風光ハイブリッド発電を生み出した環境先進企業が、太陽光で動き、風車の回転数が癒やし効果をもたらすソーラーミニ風車「ミコノス」で東京インターナショナル ギフト・ショーに出展。
プレスリリース要約
■ 風力発電の風車を模した、回転数によって現代人に「癒やし」をもたらす商品
足立区内の優れた製品・技術を認定して、その素晴らしさを広く全国へPRすることを目指す「足立ブランド」。その認定企業である鳥海工業株式会社(以下、鳥海工業)が今回ギフト・ショーに出展するのが、「やさしくて柔らかい時間を作ってくれる、ソーラーミニ風車 “ミコノス”」です。
風力発電の風車の形をした「ミコノス」。
高さ45cmほど、実際の風力発電の風車を1/250サイズにスケールダウンしたミニ風車で、お部屋に置くと毎分18回転という、風力発電同様のゆったりとした回転数で回る風車を眺めることができます。さて、風車を眺めて一体何が起きるのか。
実はこれ、「癒やし」を目的とした商品なのです。
詳しい内容は知らないが、「1/fのゆらぎ」という言葉を聞いたことがある、という人は多いので無いでしょうか。風車には、人の心を和ませる「ゆらぎ回転」の効果があると言われています。
人が母親の胎内で体感する心臓の鼓動。つまり最も落ち着きを感じる原体験になっているこの刺激の回数が毎分50〜60回と言われており、ミコノスの回転もここに合わせました。
仕事の後など一日の終わりに自宅でくつろぎ明日への活力となる癒しを求めているとき、アスリートの方が試合直前に精神統一をはかりたいとき、職場でストレスを感じてそれをすぐに解消したいとき。ストレスの多い現代社会で、「気持ちを切り替える」ことの重要性が高まっていることは疑いようがありません。そんな皆さんに「ゆらぎによる癒やし」を簡単に届けたいという思いで開発されました。
「ミコノス」のブレードに練り込まれたトルマリン鉱石もマイナスイオンを放出すると言われており、癒やしの空間演出に一役買ってくれるかも。
ぜひ、「第97回東京インターナショナル ギフト・ショー」で実際に「ミコノス」のゆらぎを体験して、回転を見つめていくうちに心が落ち着く効果を実感していただきたいと思っています。
■ しかし動力は風力ではなく、太陽光
ただ、風車という見た目から良くこのような疑問を持たれる方がいらっしゃいます。
「風車に癒やしの効果が期待できることはわかった。でも自宅でもオフィスでも、室内に風など吹いていない。この風車はどうやって回転するのか」と。
安心してください。動かす際には風は必要ありません。
風力発電の風車の「見た目」をしており、実際に風車が回転して「癒やしのゆらぎ」を生み出すというだけで、実は「ミコノス」は太陽光発電で動く商品です。
下部に取り付けられた太陽電池が太陽光をしっかりと捉え、太陽光の届かない場所や夜間でも、電気スタンドなど自熱灯ランプで充分に利用が可能です。補助電源(乾電池)も付いているので、お部屋を真っ暗にして「癒やしのゆらぎ」を感じたい、という方もご利用いただけます。
と、この順番で説明するとわかっていただけると信じたいのですが、並び替えて「風力発電の風車の形をしているが、太陽光発電で動く、しかし商品自体は全く発電したり充電器としては使えないアイテム」と紹介すると急に皆さんを混乱に陥れてしまうのが、この商品の特徴でもあります。
■ ソーラーミニ風車「ミコノス」が生まれたきっかけ
そこで、なぜこのような商品が生まれたのか、を少し説明させてください。
「ミコノス」を開発・販売している鳥海工業は、元々照明器具に関わる仕事をしている企業です。LED照明やLED青色防犯灯などを開発・販売しています。
1976年の創業以来、順調に取引先を増やしてきましたが、転機となったのは1997年に京都で開催されたCOP3(いわゆる「京都会議」)で「京都議定書」が採択されたことです。
地球温暖化問題には、人類が皆で長期的な視野を持って取り組む必要がある。このまま利益追求だけを重視してCO2を無防備に排出してはいけない。企業は社会貢献のために存在しているのだ。
そう改めて実感した鳥海工業代表の小松健氏は、自身も製造する照明器具など電気製品の消費電力によるCO2の排出量をなんとか減らしたいと考え、様々なアイデア商品を開発します。
最初に力を入れたのが自然エネルギーを活用した「風光ハイブリッド発電システム」。
太陽光を利用した照明や風力を利用した照明は、クリーンエネルギーですが、各々に「無光・無風では発電できない」デメリットがある。
公共の空間で照明が天候によって付いたり消えたりするのでは困ってしまいますよね。
そこで、太陽光と風力、双方の発電システムを併設した「風光ハイブリッド発電」を開発、2001年にはグッドデザイン賞を受賞しました。
「風光ハイブリッド発電」には、ただ省エネになる、クリーンエネルギーであるというだけでなく、設置することで環境問題への意識を高めたり、設置自治体や企業が「環境問題に意識を向けている」というPR効果もあります。
ここに着目した自治体や公共交通機関から問い合わせが相次ぎ、地元・足立区のつくばエクスプレス線「六町」駅や区内小学校などをはじめ、現在は撤去されているが東京ビッグサイトの正面入口にも設置されるなど、大きな成功を収めました。
その後も従来の蛍光灯と発光原理の異なる画期的なLED照明「ECOLUX(エコルックス)」を開発してヒットを飛ばし、「ガイアの夜明け」でも紹介される、LED青色防犯灯の犯罪抑止効果に着目していち早く地域への導入を促進、警視総監賞を受賞するなど、一貫して環境問題の解決と自社が持つアイデアや開発力での社会貢献を追求、発展してきた鳥海工業。
ですが、原点となったのは、やはり風力と太陽光を組み合わせた「風光ハイブリッド」の発想です。
■ 持続可能な社会の実現に向けてアイデアと開発力で貢献する
もう一度、冒頭でご紹介した「ミコノス」の特徴を思い出してください。
太陽光発電で動く、風力発電の風車の形をした、癒やしアイテムです。
つまり、鳥海工業にとって「ミコノス」は、ただ「動力が太陽電池である」「風車の形をしている」「癒やしアイテムである」という特徴を超えた、企業のコンセプトを体現する商品なのです。
クリーンエネルギーは、組み合わせることができる。
そして、持続可能な社会の実現に貢献することができる。
SDGsには17の目標が定められており、その中には「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」という目標と共に「すべての人に健康と福祉を」という項目があります。
鳥海工業の原点である「風光ハイブリッド発電」という太陽光と風力の良いところを組み合わせ、さらにそこから生まれるゆらぎを現代社会のストレス解消に活用する。
そんな商品をぜひ、「第97回東京インターナショナル ギフト・ショー」で手にとってご覧いただきたいと思います。
鳥海工業は「第97回東京インターナショナル ギフト・ショー」内「SOZAI展」に「足立ブランド」として出展しております。どうぞお立ち寄りください。
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企業情報
鳥海工業株式会社
会社名:鳥海工業株式会社
住 所:東京都足立区南花畑2-8-19
電話番号:03-3850-3874
代表者:小松 健
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取材など掲載情報に関するお問い合わせは、「足立ブランド」の運営事務局でもある産業経済部産業振興課ものづくり振興係でも受け付けております。
産業経済部産業振興課ものづくり振興係
電話番号:03-3880-5869
ファクス:03-3880-5605
足立ブランド公式Webサイト
引用元:PR TIMES