【ライブ配信セミナー】究極のリチウム・硫黄電池=双極子構造×固体電解質 2月22日(木)開催 主催:(株)シーエムシー・リサーチ

プレスリリース要約

リチウムは万能の負極材であり、EV用電池のサプライ・チェーンに制約がある。硫黄は高い容量を持つが、低い出力電圧が欠点であり、リチウム・硫黄電池は500Wh/kgの比容量を目指す。Webinarでは究極のリチウム・硫黄電池(Z)=双極子構造(Y)×固体電解質(X)について提案される。セミナーの参加費は44,000円で、2024年2月22日に開催される。菅原秀一氏が講師を務め、主題はリチウム・硫黄電池の構造や固体電解質についての知識を得ることができる。セミナーはZoomを使用したライブ配信セミナーであり、参加者は録音や撮影をすることができない。また、関連書籍も販売されている。

 リチウム(メタル)が、万能の負極材であることは言うまでもない。高性能正極材のコバルト系とハイ・ニッケル系を否定はしないが、今後のEV拡大の世界を想定すると、遷移元素(レアメタル)のサプライ・チェーンは、EV用電池の最大のネックである。

 資源的に全く制約の無い硫黄は、その極めて高い容量1,675Ah/Kgが背景にあるが、低い出力電圧が最大の欠点である。またこれまでの多くの研究が、電解液系で行われたが、電解液への硫黄中間体の溶出が障害となっている。

 EVの航続距離Km(WLTC)は、600Kmが最低レベルであり、これは電池の比容量Wh/Kgのレベルに依存する。現行のNMC811三元系正極材と、炭素系負極材の電池は、300Wh/Kgがほぼ頭打ちである。一方でリチウム・硫黄電池では、500Wh/Kgのレベルも狙えるのではないか。

 以上の様な制約をクリアする事は、実用レベルで達成することは容易ではないが、本Webinerで提案する、「究極のリチウム・硫黄電池(Z)=双極子構造(Y)×固体電解質(X)」が一つの選択肢であろう。

 固体電解質の技術と情報は、最近はかなりレベルアップして、実用セルへの適用も見え始めて来た。ここでは硫化物系と酸化物系を比較検討したい。

 双極子(バイポール)セルは、意外と知られていないが、単極子のN層タンデムで、出力電圧がN倍になるメリットが活かせる。液絡防止など、セル構造の制約が課題ではあるが、固体電解質との組合せでは、意外と簡単な構造が可能である。

 かなり不確定要素はあるが、本Webinerでは、(X)と(Y)を解説した上で、究極の(Z)を考えてみたい。

  

  

1)セミナーテーマ及び開催日時 

テーマ:究極のリチウム・硫黄電池=双極子構造×固体電解質

開催日時:2024年2月22日(木)13:30~16:30

参 加 費:44,000円(税込) ※ 資料付

   * メルマガ登録者は 39,600円(税込)

   * アカデミック価格は 26,400円(税込)

講 師:菅原 秀一 氏  泉化研 代表

  

  

【セミナーで得られる知識】

 「知識ではなく、推理と推進のスキルを体験して頂きたい」

  

  

  

※本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。

★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

  

  

2)申し込み方法 

シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト

  https://cmcre.com/archives/119137/

からお申し込みください。

折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。

詳細はURLをご覧ください。

  

  

  

3)セミナープログラムの紹介 

1. リチウムイオン電池の構成と単極子vs.双極子

 単極子セル

 双極子セル

 電圧と電流

 液絡防止の構造

 過去の開発事例

  

2. 固体電解質の電気化学

 電解質の特性パラメーター

 硫化物系電解質

 酸化物系電解質

 電解質の温度係数

 正・負極とのイオン伝導パス

  

3. 負極の選択と特性

 炭素系負極材

 非炭素液負極材

 リチウムおよびリチウム合金系

 リチウムの特性と充電・放電

  

4. 正極の選択と特性

 汎用正極材とLFP系

 ハイニッケル系正極材

 NMC三元系正極材

 黄系正極材と特性

  

5. リチウム硫黄電池の開発事例

  

  

  

4)講師紹介

【講師経歴】

 1972 東北大学大学院 工学研究科 高分子化学専攻

 ~2000 呉羽化学工業(現 (株)クレハ)機能樹脂部・技術担当部長

 ~2005 三井物産(株) 本店 無機化学本部 PM ナノテク事業企画部門 PM この間、リチウムイオン電池関係の新規会社設立 FSほか

 ~2010 ENAX(株) 米澤研究所 先端技術室 PM

 この間、2006~2010 NEDO 系統連係蓄電システム 研究 PM 北陸電力(株)/ENAX(株) 共同研究所 PM/プロジェクト・マネージャー FS/フィジビリティースタダー

 

  

  

5)セミナー対象者や特典について 

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。

  

★ 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

  

  

【セミナー対象者】

 「特に限定は無いが、リチウムイオン電池のブレーク・スルーにチャレンジする方に、共に考えるチャンスを持ちたい」

  

  

☆詳細とお申し込みはこちらから↓

 https://cmcre.com/archives/119137/

  

  

6)ウェビナー(オンライン配信セミナー)のご案内 

〇バイオプラスチックの基礎と応用、開発・利用動向と開発事例

 開催日時:2024年2月6日(火)13:30~16:30

 https://cmcre.com/archives/117724/

 

〇外観検査の自動化技術と運用ノウハウ

 開催日時:2024年2月7日(水)13:00~17:00

 https://cmcre.com/archives/118783/

 

〇「e-fuel」はモビリティー脱炭素化の切り札となるか

~ 実用化に向けた最新開発動向、コスト見通し、ビジネスチャンス ~

 開催日時:2024年2月8日(木)13:30~16:30

 https://cmcre.com/archives/119005/

 

〇微生物によるカーボンリサイクル

 開催日時:2024年2月9日(金)13:30~16:30

 https://cmcre.com/archives/119634/

 

〇スマート農業とアグリテックの最新動向

 開催日時:2024年2月14日(水)13:30~16:30 

 https://cmcre.com/archives/118846/

※会場とライブ配信のウェビナー(オンライン)のハイブリッドを予定しております。

※最低催行人員ぎりぎりの場合はウェビナーのみになる可能性がございます。

 https://cmcre.com/archives/118859/

  

〇GFRP&CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発

 開催日時:2024年2月15日(木)10:30~16:30

 https://cmcre.com/archives/119788/

 

〇欧州における車載樹脂のリサイクル技術の動向

 開催日時:2024年2月15日(木)13:30~15:00

 https://cmcre.com/archives/117936/

 

〇メタマテリアル・メタサーフェスの基礎と応用

 開催日時:2024年2月19日(月)13:30~16:30

 https://cmcre.com/archives/118738/

  

  

  

  

☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓

 https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/

  

  

7)関連書籍のご案内

(1) リチウムイオン電池の安全性確保 ~ 関連する規制・規格と表示ルール 2023 ~

https://cmcre.com/archives/114978/

■ 発 行:2023年7月14日

■ 調査・執筆:菅原 秀一

■ 定 価:本体(冊子版) 90,000 円(税込 99,000 円)

              本体 + CD(PDF版) 110,000 円(税込 121,000 円)

           ★ メルマガ会員:定価の10%引き!

■ 体 裁:A4判・並製・343頁 カラー

■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ

ISBN 978-4-910581-42-2

☆ 詳細とご購入はこちらから↓

 https://cmcre.com/archives/114978/

(2) リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術2022(進歩編)

  https://cmcre.com/archives/102916/

■ 発 刊:2022年9月14日発行

■ 著 者:菅原 秀一

■ 定 価:本体価格 90,000 円(税込 99,000 円)

              本体 + CD セット   100,000 円(税込 110,000 円)

           ★ メルマガ会員:定価の10%引き!

■ 体 裁:A4判・並製・165頁 カラー

■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ

    ISBN 978-4-910581-27-9

☆ 詳細とご購入はこちらから↓

 https://cmcre.com/archives/102916/

(3)リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術2022(基礎編)

  https://cmcre.com/archives/102857/

■ 発 刊:2022年9月8日発行

■ 著 者:菅原 秀一

■ 定 価:本体価格 130,000円(税込 143,000円)

   本体 + CD セット   150,000円(税込 165,000円)

           ★ メルマガ会員:定価の10%引き!

■ 体 裁:A4判・並製・602頁 カラー

■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ

    ISBN 978-4-910581-26-2

☆ 詳細とご購入はこちらから↓

 https://cmcre.com/archives/102857/

(4)AI・MI・計算科学を活用した蓄電池研究開発動向

  https://cmcre.com/archives/81783/

■ 発  行:2021年6月28日

■ 監  修:森分 博紀

(非営利・一般財団法人 ファインセラミックスセンター (JFCC))

■ 定  価:本体(白黒)  90,000 円(税込 99,000 円)

       本体 + CD(カラー)  100,000 円(税込 110,000 円)

       ★ メルマガ会員:定価の10%引き!

■ 体  裁:A4判・並製・本文246頁

■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ

   ISBN 978-4-910581-05-7

☆ 詳細とご購入はこちらから↓

 https://cmcre.com/archives/81783/

(5)リチウムイオン電池&全固体電池製造技術

  https://cmcre.com/archives/48672/

■ 発 行:2019年6月30日

■ 監 修:向井 孝志

     ATTACCATO合同会社、産業技術総合研究所

■ 定 価:本体(白黒) 90,000 円(税込 99,000 円)

              本体 + CD(カラー) 100,000 円(税込 110,000 円)

           ★ メルマガ会員:定価の10%引き!

■ 体 裁:A4判・並製・本文244頁

■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ

 ISBN 978-4-904482-63-6

↓詳細とご購入はこちらから

https://cmcre.com/archives/48672/

(6)全固体電池の基礎理論と開発最前線

  http://cmcre.com/archives/34923/

■ 発 刊:2018年7月31日

■ 監 修:菅野了次(東京工業大学)

■ 定 価:本体(白黒) 90,000円 + 消費税

              本体 + CD(カラー) 100,000円 + 消費税

           ★ メルマガ会員:定価の10%引き!

■ 体 裁:A4判・並製・271頁

■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ

 ISBN 978-4-904482-51-3

↓詳細とご購入はこちらから

http://cmcre.com/archives/34923/

★電池関連書籍他多数発行!

 

☆発行書籍の一覧はこちらから↓

 https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/

  

                                        以上

引用元:PR TIMES

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