ、近年は食物アレルギーがある子供も多く、あげるものにも必要以上に気を遣う必要があることも背景にあるのではないでしょうか。
■わからない
「ある意味、人気のバロメーターのような感じもあり期待したいところではありましたが、お相手あってのことなのでクールに知らん顔していましたので」(50代 / 息子:社会人)
「昔ほどバレンタインというイベント自体が盛り上がっていないようだし学校内での受け渡しも禁止されていたから特に何も考えていなかった」(40代 / 息子:高校生)
「もらえればうれしいですがもらえなくてもガッカリすることもなくそれほどバレンタインを意識したことも期待したこともないからです」(40代 / 息子:中学生)
「お返しを悩みそうだし、昔と違ってアレルギーやら気にすること多いなと感じるから」(30代 / 息子:小学生)
わからないと回答した母親では、「息子が小さくまだわからない」といったコメントが多く見られ、異性からチョコをもらうということに実感が湧かないようでした。
- シャイな男性が多い!?バレンタインの日にいつもと違う様子があった息子は約2割
息子がバレンタインの日にいつもと違う様子があったのは19.5%と2割弱にとどまり、多くの息子は母親の前でいつもと変わらずに過ごしていたようです。
もらえるかもらえないかわからないということや、照れくささなどの恥ずかしさもあるのかもしれません。
また、小学生以下や低学年ではバレンタインが何かわかっていないということもあり、今回のアンケートではその年代の母親が多いためこうした結果になったと考えられます。
- 実際のコメント
■いつもと違う様子があった
「毎年ソワソワしていて服装も普段聞いてこないのにこの服変かなと聞いてきます」(40代 / 息子:小学生)
「前日から明日はバレンタインだ!と楽しそうに話してくれたから」(30代 / 息子:小学生)
「数日前からそわそわしたり、まだもらえてないのにお返しのことを相談してきたりします」(40代 / 息子:小学生)
「中学生になってからは前髪をひたすら整えて挑んでいます!」(40代 / 息子:中学生)
「本人も貰えないのを悟っているのか、バレンタイン数日くらい前から『まぁ、俺はチョコもらえないけどね』と、独り言のような嘆きのような言葉をよく言っていました」(40代 / 息子:小学生)
わかりやすいくらいに「ソワソワしている」というコメントが多く見られ、期待度はMAXのようです。
また、
「ヘアスタイルを気にしたりしてました」(50代 / 息子:社会人)
といったように、服装やヘアスタイルにもぬかりはないようです。
■いつもと違う様子はなかった
「バレンタインの日だからといって、態度に変化がなく、いつもと変わらないので、あまり女の子からもらいたいという気持ちがなさそうです」(30代 / 息子:小学生)
「私は努めて拘らないよう、気付かないふりをして過ごしましたので、注意深く観察していません」(50代 / 息子:社会人)
「モテるタイプでもなく今までバレンタインだからといってカッコつけたり意識しながら学校に行くようなことはなくバレンタインの話も特にしたことがありません」(40代 / 息子:中学生)
「本当はどうなのかわからないが、極めて普段通りにしている様子。期待はしていると思う」(50代 / 息子:社会人)
「まだ小さくわかっていない」というコメントが多く見られましたが、バレンタインを理解した年代でもいつもと変わらず振舞っていたようです。
とは言え、内心期待している息子も一定数いると考えられ、実際はどんな気持ちでバレンタインデーを過ごしたのか本人に聞いてみたいところですね。
- ほっこりやクスっとなるバレンタインのエピソードをご紹介
「家にまで持ってきてくれた子がいて、その子が「XXをお返しでちょうだいね」と言っていたことから、息子は「僕のことが好きってわけじゃないんだね」という世の中の真理を知ってしまった」(30代 / 息子:小学生)
「当日の朝、特に変わった様子はなく学校に行っていましたが、帰ってきてチョコを持って私のところに来て、お返しどうすればいいんだろうとすごく悩んでいました。息子がそういうところをちゃんと考えているんだなと、ちょっと嬉しく思いました。が、結局どうすればいいか分からず私がお返しを選ぶことになりました」(30代 / 息子:小学生)
「確か小学三年か四年生の時に初めて貰ったチョコにラブレターが添えてありました。その頃は幼かったのと本人もかなり嬉しかったのでしょう。ラブレターを見せてくれてチョコも一粒私にくれたので一緒に食べました」(50代 / 息子:社会人)
「もらったチョコは食べてから帰宅する。証拠を残さないタイプです」(40代 / 息子:高校生)
「学校から帰ってきた息子が、ニヤニヤして鼻歌を歌っているので理由を聞いてみると、好きな女の子からバレンタインの手作りチョコを貰ったと言ってよろこんでいたので、私も手作りでチョコレートを作り渡したらあまり喜んでくれなくて悔しかった」(30代 / 息子:中学生)
「モテない男同士でチョコをあげてました」(50代 / 息子:社会人)
「うちの息子はとてもオープンな性格のため、バレンタインは私に「今年こそ爪痕残す!」とシースルーマッシュの前髪を整えて登校します。毎回新規開拓は玉砕し下校してから夜に幼馴染みの子が自宅へ持ってきてくれるまでが恒例行事。今年こそは爪痕が残せるのでしょうか」(40代 / 息子:中学生)
「気になる女の子はいるみたいですが、今はゲームや趣味の世界が楽しいようです。でも本音を言えば同世代女子からのチョコをもらってみたいという希望はあるようで、ゲームの世界でチョコケーキ?のようなものを自分で作っていました」(40代 / 息子:小学生)
すべてを紹介できないのが残念なくらい個性豊かなエピソードが寄せられていました。時代の流れで昔ほどの盛り上がりがないことや女の子の意識の変化はありますが、なんだかんだ言っても、男の子にとってバレンタインは一大イベントであることには変わりはないのかもしれません。
- この記事について
▼本記事
バレンタインは母親も嬉しい!?息子が異性からバレンタインをもらったら「嫉妬」「悲しい」など複雑な心情も
https://kaji-navi.plan-b.co.jp/others/mothers-valentinesday
▼調査概要
アンケート内容;バレンタインに関するアンケート
調査方法:インターネット調査
対象:息子を持つ20代~60代以上の母親200人
実施期間:2024年1月30日~2月5日
■会社概要
株式会社 PLAN-B
大阪本社:大阪市西区新町 1-28-3 四ツ橋グランスクエア 6階
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引用元:PR TIMES