世界最大規模の国際会議、グローバル難民フォーラムに日本代表としてRobo Co-opの金が出席。日本の難民支援の取り組みを世界へ発信

プレスリリース要約

Robo Co-opは、難民のデジタル支援に取り組み、難民が主導するデジタルインクルージョンに焦点を当てています。金は、グローバル難民フォーラムでRobo Co-opの取り組みについてプレゼンし、国際的な評価と連携の機会を得ました。2024年には国際的なイベントに出席予定であり、Robo Co-opの活動に対する支援を募集しています。組織の活動や支援についての詳細は公式サイトで確認できます。
フォーラム内のトークイベントに登壇した金は、Robo Co-opが取り組む難民の難民による難民のためのデジタルインクルージョンについて、実際に共に働くロヒンギャ難民とシリア難民のメンバーと共に約1時間のプレゼンテーションを行い、Robo Co-opが大切にしているるデジタルスキルによる支え合いに向けたコープの仕組みと、スケーラブルで柔軟な教育機会と就労機会を広げる「キャリアインパクトボンド×デジタルインパクトソーシング」を紹介しました。また、メイン会場のロビーにてRobo Co-opが取り組むデジタル人材としての包摂向けたエコシステムとイノベーションに関する紹介ビデオも展示、開催期間4日間で多くの方へRobo Co-opを知って頂く機会となりました。

Robo Co-opは難民が主導するデジタル支援という点で、日本が取り組む難民支援において特にイノベーティブな活動であると世界中の参加者から評価を頂き、様々な国際機関やNGO、企業、財団との今後の連携にも繋がるご縁にも恵まれました。

また、Robo Co-opは「難民による難民のデジタル包摂」に向けて、難民のコミュニティエンパワーメントを広めていくためのプレッジを提出しました。

・教育 – 10の民族グループからなる300人の難民を、10のNGOや学術機関と連携しリスキル・アップスキル!

・就労 – 10のテックパートナーや多数の企業と連携し、難民ワーカー100 ~ 200名の収入300万ドル分に繋がるインパクトソーシング案件を共創!

・経営 – 持続可能でスケーラブルなワーカーズコープ構築に向けて、100人のコミュニティリーダーを育成!

Robo Co-op’s Pledge for GRF 2023

https://roboco-op.org/news/info/20231207_2.html

  • 第二回グローバル難民フォーラム 概要

・開催期間:2023年12月13日~15日(11日より関連イベント)

・開催国:スイス(ジュネーブ)

・共同議長国:日本、フランス、コロンビア、ヨルダン、ウガンダ

・開催目的:1億1400万人を超えた難民の更なる受け入れや支援に向けた連携強化

・参加国:168国

  • フォーラムのトークセッション、ビデオ展示について

  • 2024年のRobo Co-opの国際的な活動予定

・2024年2月 アメリカ、LAのJapan Business AssociationのNext Generation Forumにて、日本から世界に挑戦する社会起業家としてKPMG Orange County Officeに招聘されプレゼン

<関連リンク:https://www.jba.org/event_report/next-generation/

・2024年2月 オーストラリアで開催されるUNHCR主催の難民支援に関する国際会議:CPRP(Consultation on Resettlement and Complementary Pathways)に出席予定

<関連リンク:https://www.refugeecouncil.org.au/consultations-on-resettlement-and-complementary-pathways/


2024年4月 国連発「世界を変革するデジタルソリューション」World Summit Awardの日本代表5社に選出、グローバル40社に残った場合パタゴニアで開催されるWSA Global Congress Patagonia, Chileに出席予定

<関連リンク:https://worldinyou.org/2023-world-summit-award-nominees-Japan/

・2024年5月 サウジアラビアで開催されるDigital Wellbeing Summitに世界の有識者50名として選出され出席予定

<関連リンク:https://sync.ithra.com/sync-summit

・2024年6月 スイスで開催されるUNHCR主催の難民支援に関する国際会議:CPRP(Consultation on Resettlement and Complementary Pathways)に出席予定

<関連リンク:https://www.unhcr.org/what-we-do/build-better-futures/long-term-solutions/resettlement/crcp

・2024年9月 タイやマレーシア、バングラデシュ等の難民キャンプ等を視察予定

Robo Co-opは、世界中の難民や日本のシングルマザーと共に、「コープ」による社会的連帯の中でデジタルのリスキルとIT案件の就労、そして当事者による民主的な経営を行う共同体です。5人1組のチームを作り、グループ学習でモチベーションを高め合い、現場で求められるチームワークを磨きながら就労機会に繋げています。

学びやすく活躍機会が広がりやすいRPAなどのデジタルスキルを採用し、互いに支え合う輪を広めていく新たなオンラインコミュニティを創出しています。多種多様なメンバーとともに、企業や自治体から受託した案件をベースに働き、受託先のDXを加速させながら、柔軟な働き方を通じてありのままに輝く社会を推進しています。

Robo Co-opは、就労機会の拡大に向けて「インパクト・ソーシング」を展開しています。「インパクト・ソーシング」とは、就業困難な人々を包摂する組織に、企業や自治体が業務委託することをいいます。このアプローチは、難民の背景をもつ人材を巻き込むベンダーに業務委託する「インパクト・ソーシング」であれば、直接雇用の「インパクト・ハイアリング」が抱える様々なハードルを乗り越えられる可能性があります。Robo Co-opは、増え続ける全世界の1億人以上の難民と不足するデジタルワーカーの需給ギャップを埋めることを目標としています。

  • Robo co-opでは、あらゆる形でのご支援を募集します

当法人では、難民、シングルマザーをはじめとする多様な人材の業務委託によるプロジェクト推進や、事業成長を通じた社会貢献に協力いただける企業を広く募集します。本取り組みにご関心のある方は、Robo Co-op([email protected])までお問い合わせください。

1.Robo Co-opへのアウトソース: ソフトウェアのテスト自動化やコミュニティマネジメントを活用したカスタマーサクセスをRobo Co-opにアウトソースすることで、難民やシングルマザーの背景を持つメンバーの就労機会に貢献できます。

2.Robo Co-opのメンバーによるリスキル: すでに難民やシングルマザーの背景を持つ人々を雇用している場合、Robo Co-opのメンバーにデジタル人材としてのリスキル研修を依頼できます。

3.私たちのストーリーの発信: Robo Co-opのメンバーは、難民やシングルマザーによる「デジタル・インクルージョン」を自分たちの手で広げようと努力しています。私たちのストーリーや取り組みを広めてくださるメディア・報道関係者の皆様のお力添えにも感謝します。

引用元:PR TIMES

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